“VWビートルは良質な鉄板を使用している”
ビートルの愛好家の間では、そのような説を唱える人が多いですね。でもそれは本当なのでしょうか?単なる伝説なのでしょうか?
実は今、1303Sの板金/塗装の作業をお願いしている福島の日栄自動車さんにお邪魔したとき、偶然その話題になりました。すると、実際に作業を担当していただいている職人さん、Nさんが一言。
「ビートルは鉄がいいから、やりがいがありますよ」
「えっ、その話は本当なんですか?」
「本当ですよ。何なら、実験してみましょうか?」
「お願いします!」
これはBISさんから持ち込んだビートルのリアフード。表面はこのようにサビサビです。

しかし、コレをサンダーで磨いてみると……

……オオッ、手が映る!

現代のクルマに使用されている鉄板には、要求される様々な条件を満たすために色々な 「混ぜ物」 を加えてあります。しかし、そういった鉄板を同じ番手のサンダーで磨くと、傷だらけの状態で鏡面にはならないそうです。また、VWビートルの場合、錆が表面だけに止まっていて中々内部まで進行しないとのこと。
もちろん、こういった点だけを比較して “ビートルのほうが鉄が良い” といい切ってしまうほど単純な話ではありません。しかし、少なくとも昔と今とでは使用されている鉄の性質が異なっているということだけはお分かりいただけるでしょう。
きっと実際に板金/塗装の作業をする立場の皆さんからすれば、昔のVWビートルの方が気持ち良く作業ができるんでしょうね。
※追記
下の画像は、上の画像から2週間後の状態。埃被ってますが、ほとんど錆びていません。

ビートルの愛好家の間では、そのような説を唱える人が多いですね。でもそれは本当なのでしょうか?単なる伝説なのでしょうか?
実は今、1303Sの板金/塗装の作業をお願いしている福島の日栄自動車さんにお邪魔したとき、偶然その話題になりました。すると、実際に作業を担当していただいている職人さん、Nさんが一言。
「ビートルは鉄がいいから、やりがいがありますよ」
「えっ、その話は本当なんですか?」
「本当ですよ。何なら、実験してみましょうか?」
「お願いします!」
これはBISさんから持ち込んだビートルのリアフード。表面はこのようにサビサビです。

しかし、コレをサンダーで磨いてみると……

……オオッ、手が映る!

現代のクルマに使用されている鉄板には、要求される様々な条件を満たすために色々な 「混ぜ物」 を加えてあります。しかし、そういった鉄板を同じ番手のサンダーで磨くと、傷だらけの状態で鏡面にはならないそうです。また、VWビートルの場合、錆が表面だけに止まっていて中々内部まで進行しないとのこと。
もちろん、こういった点だけを比較して “ビートルのほうが鉄が良い” といい切ってしまうほど単純な話ではありません。しかし、少なくとも昔と今とでは使用されている鉄の性質が異なっているということだけはお分かりいただけるでしょう。
きっと実際に板金/塗装の作業をする立場の皆さんからすれば、昔のVWビートルの方が気持ち良く作業ができるんでしょうね。
※追記
下の画像は、上の画像から2週間後の状態。埃被ってますが、ほとんど錆びていません。
