かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

船体自体はあまり流されること無く沈んでいるようですが、果たして引き揚げできるのかどうか。

2022-04-29 21:07:02 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は16.5℃、昼間の最高気温は20.4℃ただし8時44分の記録、五條市の今朝の最低気温は14℃、昼間の最高気温は20℃ただし9時4分の記録、でした。今日は朝のうちはまだ薄日も差していましたが、10時過ぎには雨が降り出し、一時かなり強く降りました。その後は日が落ちる頃までひたすら降り続けて、暗くなってからはパラパラとした小雨に変わり、今は止んでいるようです。そして、雨が止むと共に急激に気温が下がってきて、明日朝は10℃を下回るかもしれません。GW前半の初日はこんな生憎の天気でしたが、明日は晴れ、明後日はまた雨と目まぐるしく変わる予報です。安定した天気になるのはGW後半からのようです。

 さて、知床岬での観光船遭難事故で、沈んだ船が現場海域から発見されたと報じられました。沈みつつあると連絡があった地点のすぐ近くで、水深120mに沈んでいるとのことです。時化る海域に120mもの深海では、船内捜索も船体引き揚げも大変な困難が予想されますが、それらに必要とされる費用の問題も大きいようです。ざっと数億円をくだらないと予測される引き揚げ費用は、基本船の運行会社が負担するのがルールとのことですが、ただでさえ大勢の犠牲者への慰謝料の負担がのしかかることが確実な状況で、とてもそんな費用がこの会社に負担できるとも思えません。沈んだ船内には逃げ遅れた乗客が残されている可能性もあり、また沈んだ原因を特定するためにも、船内捜索や船体引き揚げは必要なはずですが、会社に負担能力が無いとなると後は国に頼るよりありません。今回の事故は、この杜撰な会社や実際に操船していた船長の責任が大きいのは当然として、個人的には観光船の安全性について無頓着に野放し状態にしていた国交省の不作為によるところもまた大きいと思いますので国が一定程度負担してもいいんじゃないかと考えますが、なにはともあれ、まずは何らかの方法で船内を捜索して取り残されたヒトがいないかどうかの確認だけでも早急にできないものかと思います。
 しかし、FRPってそれなりに軽いものだと思っていましたが、水に浮くほどではなかったのですね。穴が空いても浮力を保つような構造にでもなっていればよかったのに、と今更ながら思います。

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