先週の月曜日に通勤途上の突然の腹痛に大変難儀を致しましたが、今日もまた同じようにお腹の具合が急に悪化し、大層辛い目を見ました。やはり先週同様一過性で後に引くことがなく、まるで原因不明なのが困ったものなのですが、何となく、そうではなかろうか、と思いついたことがあるので、しばらくはそれに気をつけて様子を見てみるつもりです。
さて、遺伝経路操作で寿命を5倍に伸ばす事が出来た、という生物の実験が公表されました。と言ってもそれは動物ではなく、C.エレガンスというミミズなどの仲間によるものです。透明な体をした、体長わずか1mm の生物ですが、このC.エレガンスは多細胞の実験用モデル生物として分子生物学の発展に多大な貢献をなし、多細胞生物としては初めて全ゲノム情報が明らかにされた生物学分野における輝ける生き物です。今回の実験も、このC.エレガンスが貢献した貴重な実験の一つとなりました。
以前、C.エレガンスによって生物の寿命が大きく伸びる可能性がある実験結果を伝える報道がありましたが、それは2倍程度の寿命延伸でした。今回は複数の遺伝子に起きる別々の変異が加齢のプロセスに作用する影響を調べたもので、それを明らかにするために、ゲノム配列が完全に解明されているC.エレガンスが使用されたのだそうです。
今後、同じ効果が動物レベルで得られるか、実験を進めるそうですが、もしマウスなどの哺乳類で実現できたなら、人間にもアンチエイジングで大きな成果が得られるかもしれません。正味5倍ならヒトなら400~500年くらいに相当するはずですが、さて実際にどうなるものやら。まあ500年はともかくとして、後100年位は生きて、その未来を見てみたいと思うのですが、C.エレガンスの成果をヒトに応用できるようになるまでには、私の残り寿命ではちと不足しそうな気がします。何とも残念ですが、とにかく研究の進展に期待したいと思います。
さて、遺伝経路操作で寿命を5倍に伸ばす事が出来た、という生物の実験が公表されました。と言ってもそれは動物ではなく、C.エレガンスというミミズなどの仲間によるものです。透明な体をした、体長わずか1mm の生物ですが、このC.エレガンスは多細胞の実験用モデル生物として分子生物学の発展に多大な貢献をなし、多細胞生物としては初めて全ゲノム情報が明らかにされた生物学分野における輝ける生き物です。今回の実験も、このC.エレガンスが貢献した貴重な実験の一つとなりました。
以前、C.エレガンスによって生物の寿命が大きく伸びる可能性がある実験結果を伝える報道がありましたが、それは2倍程度の寿命延伸でした。今回は複数の遺伝子に起きる別々の変異が加齢のプロセスに作用する影響を調べたもので、それを明らかにするために、ゲノム配列が完全に解明されているC.エレガンスが使用されたのだそうです。
今後、同じ効果が動物レベルで得られるか、実験を進めるそうですが、もしマウスなどの哺乳類で実現できたなら、人間にもアンチエイジングで大きな成果が得られるかもしれません。正味5倍ならヒトなら400~500年くらいに相当するはずですが、さて実際にどうなるものやら。まあ500年はともかくとして、後100年位は生きて、その未来を見てみたいと思うのですが、C.エレガンスの成果をヒトに応用できるようになるまでには、私の残り寿命ではちと不足しそうな気がします。何とも残念ですが、とにかく研究の進展に期待したいと思います。