ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

鯛担麺専門店 恋し鯛(東京都千代田区神田三崎町)

2021年02月17日 22時45分29秒 | ラーメン
今日は仕事帰りに所用を済ませたら水道橋駅の近くに来たので、近辺で新規開拓を・・・ということで、
検索しつつ辿り着いたのは「鯛担麺専門店 恋し鯛」でした。

店の前の看板でメニューを確認してから店内に入り、券売機で
ランチセット(鯛坦麺+鯛めし)(1000円)の食券を購入して
店員さんに渡し、テーブル席でしばし待ちました。
辛さは0~3まで選べ、基本が1辛とのことだったので、2辛でお願いしました。

出て来たのは鯛出汁に白ゴマ等を合わせた担々麺的なスープに中細麺が入り、
チャーシュー2種(豚、鶏)、ミズナ、ジャガイモを刻んで揚げたもの?、
肉味噌が乗せられた上にチリペッパーが振りかけられた一杯と鯛めしでした。

スープは確かに鯛出汁を感じるものの、白ゴマの香りと担々麺特有の辛さの奥に
隠れがちで、食べる方の味覚も問われてる気がします。今回、基本よりちょっとだけ
上げた辛さで頂いた訳ですが、これは辛さ上げオプション不要な気がします。
基本の辛さ一択で勝負すべき、いや売り出すべきというのが個人的な感想です。
というのは、ベースの良さが結構光っていたからです。
麺はやや縮れていて、スープの持ち上げ重視でしょうか。
麺自体の香りや食感であまり主張してくるタイプではありません。
ただ、フレンチのシェフが転身してやってる店らしいので、
それならばスープ重視の構成にも納得です。

チャーシューは2種とも低温調理でしっとりした食感と控えめの味付けで
一定の存在感とスープとの一体感を生み出しています。ミズナや揚げジャガイモ?の
食感がアクセントになっています。肉味噌はやや甘めの味付けで、担々麺の
トッピングとしてなら普通にありなのでしょうが、この店の鯛出汁の担々麺に
合っているかどうかは正直ビミョーです。肉味噌自体は美味しいのですが、
鯛出汁をスポイルしかねない、ある意味危険な存在です。
もうちょいあっさりした味付けでも良かったかも知れません。

麺を食べ終わったら残ったスープを鯛めしに注いでリゾット風に、
更に卓上の茶漬け用出汁を注いで鯛茶漬けにして頂いて締めました。
リゾットにしたら鯛出汁が弱く感じたものの、茶漬けにして鯛出汁復活!
といったところでしょうか。鯛出汁で始まって鯛出汁で終わりました。

全体的にはややインスタ映えに走っている気がしないでもありませんが、
確かな技術に裏付けられた斬新さで魅せてくれる一杯だと思いました。
※写真の撮り方が下手くそで申し訳ありません(汗)。
コメント
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