立春の今日、眠たい春が早くも訪れそうな塩梅です。

　今日は立春、ということなのですが、窓の外はまた雪が積もっております。毎年、２回くらいは積雪を観測するのですが、それにしても今年はかなり頻繁で、積もる量も多いです。今年の冬は後何回くらいこんな日があるのでしょう？　なるべくならこの辺りで打ち止めにしてもらえると助かるのですが。

　さて、昨日ひどい状態になった風邪もしくは花粉症の対策に、かかりつけの耳鼻咽喉科で診てもらう事にしました。もともと、耳鼻科にしては珍しく、待合室に人気の無い医院なのですが、今日は更に輪をかけて人がおらず、私の治療前後ではたった２組しか患者がおりませんでした。花粉症のシーズン到来ならもう少しにぎやかになっているだろうと思うのですが、まだこの調子ですと花粉はさほど飛んでいないのかもしれません。医者も、私の症状を診察して、『そろそろ始まったかな？』などと申されておりましたし、もし花粉症なら、少なくとも私は、この医院で最速の発症患者になった、ということがいえるでしょう。こんなので１番になってもうれしくもなんともありませんが、とりあえず薬をもらって帰りました。
　それにしても、昨年はあれほど多量の花粉が舞ったにもかかわらず、さしたる症状も出ないまま、シーズンを乗り切ることができました。てっきり年をとって体質が変化したんじゃないか、と思っていたのですが、もし今患っているのが花粉症だとしたら、それははかない夢と消えた、ということになります。一体どうなっているんでしょう。こんなに早い段階で薬の厄介にならねばならぬとしたら、今年の春は本当に眠気との戦いに終始することになるかもしれません。

　中国産冷凍餃子の事件、にわかに袋の穴に注目が集まっていますが、新聞などを見る限り、なんとなくこれが、製造工場での『事故』ではなく、それ以降の『事件』であるかのように印象付けようとしている気がしないでもない雰囲気を感じます。首相が首相ですし、外交問題としてあちらに配慮した形で決着がうやむやになったりしないか、しばらく注目する必要がありそうです。