かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

24階建ての高層ビルが松明のごとく燃え盛るのは、見てるだけで怖気が震えます。

2017-06-14 20:48:16 | Weblog
 今朝の最低気温は13.8℃、最高気温は27.3℃でした。じわじわと気温が上がってきましたが、まだこの時期としては低めだと思います。この傾向、この辺だけのことなのか、それとも全国的なものなのか、ちょっと気になりますね。
 さて、昨日の歯痛、今朝になって少しマシになりました。相変わらず冷たい水は結構強くしみますが、昨日はぬるめの白湯でも激痛が走ったのに、今日は湯では痛みが無く、食事でも多少気をつけましたが、普通に噛むことができました。このまま沈静化するなら歯医者には行かずに済むことでしょう。とりあえずは様子見ですね。
 
 ところでイギリス・ロンドンの高層マンション「グレフェルタワー」の火災、さすがにもう鎮火したでしょうか。映像を見る限りでは下から上まで完全に火が回っていて、地上からの放水が文字通り焼け石に水の状態に見えて、とても消えそうには見えませんでした。建物内部が結構複雑な作りをしているそうで、消火が難航しているのだとも聞きますし、手を付けられない状態に近いのかも知れません。
 1974年に建てられた24階建て、120−130戸、400−600人程度が居住するマンションで、午前1時頃出火とは、皆が寝静まった時を狙ったような火事でした。出火原因はまだ不明ですが、救急当局がツイッターで2階から最上階まで火に包まれたと報告している一方で、報道では、4階で冷蔵庫が爆発して火事になった、という話もあり、一方で出火したのは10階だという話もあり、いまだ現場は混乱が続いている模様です。

 高層ビルの火災は、下から燃えると逃げ場が無くなるのが何より怖いです。火に追われて飛び降りるヒトも多数出ていると聞きますが、個人的に高いところは苦手ですし、そんな窮地には絶対に追い込まれたくないというか、話に聞くだけでも夢に見そうです。もう50年近く前の建物ですし、消火設備などもひょっとしたらあまりしっかりしてなかったのかも知れません。流石に我が国の方は、1982年のホテルニュージャパンの火災以来様々な対策が取られていることでしょうからまだ安心ですが、しばらくは高いビルには登リたくなくなりそうです。


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突然奥歯に強い痛みが発し、何年ぶりかで歯医者に行かねばならないか、と逡巡しています。

2017-06-13 20:23:36 | Weblog
 今朝の最低気温は12.2℃、最高気温は25.5℃でした。朝は昨日より更に下がって、しっかり途中から毛布をかぶって寝ました。8日前の5日に11.9℃を記録して以来少し気温が上向いてきたかな? と思っていましたが、とんだ勘違いだったようです。5日と同じく、五條市では最低気温9.3℃と10℃を割り込みましたし、本当に夏が来るのか? と疑わしくなるような6月半ばです。

 さて、昨日から急に右下の奥歯が痛くなってきました。特に何もしていない時はごく軽くうずくような違和感があるくらいなのですが、食べ物はもちろん、水やお湯が当たると激痛一歩手前くらいの疼痛が襲ってきます。歯磨きでもそうですし、一体何事か、と驚きました。鏡で見ても虫歯っぽいものは確認できませんでしたし、子供の頃虫歯で削ってかぶせた銀冠がおかしくなったのか、とにかく昨夜はどうしようもないので一晩様子を見て、とそのまま寝ましたが、結局今日一日変わらず、痛いままです。これはいよいよ歯医者に行かねばならないか、と思った次第ですが、残念ながら長らく懇意にしていた歯科医が廃業してしまい、新たにかかりつけの歯科医を見つけなければなりません。色々人づてに聞いたりして探していますが、四六時中ズキズキ痛むならともかく、そうでないがためにどうしても後回しになりがちで、とりあえず今日一日で大体絞り込み、明日予約の連絡を入れて行けるところで行こう、とのんびりしたことを考えています。それにしても、歯痛なんて何年ぶりでしょうか。時々軽くしみるように痛むことは過去ありましたが、2,3日もすれば痛みも無くなりましたし、歯痛で歯医者に行く、なんてことは、本当にここ何年もありませんでした。この間行ったのも前歯の差し歯が外れて付け直してもらいに行っただけですし、久々に行くとなるとちょっと怖い気も致します。昔と比べて治療時の痛みは随分軽減されたようなことも聞きますが、歯医者独特の音と振動にはやっぱり心が怯みますね。

