今朝、床に置いていた掃除機に右足の小指を思い切り打ち付け、しばらくあまりの痛みに悶絶しておりました。更に一日、歩くたびに小指がうずいて力が入らず、変な歩き方になってしまいました。あとでよく見てみると、見事に血豆ができて痛々しい限りです。全く困ったことですが、どうもどういう訳か右足小指はぶつける機会が左より多い気がします。全体的に姿勢がゆがんでいるのか、右足だけ妙に外側に湾曲していたりするのか、理由は判りませんが、基本的にあまり足元に注意を払っていないのが一番の原因であるとは言えそうです。
さて、女性名がつけられたハリケーンは、男性名のハリケーンに比べ、死者数が3倍になるという研究が、アメリカの科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」で発表されました。アメリカでは、1970年代から、アルファベット順に男女の人名を用意し、ハリケーンができると男女名を交互に付けることにしています。性差に関する偏見を避けるために採用された方法だそうですが、今回、大西洋で発生する男性名のハリケーンと女性名のハリケーンの死者数を過去60年に遡って比較してみた結果、男性っぽい名前のハリケーンの時が15.15人だったのに対し、女性っぽい名前の時の死者は41.84人と算出されたとのことでした。しかもこの数字からは、死者・行方不明者数500名強に達した1957年の「オードリー」と、死者・行方不明者2500名以上の甚大な被害がまだ記憶に新しい2005年の「カトリーナ」は、結果にひずみが生じる可能性があるとして分析対象から排除されているとのことです。つまり、この2つを入れれば更に大きな差が開く、ということになるのでしょう。
その原因として、男性名のハリケーンは強力なものに感じられ、警戒を厳にしがちなのに対して、女性名の場合は何となく弱く感じられ、警戒が薄れるからではないか、という研究結果も提示されました。
科学者たちは、この結果からハリケーンの命名法を再度改定する必要が有ることが示唆されたとしているそうですが、この結果が正しいとすれば、ヒトの無意識層に刷り込まれた男女差の根強さは、少々の平等教育くらいではびくともしないということを示唆しているように感じられます。
それはともかく、なんでアメリカはハリケーンにいつまでも人の名前を付け続けているんでしょうね? 元々はハリケーンが女性のように予想困難だとの理由で女性名だけが付けられていたそうなのですが、その名前で警戒心が左右されるなら、常にそれを煽るように、中二病っぽい激しい名前を考えて命名していくほうがいいのではないでしょうか? いかに人々の警戒心を煽る名前を付けられるかがこれからの気象報道で重要になってくる、というのは、まるで天気予報まで広告代理店の範疇になりそうでなんだかバカバカしい話ですが、我が国のように番号にするとか、単純にアルファベットだけにするとか、そもそも煽られもしなければなめられもしない無味乾燥な命名法にした方がいいんじゃないかと思います。
さて、女性名がつけられたハリケーンは、男性名のハリケーンに比べ、死者数が3倍になるという研究が、アメリカの科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」で発表されました。アメリカでは、1970年代から、アルファベット順に男女の人名を用意し、ハリケーンができると男女名を交互に付けることにしています。性差に関する偏見を避けるために採用された方法だそうですが、今回、大西洋で発生する男性名のハリケーンと女性名のハリケーンの死者数を過去60年に遡って比較してみた結果、男性っぽい名前のハリケーンの時が15.15人だったのに対し、女性っぽい名前の時の死者は41.84人と算出されたとのことでした。しかもこの数字からは、死者・行方不明者数500名強に達した1957年の「オードリー」と、死者・行方不明者2500名以上の甚大な被害がまだ記憶に新しい2005年の「カトリーナ」は、結果にひずみが生じる可能性があるとして分析対象から排除されているとのことです。つまり、この2つを入れれば更に大きな差が開く、ということになるのでしょう。
その原因として、男性名のハリケーンは強力なものに感じられ、警戒を厳にしがちなのに対して、女性名の場合は何となく弱く感じられ、警戒が薄れるからではないか、という研究結果も提示されました。
科学者たちは、この結果からハリケーンの命名法を再度改定する必要が有ることが示唆されたとしているそうですが、この結果が正しいとすれば、ヒトの無意識層に刷り込まれた男女差の根強さは、少々の平等教育くらいではびくともしないということを示唆しているように感じられます。
それはともかく、なんでアメリカはハリケーンにいつまでも人の名前を付け続けているんでしょうね? 元々はハリケーンが女性のように予想困難だとの理由で女性名だけが付けられていたそうなのですが、その名前で警戒心が左右されるなら、常にそれを煽るように、中二病っぽい激しい名前を考えて命名していくほうがいいのではないでしょうか? いかに人々の警戒心を煽る名前を付けられるかがこれからの気象報道で重要になってくる、というのは、まるで天気予報まで広告代理店の範疇になりそうでなんだかバカバカしい話ですが、我が国のように番号にするとか、単純にアルファベットだけにするとか、そもそも煽られもしなければなめられもしない無味乾燥な命名法にした方がいいんじゃないかと思います。