“過去の所有車 その5” はこれ、メルセデス・ベンツ300TE(S124)です。
99年、ゴルフⅢのCLディーゼルを事故で失った私は、次のクルマとして昔から憧れだったメルセデス・ベンツのミディアム/Eクラス・ステーション・ワゴン、S124を探し始めました。既にこのタイプの生産は終了して新型のS210に切り替わっていましたが、そちらにはまったく興味が湧きませんでした。
当時、わが家ではアルファ・ロメオSZ(ES30)、ジネッタG15S、VWビートルの3台を所有していたため、別に早急に移動用のクルマが必要という状況ではありませんでした。そこで埼玉県川口市のBISさんにこちらの希望を伝え、じっくり時間を掛けて探してもらうことにしました。その結果、見つかったのが下の画像のクルマです。そして2000年の1月21日、我が家にやってくることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/51/9b7a6321ba48266e968db74bb7f88507.jpg)
92年モデルの300TEで色はマラカイト、無事故、フルノーマル、ワンオーナーで点検整備記録簿完備というまさにわが家の希望通り。走行距離は9万7000kmだったので普通の方なら躊躇したと思いますが、私としては最初からメカ部分の初期化と外装のリフレッシュに少なからぬお金を掛けるつもりでいたので全然気になりませんでした。
その約半年後、この写真でガレージに入っているBMW M1もやってきて5台体勢になりました。スポーツカーとステーションワゴンというのはわが家にとって理想的な組み合わせでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/35/3e5d600610117f27e22d2465581749dc.jpg)
まぁ当時としても旧くて過走行のクルマでしたから、トラブルも色々ありましたけどね(笑)。これはデスビのシャフトが折れてレインボーブリッジの上で止まってしまったときの模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/10/469e65fcf838568ded2a935507b5c5e6.jpg)
これは定番のトラブルでもあるヘッドガスケット抜け。リザーバーにオイルが浮いてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4c/796fbd2aaf4d9e86829600541df4b5c3.jpg)
正直な話、その他にも色々ありました。しかし、それでもこのクルマを嫌いになることはありませんでした。むしろ乗る度に「なんて良いクルマなんだろう」と再確認させられるようなクルマだったのです。カミさんも「今まで乗った“乗用車”の中ではあれが一番良かった」といっています。恐らく、何もなければ今でも乗り続けていたでしょうね……そう、何もなければ。
事件は2001年10月10日に起こりました。これはその当日に撮った写真ですが、物凄い雨で某誌の取材で撮影を行った高架下の駐車場もご覧の有様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/72/c4a8957c868980c40e5833a854e8ed93.jpg)
そしてその帰り道、私の不注意(トラックの後ろを走っていたために気付くのが遅れた)により、道路冠水にはまって全損になってしまったのです。最低地上高の高いトラックは無事に渡り切ることができましたが、このクルマには無理。気付いたときには手遅れでした。冠水の場合、衝突事故等と異なって外見上のダメージはまったくありませんが、ほとんどの場合は修理が困難ということで全損になります。
このクルマの後、わが家に98年モデルのVWパサート・ワゴン1.8がやってきました。トラブルもなく元気に実用車として活躍してくれたにもかかわらず、結局最後まで “愛着” を感じることはできませんでした。今回、このブログを書くに当たって写真を探してみたものの、ただの1枚も残っていませんでした。
99年、ゴルフⅢのCLディーゼルを事故で失った私は、次のクルマとして昔から憧れだったメルセデス・ベンツのミディアム/Eクラス・ステーション・ワゴン、S124を探し始めました。既にこのタイプの生産は終了して新型のS210に切り替わっていましたが、そちらにはまったく興味が湧きませんでした。
当時、わが家ではアルファ・ロメオSZ(ES30)、ジネッタG15S、VWビートルの3台を所有していたため、別に早急に移動用のクルマが必要という状況ではありませんでした。そこで埼玉県川口市のBISさんにこちらの希望を伝え、じっくり時間を掛けて探してもらうことにしました。その結果、見つかったのが下の画像のクルマです。そして2000年の1月21日、我が家にやってくることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/51/9b7a6321ba48266e968db74bb7f88507.jpg)
92年モデルの300TEで色はマラカイト、無事故、フルノーマル、ワンオーナーで点検整備記録簿完備というまさにわが家の希望通り。走行距離は9万7000kmだったので普通の方なら躊躇したと思いますが、私としては最初からメカ部分の初期化と外装のリフレッシュに少なからぬお金を掛けるつもりでいたので全然気になりませんでした。
その約半年後、この写真でガレージに入っているBMW M1もやってきて5台体勢になりました。スポーツカーとステーションワゴンというのはわが家にとって理想的な組み合わせでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/35/3e5d600610117f27e22d2465581749dc.jpg)
まぁ当時としても旧くて過走行のクルマでしたから、トラブルも色々ありましたけどね(笑)。これはデスビのシャフトが折れてレインボーブリッジの上で止まってしまったときの模様。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/10/469e65fcf838568ded2a935507b5c5e6.jpg)
これは定番のトラブルでもあるヘッドガスケット抜け。リザーバーにオイルが浮いてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4c/796fbd2aaf4d9e86829600541df4b5c3.jpg)
正直な話、その他にも色々ありました。しかし、それでもこのクルマを嫌いになることはありませんでした。むしろ乗る度に「なんて良いクルマなんだろう」と再確認させられるようなクルマだったのです。カミさんも「今まで乗った“乗用車”の中ではあれが一番良かった」といっています。恐らく、何もなければ今でも乗り続けていたでしょうね……そう、何もなければ。
事件は2001年10月10日に起こりました。これはその当日に撮った写真ですが、物凄い雨で某誌の取材で撮影を行った高架下の駐車場もご覧の有様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/72/c4a8957c868980c40e5833a854e8ed93.jpg)
そしてその帰り道、私の不注意(トラックの後ろを走っていたために気付くのが遅れた)により、道路冠水にはまって全損になってしまったのです。最低地上高の高いトラックは無事に渡り切ることができましたが、このクルマには無理。気付いたときには手遅れでした。冠水の場合、衝突事故等と異なって外見上のダメージはまったくありませんが、ほとんどの場合は修理が困難ということで全損になります。
このクルマの後、わが家に98年モデルのVWパサート・ワゴン1.8がやってきました。トラブルもなく元気に実用車として活躍してくれたにもかかわらず、結局最後まで “愛着” を感じることはできませんでした。今回、このブログを書くに当たって写真を探してみたものの、ただの1枚も残っていませんでした。