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上皇の還御は悲願なのかもしれませんが、自分の都合ばかり言ってないで少しは相手を思いやるべきでありましょう。

2017-06-12 20:13:09 | Weblog
 今朝の最低気温は13.4℃、最高気温は23.9℃でした。今朝は寒さで目が覚めましたが、6月も半ばになろうかと言うのにこんな低温で大丈夫なんでしょうか? 昼間もそれなりに日差しがあったのにあまり上がらず、少々心配になってきます。この帳尻合わせに夏がいきなり猛暑とかいうのは勘弁願いたいので、今のうちから少しずつ気温が上がっておいて欲しいのですが、全くどうなっているんでしょうね。

 さて、今上陛下の退位を可能にするための特例法が成立したのを受け、京都市長が、上皇にお成り遊ばす予定の今上帝に京都へ引っ越して欲しいとの意向を示されたようです。皇族の方に京都に居住してもらう「双京構想」というのだそうですが、「京都における上皇の滞在や宮中行事の実施に関し、具体的にどういう可能性があるのか、知事や各界の有識者らと近々に再び協議を行い、早急に国に要望したい」との考えを、定例記者会見で示されました。
「上皇となる天皇陛下にできるだけ長く京都に滞在していただくことは、以前から念願している。具体的にどういう可能性があるのかを専門家の意見も聞きながら、客観的に調査し、できるだけ早く国に要望したい」と意欲を燃やされている由ですが、さて。
 この「双京構想」は、2013年5月、京都の有識者懇話会が、皇族の一部を京都に迎え、宮中行事の一部を京都御所や京都迎賓館で行うように、と提言したもので、正式に遷都の儀がなされないままなし崩しに東京が都として機能しているのを踏まえてのものなのだろうと思いますが、東京生まれ、東京育ちの今上帝に、公務に耐えないとご判断された老境に至って、全く土地勘も気象条件も違う京都に引っ越してもらうというのは、少々残酷に過ぎる仕打ちに思えます。そんな老骨に鞭打てるようなら、わざわざ退位を望まれたりはしないでしょう。いくら悲願でチャンスだったのだとしても、ご本人が京都還御を願っておられるのならいざしらず、わざわざ宸襟を悩ますような事は、都人の末たる京都の人々が願うべきものではないと思います。

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洋画の邦題が酷いのは昔からなのでしょうが、「題名」を付けるのは難しいですね。

2017-06-11 21:31:03 | Weblog
 今朝の最低気温は18.5℃、最高気温は25.8℃でした。一日、薄曇りではっきりしない空模様でしたが、懸念された雨はなく、それなりに過ごしやすい休日でした。梅雨には入りましたが、早くも明日以降しばらくは梅雨の中休みで雨はあまり降らないらしいです。幾らなんでも6月頭に「梅雨の中休み」も無いものだと思いましたが、まあ気象庁がそういう以上文句を言っても始まらないでしょう。少なくとも来週は傘いらずで済みそうなのをありがたく思っておくと致しましょう。

 さて、「Hidden Figures」という映画があります。1960年台初頭、ソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカが、月に行くアポロ計画の前に、宇宙に出ることを目的として頑張っていた「マーキュリー計画」で、裏方として重要な役割を果たした3人の黒人女性の数学者の偉業を描き出したもので、現在、全米で大ヒット中の映画だそうです。この9月に我が国でも公開される予定で宣伝がなされているようですが、その邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」となっていた事で、ネットを中心に物議を醸しました。そもそもアポロ計画とマーキュリー計画は別物だという点から、「内容にそぐわない」、「事実と異なるタイトル」という批判が相次いだそうで、この度、邦題が変更されて「ドリーム」になるとのことでした。
 そもそもこの「ドリーム」というカタカナ英語な邦題もいかがなものかと思わずにはいられませんが、まあ少なくとも「事実と異なる」点だけは回避された模様です。
 しかしこのように宣伝公開後の邦題が変更されるというのは異例の自体だと言えるでしょう。これまでに印刷、配布されたポスターやチラシは全て差し替えられるのでしょうし、もし予告編が既に放映や放送がなされていたなら、それも作り直すことになります。配給会社としては余分な出費や手間が嵩むわけで、これで動員がコケたら泣くに泣けない羽目になることは避けられません。
 これまでならきっとそのまま批判に耳を貸すこと無くそのまま行ったんじゃないかと思いますが、今回はネット上で批判が相次ぎ、報道されることで更にそれが広がったり、中には監督にツイッターで直接意見を寄せたファンも居たとのことで、とても無視できないと経営判断される事になったのかもしれません。ネットによる口コミの威力が思い知らされる事例になりそうですが、悪名も名なりと思えば、そうやって事前に話題に上がるというのは長い目で見れば得をしたとも言えるやも知れません。
 でもまあこれを「アポロ計画」と言いたくなる気持ちもわからないでもありません。「ライトスタッフ」でもしっかり観ていた宇宙好きな人ならいざしらず、「マーキュリー計画」なんて聞いてすぐ内容を思い浮かべられる日本人が何人居るか、興味を持って映画館に足を運ぼうと言う人がどれだけ出るのか。考えれば考えるほど怪しいと言わざるをえないでしょう。別に学会発表とか報道ではなく、所詮は娯楽、興行なのですから、興味を惹いたもの勝ち、というのも考えとしてはあっても良いとは思います。もっとも「ドリーム 私たちのアポロ計画」が興味を喚起する良い邦題とはとても私には思えませんが・・・。

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相対速度200キロ超? でいきなり目の前に飛び込んできたら、もはや為す術はありませんね。

2017-06-10 20:50:18 | Weblog
 今朝の最低気温は15.9℃、最高気温は29.2℃でした。一日よく晴れた上天気でしたが、疲労回復を目的にずっと家に引きこもってました。ちょっともったいなかったと思わないでもないですが、おかげで少し身体の芯から、滞っていた疲労分が抜けたような気がします。

 さて、今日は朝から恐ろしいニュースを観ました。
 愛知県新城市の東名高速道路上り線で、中央分離帯を挟んだ下り線側から一台の乗用車が吹っ飛んできて、47人が乗った観光バスの正面から追突、乗用車を運転していた、浜松市の62歳の男性医師が死亡、バスの側も、6名が骨折などの重傷、39名が打撲や割れたガラスで切るなどの軽傷を負う惨事となりました。観光バスのドライブレコーダーに記録されていた映像をネットで見ましたが、見通しの良い直線道路で、突如反対車線から横向きに乗用車が飛び込んできた様子が高精細に捉えられており、思わず怖気を振るいました。大怪獣に蹴飛ばされたとかならともかく、一体何がどうなったらこんなふうに車が宙を舞うのか、その不自然な姿には戦慄を禁じえません。時速100キロを超える世界の恐ろしさをこれほど端的に表す映像もそう無いのではないかと言う気が致しました。
 しかし、不幸中の幸いだったのは、乗用車の飛んできた角度、高さでしょう。あれがもう少しずれて飛び込んできたり、あるいは横向きではなく正面から突っ込んできていたりしたら、バス側にも甚大な被害が発生したのは想像に難くありません。高速道路のバスの事故としては、2012年に居眠り運転で関越道の防音壁に突っ込み、7名が亡くなった大事故がありましたが、今回のそれは、一歩間違っていれば遥かに凌駕する犠牲者を出していたかも知れません。
 それにしても、乗用車の運転手が死亡してしまったのは残念です。何故あんな吹っ飛び方をしたのか、当事者の口から聞く事ができなくなってしまいました。できればその前後を走っていた他の車の証言や記録映像が集まればよいのですが、こういうのを見ると、車にはドライブレコーダーの設置を義務付けるようにしたほうがいいのではないかと思えてきます。

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そう言えば、「宇宙戦艦ヤマト2202第2章」まであと2週間(と1日)ですね。

2017-06-09 21:09:46 | アニメ特撮
 今朝の最低気温は14.9℃、最高気温は28.8℃でした。昼間は、ここ数日に比べれば少し汗ばむ陽気になりました。気温が上がったせいなのか、睡眠がそれなりに足りてきたのか、体調は多少回復したような気がします。まあ夕方以降は相変わらず眠いですが、ここ数日では一番マシな状態です。明日明後日の休日はゆっくり休んで体調が復するかどうか、多分いつもの休日のごとく夜更かししたら元の木阿弥になるでしょうから、休み中も早寝早起きを意識しようとは思います。

