かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

民主党は所詮民主党だとは思いましたが、この期に及んでまだ民主党しているとは情けない限りです。

2014-06-27 21:34:35 | Weblog
 昨日のお酒は悪酔いこそ逃れましたが、夜に何度もトイレに立たねばならない事態を招き、結局一日寝不足と相成りました。なかなか気持ちよく酔って翌日に何も問題を残さない、というわけにはいきません。取り敢えず明日は休みなので、それを支えに一日乗り切りましたが、もう眠くて眠くて今にもまぶたがふさがりそうです。

 さて、安部首相の主導で集団的自衛権に関する議論が活発化してきたという印象を受けるこの頃ですが、民主党では、安全保障総合調査会などを開催し、党としての意見をまとめられたとのことです。それによると、集団的自衛権行使に関しては、「蓋然性、切迫性が高いとは考えにくく、今後の検討課題」としてその是非についての判断を行わないことを決めたとのことでした。
 海江田代表は、「集団的自衛権の行使ありきではない」と強調したそうですが、結局はこの問題については党として何も決められないということを確認しただけのように感じさせられます。元々が集団的自衛権行使は必要と考えるヒトと絶対反対のヒトが入り交じっているキメラ構造のままの民主党でこのような外交上の重要課題を決められないのは当たり前の話ではありますが、仮にも一度は政権に付き、今も何とか野党第1党の地位を保持している政党が、こんな重要な国の政策課題に対してなんの見解も出せないでいる、というのは全く持って異常で不可解な事と言えます。ましてやこの問題は昨日今日出てきた話ではなく、はるか以前から遡上に上がっている話で、主要な政党は大体統一見解をまとめて公言しているんじゃないでしょうか? これならまだ旧社会党の方が旗幟鮮明で野党第1党としては十分に存在感があったと思えますが、昨今の退潮ぶりはまさにそれを自ら証明しているということになるのではなかろうか、と思います。
 でも、野党第1党がこの体たらくですし、反対する側も古色蒼然とした観念論を振り回すだけにしか感じない状況では、議論を深めようにも深まらないのではないでしょうか? もっと国民のためになる、国民のことを考える、そのために政府に対し是々非々で議論をなし得る、そんな野党はできないものでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする