今朝の奈良市の最低気温は.3.5℃、昼の最高気温は13.6℃、五條市の今朝の最低気温はー0.4℃、最高気温は12.4℃でした。今日は朝から1日穏やかに晴れて、日中は心地よい日差しが届いていました。午後になるにつれ雲が増えてきましたが、完全に日差しが閉ざされることはほぼ無く、冬晴れの良い天気だったと思います。ところが日が落ちた途端しぶくような小雨がぱらつきだし、車で走り出すや雨脚が強くなってワイパーを標準速で動かさないと視界が遮られる程に降ってきました。雨は明後日金曜日に降るという予報に気を取られていたためか、今日降ってくるとは全くの想定外でした。明日は曇り時々晴、降水確率終日10%と出ていますが、この分だとまた一雨あっても不思議ではなさそうです。
さて、アフリカ中部の国コンゴ民主共和国で、現在原因不明の病気が流行、少なくとも416人が発症し31人が死亡する事態になっています。症状は、頭痛、咳、発熱、息苦しさ、体の痛み、貧血などが現れ、患者及び亡くなった人は大半が14歳未満の子どもだとのこと。もともと子どもたちは栄養不良気味で予防接種も受けられず、様々な病気に罹りやすい状況にはありますが、今のところ原因がはっきりしませんでした。それがこの程、この病気の原因の一部はマラリアの可能性があると、世界保健機関(WHO)が発表しました。現地の情報は未だ錯綜していてはっきりしたことがつかみにくい状況のようですが、少なくとも12人の患者から採取したサンプルを検査したところ、うち10検体からマラリアの陽性反応が出たとのことです。
ただ、マラリアは疾患の1部で複数疾患による被害である可能性もありえるため、WHOもチームを派遣して原因究明に力を尽くすそうです。
致死率の高い未知の病気とは、最近では新型コロナ、少し前だとエイズとかで騒ぎになりましたが、高病原性鳥インフルエンザとか色々まだ顕在化していない強敵候補が多くあります。結核のように、かつて克服したはずの病気が薬剤耐性を発達させてまたも人類に挑戦してくる事態になっている場合もあり、菌やウイルスとの戦いは、まだまだこれからも熾烈を極めていくことになるのでしょう。人類が勝利するには引き続き科学の発展と研究者の充実が欠かせ無いはずですが、かつてのように我が国はそれに貢献しうるのか、随分と研究現場が心もとない状況になっているんじゃないかと思わざるを得ない昨今です。
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