 さて、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第2章発進編」がこの月末に公開され、私もいつ大阪まで観に行こうかと考えているところです。予告PVを観て期待が高まってきておりますし、再来週には冒頭10分間分が公開されるそうですので、それもまた楽しみです。とりあえず、期待のアンドロメダは既に出てきて早速拡散波動砲をぶちかましてくれましたので大満足でした。
 ところで前作の2199は、比較的旧作に即した形で話が展開し、懐かしさ半分で観てましたが、2202は色々といじりがいのあるキャラや展開が期待できそうなので、どう料理してくれるのか、実に楽しみです。アンドロメダの姉妹艦が増え今後の扱いがどうなるのかとか、キャラクターの方も顔ぶれが多彩な上、まだ姿を見せないあのヒトは今後出てくるのだろうか、など今後の展開に胸が踊ります。まあ2199や2202第1章の出来を思えば早々裏切られることは無いと思いますので、比較的安心して、とりあえずは月末まで日が過ぎるのを静かに待つと致しましょう。その間に時間をやりくりして、大阪まで映画を観に行く余裕をひねり出す算段を付けなければなりませんね。

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梅雨の時期は身体が冷えすぎる「湿邪」に注意すべきなのだとか。

2017-06-08 21:34:59 | Weblog
 今朝の最低気温は17.2℃、最高気温は24.5℃でした。昨日もそうでしたが、今日も数字の割には寒さを覚え、昨夜は、仕舞いかけていた毛布を取り出し、掛け布団の上から重ねて寝て、ちょうどよい感じでした。そのおかげか大分しっかり眠ることができたと思ったのですが、どうもそれまでの負の蓄積が大きすぎるのか、はたまたしっかり眠った、と思っているだけで実は眠りの質が悪すぎて全然睡眠不足解消につながっていないのか、朝からとにかく眠くて、夕方には意識していないと両足から力が抜けて、へにゃっと座り込んでしまいそうになるような感じがして難儀しました。今日こそは早く寝て、明日一日何とか乗り切り、土日の休日でしっかり休もうと思います。

 さて、東洋医学では、梅雨時期の体調不良を、「湿邪」と呼ぶのだそうです。これは、身体の余分な水分で身体の不調が生じるもので、有り体に言うと「冷え」なのだとか。症状としては、だるさ、頭痛、むくみ、眠気、胃もたれ・食欲不振などがあるそうです。解消方法としては、身体を冷やさないことと湿気をなるべく防ぐこと、だそうですが、今自分の患っている状況は、比較的この「湿邪」とやらに似ているようにも思います。ただ、症状はずっと晴れて空気の乾燥していた頃からありましたし、毎年連休明けくらいから過早起床などの睡眠障害が出がちでしたから、昨日今日の雨模様で体調がおかしいというわけでもなさそうです。とは言え、寝不足でギリギリなところに更に「湿邪」とかかぶってくると一気に身体が持っていかれるようなことはあるかも知れません。確かにここ数日は寝ている時に妙に寒いと感じる夜も多かったですし。
 いずれにしても身体が低調な時は、いつも以上に気をつけねばならない、ということに終始するということのようですね。

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毎日の適度な飲酒も年数が経てば頭に響いてくる、という割りと困りそうな話なのですが・・・。

2017-06-07 19:53:11 | Weblog
 今朝の最低気温は18.9℃、最高気温は20.5℃でしたが、記録は夜中の2:25でした。ちなみに、昼間の最高は20.1℃、今日の最低気温は18:59の17.3℃でした。今日は未明からずっと雨が降り続き、気象庁も梅雨入りを宣言しました。1日中20℃付近でほとんど気温は変化らしい変化がありませんでしたが、昼間は寒気を覚え思わず一枚上着をはおりました。気温が低く湿気もあって寒々しく感じたのはありますが、今朝は5時に目が覚めてしまい、数日来の寝不足が一段と深刻になったのも、寒気の原因ではなかろうかと思います。この季節は毎年早期覚醒して寝不足に陥りますが、ならばいっそ夜は10時とか、可能なら9時とか早く寝て4時5時に起きるというような、早寝早起き個人的サマータイムでも実践したほうが、身体には良いかも知れません。

