今朝の奈良市の最低気温は7.8℃、昼の最高気温は12℃、五條市の今朝の最低気温は7.8℃、昼の最高気温は10℃でした。昨日の雨は夜のうちに止んだようですが、朝は少し濃い目の霧が出ていました。直線で車の走行距離から推定すると視程約1キロといったところでしょうか。ただ、平野部の薄い部分でそれくらいで、山沿いの濃い部分ではもう少し視界が悪くなっていたでしょう。霧が出たなら天気は良くなるのかと思いましたが結局そういうことはなく、一日ずっと曇り空で、時々雨がパラパラと降っていました。明日明後日も雨ですから、しばらくはぐずついた天気が続きます。
さて、今日の11時10分頃、阪神高速湾岸線の下り車線、神戸市東灘区の「深江浜IC」付近で交通事故が発生。渋滞中の車列に大型トラックが突っ込み、追い越し車線で渋滞のため停車していた軽乗用車に大型トラックが突っ込み、軽自動車はそのすぐ前のタンクローリーとの間に挟まれて一瞬で車体がわずか長さ数十センチに圧縮、乗っていた70代の男女二人が亡くなったとのことでした。事故の原因は、大型トラックの49歳の運転手が、「車内で荷物が落ちてよそ見をした」と供述しています。驚くのは軽自動車がまるで大型プレス機にかけたみたいにきれいに前後から圧縮されて塊になってしまっているところでした。大型トラックは供述通りならよそ見していて渋滞列に減速せずに突っ込んだと見られますが、軽自動車だとかくも簡単に押しつぶされてしまうのですね。もっとも、これが普通乗用車だったとしても結果はさほど違わなかったかもしれませんが、交通事故の怖さ、大型車の恐ろしさが一目瞭然の事故現場でした。私もそれなりに高速は走りますが、こういう事故を観てしまうとちょっと走るのを躊躇してしまいそうです。普段走るところは田舎なので渋滞はあまりお目にかかる事はありませんが、終点の降り口では時間帯によっては500mから1キロ位の渋滞が発生し、時折捕まることがあります。もちろん大型車両も通行しますから、そんなのが後ろから突っ込んできたら逃げようがないわけで、しばらくは渋滞に捕まったら後ろからトラックやダンプが突っ込んできやしないか、この事故を思い出して冷や汗をかく日もあるかもしれません。自分は安全に注意しようと改めて思いましたが、それだけでは安全確保とは行かないのが恐ろしいです。