かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

NHK受信料は合憲か否か、その判定がこの10月にも下されるのだそうです。

2017-07-14 21:44:23 | Weblog
 今朝の最低気温は24.7℃、最高気温は30.1℃でした。今日は朝のうちは晴れ間もありましたが、すぐ曇りがちとなり、時折小雨がぱらつく、梅雨らしい一日となりました。ただ、私は仕事で午前中五條市まで出かけ、外での作業だったので、折から降ってきた本格的な雨にすっかりずぶ濡れになってしまいましたが。全く、たかだか20キロ程度離れただけで天気が違い過ぎです。

 さて、何かと話題になって物議をかもしている「NHK受信料」。先日もネットで徴収したいというNHK側の見解に高市総務大臣が異論を挟むなどしたばかりですが、この10月に、テレビを持ちながら受信契約をしないで受信料を払わない事例に対する最高裁の判断が下されるとの話がありました。10月25日に当事者双方の意見を聞くとのことで、その後に判断が出されるということなのでしょう。その内容は、NHKに訴えられた男性の主張する、「契約義務は憲法が保障する財産権などを侵害しており違憲」との意見が妥当かどうかで、一、二審では、「公共の福祉に適合している」として合憲と判断されているものです。まあどんな答えが出るにせよ、明瞭な判断がこれで決まるのですから、それなりに意味のあることではあろうと思います。
 ただ、仮にこれで合憲の判断が出たとしても、それで全て問題は解決、というわけではなかろう、とも思います。相次ぐ不祥事や異様とも感じられる職員の高給ぶり、どこまで事実かは判じかねますが、以前から根強く言われる「偏向報道」など、NHKを巡る国民の不満や不審は枚挙に暇がなく、受信料云々とは別に、何らかの形でそれらの疑問・疑念に誠心誠意答えていかないとならないだろうと思われます。裁判には勝ったが国民的な運動に押されて業態縮小や国営放送化、なんて言う未来がやってこないとは限らないわけです。ネット受信料などの火種もあり、対日本国民という激動の時代がこれで幕を開ける事になるのかも知れません。
 まあ先のことはまた先々で考えるとして、ともかくは受信料の憲法判断ですね。結果は国民感情云々抜きに、単に合憲か否かを判断するだけなのですから、個人的に被告男性の勝ち目は薄かろうと感じてたりするのですが、まずは楽しみにその結果を待つといたしましょう。その頃には随分過ごしやすくなっていることでしょうし、そういう意味でも待ち遠しい日になるかもしれませんね。

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