 さて、イギリス・オックスフォード大学らの研究グループがイギリスの医学会誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルで発表した論文によると、飲酒1杯を純アルコール10ml(8g)と定義した場合、1週間に、14〜21杯を数十年に渡り飲み続けると、一切飲まないヒトに比べ、海馬が萎縮する危険性が2〜3倍に高まる、のだそうです。これまで、過度の飲酒は脳に明らかなダメージを与えることは知られていましたが、日常的な晩酌レベルでも長期間続けると脳への悪影響は避けられないという、お酒好きには衝撃的な話になっていました。適度な酒はかえって健康に寄与する、というような話もありましたが、少なくとも脳に関しては言えなくなるかもしれないというわけです。記事によると、飲酒一杯は大きめのグラスのワイン1杯、5%ビール500ml、ウイスキーのショット1杯、と言った量になるとのこと。
 なるほど、大変な話だなと初め思ったのですが、週でその量だと、1日にすれば毎日毎日ビールを1リットル以上飲み干すというのは、日本人だとあまり考えられない気がします。さすがイギリス人はアルコールに強いのだな、と思いつつも何か変だな、と思って計算し直してみたら、5%ビール500mlならアルコール量は25ml、記事に書いてある基準単位からすれば2杯半分に相当します。これは一体どういうことなのでしょうか? 元記事が単純ミスしているのか、翻訳した側が間違ったのか、読む側にとっては大変困りものな間違いです。これは気になるなら元の論文にあたってみないとしょうがないなと思って探してみましたら、あっさり見つかりました。で、ざっと読んでみると、第1図にアルコール単位とビールやワインの相当量が掲載されていて、14杯分だとビール4杯(568ml・5.2%)と書いてありました。週で2リットルちょいです。これが、どこをどう間違って一日1Lもの莫大な量になってしまったのか不思議でなりませんが、まあそれはともかく、学会誌も最近は割合ネット上で原著を拾うことができる場合がままあるので、ありがたい時代になったとは思います。

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いつの時代かあやふやだった銅鐸の埋められた時期が、初めて特定されました。

2017-06-06 20:08:27 | Weblog
 今朝の最低気温は13℃、最高気温は26.9℃でした。今朝はなんだかやたら寒くて朝5時頃目が覚めたのですが、アメダスのデータを見る限りでは昨日より朝の気温は高めですね。ただ、気象観測装置の設置場所がうちからは北に30キロくらい離れているので、あまり当てにもできないというところはあります。ちなみに、南に20キロ程離れた五條市のデータだと、今朝の最低気温は9℃ちょうどと10℃を割り込んでいました。感覚的にはこちらの方があっていますが、南北の間ということで昨日よりやや低め、位に思っておくとしましょう。

 さて、一昨年の4月に兵庫県南あわじ市で発掘された、7基の松帆銅鐸の年代測定に成功し、埋められたのが紀元前4から紀元前2世紀と想定されることが判りました。銅鐸を埋めた年代が科学的に判明したのはこれが初めてとのことで、我が国の考古学史上画期的な成果になるとのことです。
 この銅鐸は、出土当初から、舌という銅鐸の音を鳴らすための棒が完全な形で残っていたり、大小の銅鐸が入れ子状になって埋まっていたりとその特異性が話題となり、また、昨年には、1基の銅鐸に付いていた傷が一致したとかで、出雲市で出土したものと同じ型で作られた同笵銅鐸である事が明らかになり、古代神話の舞台、出雲と淡路島との関連が注目を集めたりしておりましたが、今回の調査で更にその価値が高まったと言えそうです。
 年代測定の方法は、銅鐸の中に詰まっていた土に当時のものと推測される植物遺体が混じっていたことで、この植物遺体を放射性炭素年代測定法で調査した所、年代が明らかになったとのことです。それにしても今から二千数百年も前、大陸の方は戦国時代から秦の始皇帝による統一、秦楚の争いから漢による再統一という躍動の時代に、国産みの舞台とされる淡路島と国譲りの舞台である出雲とに、それぞれどんなヒトが生活し、お互いにどんな交渉を成していたのか、大陸との関係を含め、想像するだに静かな興奮が沸き起こります。残念ながら文字の記録がない時代のことなので、全容が解明されるのは難しいでしょうが、教科書で固定された古代日本の姿を打ち破るような、浪漫あふれる画期的な研究成果を、これからも期待したいと思います。

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大分県の神社で相次いだ砲弾発見、全国にもあるかも?って、社だらけの奈良県危ないじゃないですか!

