かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

都会ってなんで歩くの速いんでしょうね。

2007-05-14 23:04:44 | Weblog
 今日はさわやかな初夏の気候で過ごしやすい一日でした。ただ、昨日あたりからくしゃみが頻発してどうもよくない塩梅です。どうやらこれは、花粉症らしいと思われます。暖かくなってからマスクは外しておりますし、イネ科雑草等の花粉にさらされている状態ですから、おかしくなってもさほど不思議ではない、と言えます。とは言え、今更またマスクして生活するのも暑くて大変ですし、症状は今のところ軽いですので、何とか通勤の往復くらいはマスクをすることにして、様子を見ようと思っています。してみるとこの間からの目のしょぼしょぼ感はやはり花粉症だったと見てよさそうです。あるいは光化学スモッグとの相乗効果でひどくなっているのかもしれませんが、主たる要因は花粉症と見て間違いないでしょう。スギ花粉はやり過ごすことができるようになったこの2年ですが、それ以外の花粉については、まだまだ身体の過剰反応が止まらないみたいです。

 さて、ネットニュースを見ておりましたら、午前8時半ごろ、JR東京駅で千葉県松戸市の36歳の会社員とみられる男性がホームから転落、折から入ってきた京浜東北線の電車にはねられ、死亡したのだそうです。ひょっとして知人ではなかろうか、と少々不安に駆られましたが、大丈夫だと信じたいと思います。これが我が田舎町の駅なら仮に転落してもそうそう事故になることはなかったと思うのですが、ひっきりなしに電車が走っている東京の大動脈だけに、不運にも事故に遭ってしまったのでしょう。
ところで、男性はホームを走っていて足を滑らせたんだそうですが、なぜこの男性はホームを走っていたのだろう? という疑問も首をもたげました。朝8時半と言えば多分京浜東北線のホームはまだまだ混雑していたんじゃないか、と思いますし、そんな走りにくいところで何を急いでいたのでしょう。遅刻でもしそうな状況だったのでしょうか?
 のんびりした田舎暮らしが身についている私は、東京に出張したときには周りの人たちがとにかく早く見えます。もともと大阪下町育ちなので幼少時はせかせかした感覚の方が当たり前だったのですが、学生の時の四国暮らしと今の山暮らしのせいで、すっかりそういう都会感覚が麻痺して、田舎時間が身体に染み付いてしまいました。そういう感覚からすると、あんなに便利で早く移動できるところで更に先を急ぐ感覚、と言うのが理解できなくなってしまいます。亡くなった方も全てが加速されるような都会時間の中で、焦りを募らせていたのかもしれません。
 あわてた末に命を落としていては、少々の時間の節約ではあまりに割が合いません。都会の生活の中でのんびりあわてないでゆっくり過ごす、そんな生活術が今望まれていたりするのではないか、とちょっと思いました。

コメント
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