かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

194キロの暴走が危険かどうかを問う裁判が、ようやく始められるようです。

2022-12-20 20:45:55 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温はー0.3℃、昼の最高気温は10℃、五條市の今朝の最低気温は−2.3℃、昼の最高気温は8.1℃でした。今朝もまた格別に寒い朝になりましたが、日中は好天気になり、そこそこ過ごしやすいくらいには気温が上がりました。もっともまだ北向きの陰には昨日の雪が残っていたりして、空気にどことなくひんやりしたものを感じます。しかしこの好天気は今日だけで、明日は早くも天気は下り坂で夜までには雨が降ってくるようです。雨のあとはまたぐっと冷え込んでくるそうなので、しばらくは寒い冬を過ごすことになるのでしょう。年末年始は厳しい寒さの中の年明けになるんでしょうか?

 さて、大分市の194キロ暴走死亡事故、地検が過失運転致死罪から危険運転致死罪に訴因変更を地裁に申し出ていましたが、大分地裁が今日付けでその変更を認めました。これで正式に、この暴走行為が危険運転になるかが法的に問われることになります。普通に考えれば当然危険運転以外の何物でもない行為で今更その事を争うこと自体バカバカしい限りに思えるのですが、そこが法律のややこしくわけのわからないところで、まだようやくスタートラインに着いたばかり。判決がどう転ぶかは全然わからないというか、そもそも地検が立件を一度は諦めたくらいハードルが高い裁判になるようです。悪法も法なりということでしょうが、裁判所にはここまでに至った社会の人々の意識を少しでも尊重して審理を進めて欲しいものです。
 それにしても、なぜに死刑か否かを問うような重苦しくトラウマになりかねないような重大事件ばかり裁判員でやらせるんでしょう? 法家が一般社会人の感覚に習いたいというのなら、そんな重大事件ではなく、こういった裁判でこそ裁判員裁判制度を取り入れて、一般常識を汲み取るべきでしょう。あれでは、自分たちの世界に素人を入れたくないから嫌がらせしているようにしか見えないではないですか。裁判員制度も随分と立ちますが、そろそろ中身を考え直して観るべきではないでしょうか?

 
コメント
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