2017-06-05 21:09:28 | Weblog
 今朝の最低気温は11.9℃、最高気温は26.5℃でした。今朝はなんだか寒いな、と思っておりましたら、6月になってまだこんな気温になるのか、と驚かされるような低温でした。うちより南の五條市など、なんと今朝の最低気温が8.1℃と一桁になっていました。ほとんど4月頃の気温ですが、今年は既に猛暑になると気象庁が発表していた事を考えますと、今あまり気温が低すぎると、いざ夏本番で急に気温が上がったりしたら身体が保たないでしょう。冬といい春といい、今年は面倒な天気が多いです。

 さて、先日来、大分県の神社やお寺で旧軍の砲弾が相次いで発見されニュースになっていましたが、現時点でその数は、14箇所23発に達しているのだそうです。中には信管が付いたままのモノがあり、最悪炸裂する可能性があるため、大分県警では、県の神社庁に対して、県内約2100社ある神社に砲弾がないか調査を要請しました。過去、日清戦争や日露戦争で戦勝祈願や戦勝記念で全国各地の神社に砲弾が奉納されたそうで、全国の神社にも砲弾が残されている可能性があると注意喚起がなされています。
 戦勝記念に鎧や太刀を奉納するのはかつてありましたが、事に及んで「砲弾」を奉納するとは、幾ら「砲兵は戦場の神」と呼ばれたからといっても、少々即物的過ぎる気が致します。ましてや信管付きとは少々手を抜き過ぎというか、それで神社に被害でも出たら祟りの一つもありそうなもので、もう少し気を使って物を選べばよかろうに、と思わずにはいられません。もっとも、今現在に至るまで全国の神社でかつて奉納された砲弾が炸裂して被害が出た、という話はついぞ聞きませんから、思いの外砲弾というのは安定しているものなのかも知れません。
 それにしても、そもそも砲弾は国が管理して戦地に送っていたのでしょうに、なんでこんなに多くの「実弾」が帳簿外で神社に祀られているのか、どうも不思議です。イチ兵士の記念品というより、砲弾をちょろまかせそうな将校・将軍級がやらかしたのでしょうか? 色々調査してみたら明治時代の軍のあり方の一端が垣間見えそうな話ではあります。是非全国の神社仏閣で調査され、その結果を元に研究する歴史家などが現れて欲しいものです。

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今年最後の盛花が休日に当たった幸運に感謝!

2017-06-04 20:48:58 | サボテン
 今朝の最低気温は13.3℃、最高気温は25.1℃でした。昨日に続いて今日も少し気温は控えめで、午後は何となく寒気を覚えるような気候でした。もっともよく晴れた日差しの下にいるとかなりの熱を感じましたし、干していた布団はよく乾いて、午後早めに取り込んだのですが、今も少し温かく感じます。空気が乾燥している分、影にいると爽やかさが際立ち、時に涼しすぎるようにも思う時があったのでしょう。

 さて、そんな中、うちのサボテンも具合良く休日に花の最盛期を迎えて、華やかに彩られた温室を楽しむことができました。


 ロホホラ属のデフューザーです。サボテンとしては棘の代わりに大量の綿毛をまとうというかなり異例な姿をしているサボテンですが、可憐な白い花を毎年律儀に咲いてくれます。今年も咲いてホッと和んだところです。


 その一方で絢爛豪華を地で行く、テロカクタス属の和光丸も、今年も大きく花開きました。例年に比べ少し色が浅いような気もしますが、本体を覆い隠すほどの大輪の花は今年も健在です。


 先日からぽつぽつと思い出したように1輪づつ咲いている、スルコレブチア属のメントーサですが、また花が咲いていました。思ったよりも長い期間楽しめるのでいいですね。


 ロビビア属アナクラカンサの黄色い花と虹光丸の赤い花の競演。残りの蕾も咲いて一気にお花畑になるかと期待していたのですが、少しズレが生じているみたいです。まあ生長が進めば花数も増えますから、健やかに育てて来年もまた同じ鉢に植え、赤と黄の競演を楽しむと致しましょう。


 今日のサボテンをまとめるとこんな感じです。左の宝山が咲いていれば見ごたえも一段とアップしたのでしょうが、花の時期が1ヶ月ズレているのでさすがに無理がありますね。同角度で撮影した物があれば、あとで合成して花畑を作ってみるのも面白いかも知れません。


 そして今の時期の主役はなんといってもこのロビオプシスです。先週20輪咲いて、今日は更に輪をかけて30輪近く開花しました。白と薄紫のものと、濃い赤紫の花のコントラストが素晴らしいです。赤紫の方は一昨年購入したもので、「春粧丸」という品種名の名札がついていました。当時はまだテニスボールくらいの大きさだったのに、この2年でソフトボール大まで成長し、他の2008年に購入したものと大きさ的にはさほど遜色なくなってきました。もっとも2008年ものは、2株しか無かったのに今や同じ大きさの巨大株が10ほどに分裂して増えてはいます。しかしこれ以上大きく増えていくと、置き場所が問題になってきそうです。こいつは頑健で露天でもそこそこ行けるはずなので、場合によっては来年以降一部外で育てないと行けないかもしれません。

 とりあえず今日で今年のサボテンの花もピークを過ぎたでしょう。白檀やロビビアなどまだ楽しめるものも残っていますが、そろそろ梅雨対策と夏越しの支度を考えて行く時期に来てますし、一部は秋にも植え替えしてやる必要があるかもしれないので、その準備も心づもりしておく必要があります。しかし、そろそろもう少し解像度の優れたカメラも欲しくなってきます。色々考えないといけないかもしれませんね。


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研究者たるもの、空気を読まず自分のしたいことに邁進せずにどうするんでしょう?

2017-06-03 22:58:31 | Weblog
 今朝の最低気温は12。2℃、最高気温は24.6℃でした。思いの外、昨夜から今日にかけては気温が下がりました。昼の一部を除いて北向きの風が吹いているせいでしょうか。

 さて、医学系の学会で、煙草産業からの資金で行った研究の論文は受け付けない、とする規定を作る動きが増えているのだそうな。煙草が身体に悪い、という話を踏まえ、研究現場が、煙草業界に干渉を受けるのを防ぐのが狙いなんだとか。例えば日本疫学会は、「たばこ産業が学術活動を装い、健康被害に関する誤った認識を広めてきた」との理由で、論文拒否を決めたとのこと。他にも、日本公衆衛生学会や日本癌学会も昨年に同様の規定を設けていますが、これら我が国の医学系の学会を束ねる元締め、日本医学会は、2011年に研究資金の提供を受けて行った仕事を発表する時には、パトロンである企業名を明らかにするよう求める指針を作っています。ただ、研究自体が、産業界との連携を必要とする場合もあるので、資金提供そのものは一律に禁止はしていません。それからしたら、各学会でのJTを狙い撃ちにした規定の改定は、少々異例な感じがします。JT自身はそれらに干渉したり批判したりする立場にないと表明して事態を静観する模様ですが、何となく、過剰反応もしくは胡散臭い感じもしないでもない学会の動きではあります。防衛省の研究助成事業に対し、軍事研究を拒否するとした日本学術会議もなんだかな、という感じがしますが、どこからお金が出ていようと、その胴元が何を期待していようと、知ったこっちゃない、では駄目なんでしょうか? 最初から、煙草産業に利する研究成果を求められたり、兵器開発に繋がる開発が目的と明記されていたりするのならともかく、そうでないのなら、もらったからにはもう自分の研究のために好きに使えば良いと私などは思うのです。そうでなくても我が国は研究資金が不足していて寄付も少ないですし、公的な研究資金も、即物的な成果を求められることが多くて、自由な研究活動を阻害しかねない悪癖が最近富みに顕著になって来ているように感じます。官僚や政治家の方々が、研究と開発をごっちゃにしてちゃんと理解してないせいだと思われますが、ただでさえ資金が減っているのに、自ら財源を切り離す必要はどこにもないと思います。それでこちらの思惑通りにやれ、とパトロンが要求でもしてきたなら、正々堂々、そんなことはできない、とお金を叩き返してやればよろしいでしょう。勝手にパトロンの心情を忖度して自らの首を絞めるというのは、空気を読むことを何より大切にする我が国の悪しき風潮の一つだと思いますが、研究者たるものそれらからは自由であるべきだと何故胸を張って言えないのか、医学系学会や日本学術会議のお偉方のお考えが、私などには理解できないようです。いっそ、研究資金供与においては、採択したからにはその研究内容やお金の使途について無用の束縛しないこと、とでも明文化した法律を作るよう、ロビー活動でもされてはどうかと思います。


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何がどう凄いのか素人にはさっぱりですが、公開された50局が囲碁界の更なる進化のきっかけになるなら楽しいと思います。

2017-06-02 20:56:23 | Weblog
 今朝の最低気温は15.8℃(2:56)、最高気温は24.6℃でした。昨夜は、22時を超えた頃から急に猛烈な風が吹き荒れ、奈良市のアメダスでは、22:40に瞬間最大風速22.9mを記録しました。その風が収まってきたと感じた途端、今度はバラバラバラっと大粒の雨が大量に降り注ぎ、屋根や地面を叩く音が窓の外から鳴り響きました。どこか近所でバケツでも伏せて置いてあったのか、太鼓を叩くような音もひっきりなしに聞こえ、うるさくて寝ても居られません。結局奈良市では3時間ほどで15ミリの雨が観測されましたが、うちから少し東の大宇陀のアメダスでは、23時からの一時間で19ミリの豪雨が降り注いでいました。家の周りでもいっとき凄まじい雨音が轟いていましたが、多分時間雨量10ミリは超えていたことでしょう。
 そんな天気のお陰で、今日は完全に寝不足です。今夜はとっとと寝ようと思いますが、明日が休みで本当に良かったと思います。

