The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
居酒屋タクシー
最近、“居酒屋タクシー”が話題になっている。
深夜帰宅する高級官僚が利用するタクシー車内で、飲料などで“おもてなし”を受けていたということである。このサービスを受けたのがお役人であったために大問題となっている。不当な税金のキックバックになるからだ。
しかし、タクシー業者の側にとっては 生き残りをかけて必死の“サービス競争”の果てのものであって、いわば、身銭を切った顧客満足度向上対策だったのだ。したがって、業者側にとっては はなはだ迷惑な騒ぎだろう。
しかし、この“おもてなし”、防衛庁疑惑に比べていかにもミミッチィ話だ。だから返ってあらわにできたのかもしれない。しかし、世界には もっと 気になるというか、引っかかる話がある。
最近 米国民主党の大統領候補のクリントン氏が オバマ氏に敗北を認めたが、選挙費用で膨大な借金があるという。これを 副大統領に就任することで、取り返す作戦に出る、という。あたかも、米国の政権が利権の巣窟であるかのような話だ。
そう言えば、ブッシュ政権は 石油の利権を求めて、イラクに戦争を仕掛けたという噂だが、米国の政権も伝統的に利権まみれなのか。
中国やロシアの政権は それが前提だという。
最近、競泳の水着騒動もある。日本のメーカーの技術開発が拙劣だったように見えるが、本質は政治活動が拙劣だったのではないのか。恐らくは 日本メーカーが 英国のS社のような水着を開発すれば、それは規約に反する開発だということになったような気がする。
これは、スポーツの世界にも政治的活動はしっかり存在しているという 諸星氏の主張からも容易に推察できることだ。(一部報道に拠れば S社は この規約に抵触しそうな水着を3年前から開発しており、昨年秋 この開発水着が規約をクリアするような解釈が公示された、とのことできわめて胡散臭い。)
世界は この類の やり方で回っている。国連のグローバル・コンパクトはどうなっているのかという気がする。倫理性・向社会性などというものは、時代と共に基準は変化し、適用される場所・地域によっても考え方は変わる。CSRなどとお題目をとなえても、このように不正の臭いの絶え間がなく、それで利益を得ている者がいるのが現実だ。それでもバカ正直にやるか、どうするかは当事者がリスクを勘案してやらねばならない。“一体 どうすればいいのだ!”難しい時代である。
ついでに、冒頭の“居酒屋タクシー”に 話を戻すが、深夜帰宅する お役人の仕事の生産性というか その内容も問題だ。一般に日本のサラリーマンの生産性は低いと言われている。このお役人たちは、一体 深夜、税金でタクシー帰宅するに足る仕事をしていたのであろうか。どんな仕事で遅くなったのか。ここに事の本質が隠されているような気もする。
それに、このタクシー代は特別会計から出していたという。特別会計なら お役人の任意で使ってイイヤ!という意識が働いたのか。ならば 内容はミミッチィが言語道断ではある。

深夜帰宅する高級官僚が利用するタクシー車内で、飲料などで“おもてなし”を受けていたということである。このサービスを受けたのがお役人であったために大問題となっている。不当な税金のキックバックになるからだ。
しかし、タクシー業者の側にとっては 生き残りをかけて必死の“サービス競争”の果てのものであって、いわば、身銭を切った顧客満足度向上対策だったのだ。したがって、業者側にとっては はなはだ迷惑な騒ぎだろう。
しかし、この“おもてなし”、防衛庁疑惑に比べていかにもミミッチィ話だ。だから返ってあらわにできたのかもしれない。しかし、世界には もっと 気になるというか、引っかかる話がある。
最近 米国民主党の大統領候補のクリントン氏が オバマ氏に敗北を認めたが、選挙費用で膨大な借金があるという。これを 副大統領に就任することで、取り返す作戦に出る、という。あたかも、米国の政権が利権の巣窟であるかのような話だ。
そう言えば、ブッシュ政権は 石油の利権を求めて、イラクに戦争を仕掛けたという噂だが、米国の政権も伝統的に利権まみれなのか。
中国やロシアの政権は それが前提だという。
最近、競泳の水着騒動もある。日本のメーカーの技術開発が拙劣だったように見えるが、本質は政治活動が拙劣だったのではないのか。恐らくは 日本メーカーが 英国のS社のような水着を開発すれば、それは規約に反する開発だということになったような気がする。
これは、スポーツの世界にも政治的活動はしっかり存在しているという 諸星氏の主張からも容易に推察できることだ。(一部報道に拠れば S社は この規約に抵触しそうな水着を3年前から開発しており、昨年秋 この開発水着が規約をクリアするような解釈が公示された、とのことできわめて胡散臭い。)
世界は この類の やり方で回っている。国連のグローバル・コンパクトはどうなっているのかという気がする。倫理性・向社会性などというものは、時代と共に基準は変化し、適用される場所・地域によっても考え方は変わる。CSRなどとお題目をとなえても、このように不正の臭いの絶え間がなく、それで利益を得ている者がいるのが現実だ。それでもバカ正直にやるか、どうするかは当事者がリスクを勘案してやらねばならない。“一体 どうすればいいのだ!”難しい時代である。
ついでに、冒頭の“居酒屋タクシー”に 話を戻すが、深夜帰宅する お役人の仕事の生産性というか その内容も問題だ。一般に日本のサラリーマンの生産性は低いと言われている。このお役人たちは、一体 深夜、税金でタクシー帰宅するに足る仕事をしていたのであろうか。どんな仕事で遅くなったのか。ここに事の本質が隠されているような気もする。
それに、このタクシー代は特別会計から出していたという。特別会計なら お役人の任意で使ってイイヤ!という意識が働いたのか。ならば 内容はミミッチィが言語道断ではある。

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