かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

沢田研二がデビューして50年、姿形は激変しても、その美声には衰えがないというのはスゴイ話です。

2017-07-21 20:20:38 | Weblog
 今朝の最低気温は26℃、最高気温は34.3℃でした。相変わらず安定した真夏日です。あまりの暑さに昼間はぐったりですが、まだ風があって空気が動く分マシかも知れません。明日は昼から大気が不安定になり、ところによりにわか雨や雷雨になるそうです。明日は午前中仕事で出かけるのですが、もし降るというのなら、雨になる前に帰宅したいものです。

 さて、歌手の沢田研二が、この16日からデビュー50周年記念ライブツアーを始めたそうな。来年1月まで、全国64ヶ所を順繰りに回って歌い続けるというのも驚きですが、16日の東京公演では50曲を熱唱といいますから、御年69歳とは思えない精力的な活動ぶりです。残念ながら、姿形は往年の匂い立つような美丈夫ぶりからは全く見る影もなく年老い、太ましくたるんでしまいましたが、その声は全く衰えを見せなかったそうです。
 容姿については、1991年の映画「妖怪ハンター」の時、「これはジュリーではない」と私などは思ってしまったほど既に衰えていたようにその当時は感じてましたが、改めてyoutubeでその映像を見てみると、案外記憶にこびりついている70年台のその姿と左程変わらないように見えました。また、9年前のライブ映像もあったので幾つか見てみましたら、太っている上、年相応にあちこち緩んでましたが、案外にかつての面影が強く残っていて、上手に年を取ったようにも感じました。しかもその声は、目をつぶって聞いていると昔の記憶と綺麗に重なり、年老いているようには感じませんでした。おそらく今年のライブでも、その姿を見ないように目をつぶって耳をすませば、往年の姿を明瞭に脳裏へ描き出せるくらいの声は出ていたのでしょう。
 昔々、ご老体の藤山一郎が、その声だけはやたらと若々しかったことに驚いたことがありましたが、こういう例を見ていますと、往年の歌手の実力というのはやはり大したものだと思わずにはいられません。きっと天賦の才に加えて、凄まじいいトレーニングを重ねてきたのでしょうね。
 まあ比べるべくもありませんが、私も馬齢を重ねつつもまだカラオケで楽しむことが出来るくらいには声が出ているようです。最近は、いつ声が出なくなるだろうかなどと思いながら歌うことも多くなってきていますが、幸い、まだそれなりには高い音も出るようですし、自分で楽しむ分には当面問題なさそうです。ただ、流石にもう徹夜で歌うとかはできなくなっていますし、連続で何曲も歌うのも喉がしんどくて無理があります。ヒトカラとか行ってみたいとは思いますが、休み休みでないと息切れもしますし、なんかもったいない気もします。
 後白河法皇みたいに「今様」が好きすぎて喉を三度も潰す、なんて境地には中々至りませんね。

コメント
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