 さて、先日、世界最高峰の中国人棋士との3連戦を全勝で飾り、少なくとも囲碁においてAIがヒトを凌駕することを証明してみせたアルファ碁について、開発元、グーグル傘下の英ディープマインド社が、アルファ碁同士による対戦棋譜を50局分、サイトで公開しました。その手は百戦錬磨のプロ棋士達をして瞠目させるほどの奇想天外な手の数々だったそうで、囲碁の奥深さを改めて認識させるかのような内容だったそうです。
 私もせっかくなのでその対戦の様子を幾つか公開されているサイトで見てみましたが、ほとんど初心者な私には何がすごくて何が画期的なのか、全く判らない、ということだけは判りました。しかし、ヒトと違い、全く同じ強さのAIの対戦で、勝負ってつくものなのでしょうか? 最強の矛と盾の話のごとく、なんとなくやること自体に矛盾を感じてしまうのですが、そういった試みの果てに、手掛けた方が確実に勝てる絶対定石が判明したり、あるいは「ヒカルの碁」にあった「神の一手」に相当する珠玉の打ち筋が現れたりするのだろうか? と考えたりもしました。もっとも、「神の一手」って絶対的な最善手、というのとはまた違う何かな気もするのですが、そんなふうに感じてしまうこと自体がヒトの想像力の限界なのかもしれない、などと思ったりもして、どうも上手くイメージができません。囲碁を精緻に極めるAIの神様は、囲碁を楽しむこれまでの人臭い神様と大分違う姿をしているのでしょうね。
 アルファ碁プロジェクトは年内に論文を発表して終わるそうですが、この50局を頭に入れたプロ棋士の戦い方が、これから新たに進化していったりするんだとしたらそれはそれで人の新たな可能性が開けるようで実に楽しそうです。その末にまたアルファ碁と対戦できたなら、今度はヒトがAIに追いつき追い越すような目も、あり得るやも知れません。

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自動運転車の公道実験が、早ければ夏以降にも実現するかも。ただし自動車はリモコン操縦で自動操縦ではなさそうです。

2017-06-01 18:11:27 | Weblog
 今朝の最低気温は19℃ちょうど、最高気温は28.3℃でした。昨夜の雨から一転して朝は快晴の空でしたが、午後からは雲が広がり、蒸し暑い一日となりました。今日から6月ですし、そろそろこういう天気が当たり前になってきそうではあります。

 さて、警察庁が、無人運転車の公道実証実験の許可基準を正式に決定し、各都道府県公安委員会の規則を改正後、早ければこの夏にも実験申請の受付を始めることになるようです。政府が2020年のオリンピックを契機に無人自動車の実現を目指す中で、公道での実験基準が示され、各社の開発にはずみが付くと期待されている模様です。実際には、許可申請後、警察官らが乗車するなどして、安全装置の作動等、実際に車が制御できているか確認するとのこと。
 それにしても遠隔操作? 自動運転車って、AIで制御してヒトが関与しない運転技術だったように思ったのですが、どうも警察庁の許可条件は違うようで、運転免許を持ったオペレーターが車をラジコンのように操縦する、という形が必要とされるようです。そして操縦者は通常の運転者と同じ法的義務と責任を負うとのことで、実験中の自動運転車が交通規則に違反したら、操縦者とされたヒトが原点や罰金、場合によっては刑事罰を食らう、という事になります。でもこれ、警官が乗って運転は遠隔操作じゃなくて、開発者が乗って色々データ取りしたり緊急時の対応をしたりするのが普通なのではないのでしょうか? どうももう一つよくわからない設定になっていますが、ひょっとして私が知らないだけで、現在日本が目指す自動運転車は、勝手に動いてくれるのではなくて、ゲームのように車をヒトが操作するのが前提になっているんでしょうか? そんなはずはなかったと思うのですが、まあこの規定があくまで実験に限ることで、将来の自動運転車実現時の道路交通法には反映されないのなら、良いと思います。


 
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