今朝の奈良市の最低気温は0.1℃、昼の最高気温は6.7℃、五條市の朝の最低気温はー0.4℃、昼の最高気温は4.7℃でした。昨夜から今朝にかけて雪になるかもしれないと聞いて今朝はそれなりに警戒していたのですが、明けてみればカーポートの屋根や周辺の樹が薄っすらと白くなっているくらいで、道路はもちろん大丈夫でしたし、橋なども特に危なげなく通ることができました。その後は曇りで時折思い出したように雪がちらつく寒々しい天気でしたが、そのまま夕方まで変化ないのかと思っておりましたら、14時過ぎからまたも降り始めた雪が案に相違してどんどん強くなっていき、16時ころには職場の駐車場が白くなり始め、17時には停めてあった車がすっかり雪に包まれてしまい、フロントガラスも数センチ積もった雪を落とさないと全く前が見えない状態でした。雪が小ぶりになってきたタイミングで帰宅しましたが、もしこのまま明日朝まで断続的にでも降り続けるようなら、明日の出勤は相当気合を入れて行くか、もう最初から諦めるか、出発前に決断を要しそうです。
さて、カナダ・トロントのピアソン国際空港で17日にあったデルタ航空機着陸失敗横転事故、当時は雪で強風が吹き荒れるあいにくのコンディションだったようですが、両主翼がもげ、機体が完全に裏返って背面での胴体着陸という前代未聞の大事故だったにも関わらず、乗員乗客80名余で死者0、けが人18人という奇跡的な被害の少ない事故になりました。ちょうど着陸時の動画が撮影されてネットにもアップされていたので観てみましたが、順調に着陸態勢にあった旅客機が、着地の瞬間ちょっと右側の着陸脚が沈んだかな? と思うや右主翼先端付近で滑走路上の雪でも削ったのか白い雪煙状の白煙を上げ、続いて一瞬赤い火炎が爆発的に広がり、瞬く間に根本から主翼が折れて胴体が反転、炎が消え背面のまままっすぐ進んで停止、という有様でした。死者なしとのことで火が出なかったのかと思ったのですが、実際には着陸直後に火を吹いていますから、それでも乗客全員生還というのは本当に奇跡だとしか思えません。幸い乗員乗客が無事ですし、ブラック・ボックスも回収されたとの報道があり、更に事故の瞬間を捉えた貴重な映像もあるので、事故原因についてはこれから調査が行われることでしょうが、比較的早期に原因が解明されるのではないかと期待されます。できれば調査結果についても報道して欲しいものです。
しかし航空機事故、大小様々に続きますね。どこかで歯止めがかかって欲しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます