グリフィス・テクニカル(Kuehl)のポルシェ911(930)用のエアコン(クーラー)改良キット、お問い合わせが多いので、2年前に実施してエフロード誌に掲載したテスト風景の画像をアップします。テストは外気温度が34℃の時に行いました。
この状態で窓を閉めていると、室内温度は40℃以上まで上昇します。そこでクーラーのスイッチON。
市街地を走行中、アイドリング状態でダクトの部分に棒温度計を差し込んでみたら13℃。高速走行時には7℃まで下がりました。
室内温度はストップ&ゴーの多い街中で約25℃。高速走行中は約22℃まで下がりました。後日、外気温32℃時に清水さんの工場の前に停めてテストしたときには、アイドリング状態で22℃まで下がりました。
しかし、ダッシュボードのセンターベンチレーションの周囲は結露でこのような状態になってしまいます。
さらに、渋滞の中で使用を続けると油温がここまで上がります。やはりクルマに対する負荷は少なくないようです。
私個人の結論としては、このグリフィスのクーラーキットの評価は以下の通りです。
■悪い点
① 価格が高い。
② 車両重量が増加する。
③ 車両の重量バランスが崩れて、さらにリアヘビーになる。
④ 故障因子が増える。
⑤ クルマに対する負荷が増大する。
■良い点
① 運転席、助手席に関しては、汗をかかない程度には効く。
② 雨の日に4人乗車しても、窓が曇らない。
以上の点を比較すれば、普通の方にはあまりお薦めできないという結論に達します。夏用にクーラーの効くクルマを確保して、930は休ませるというのが正解だと思います。
尚、今後のプランとしては、以下の4点を考えています。
① ウィンドウに透明な赤外線カット・フィルムを貼る。
② リアフードのコンデンサーをより効率の高い レトロ エア の物に変更する。
③ リアフードのコンデンサーに電動ファンを追加する。
④ オイルクーラーを電動ファン付きのコアタイプに変更する。
さすがにここまでやれば、やりきったという気になるでしょうね(笑)。
この状態で窓を閉めていると、室内温度は40℃以上まで上昇します。そこでクーラーのスイッチON。
市街地を走行中、アイドリング状態でダクトの部分に棒温度計を差し込んでみたら13℃。高速走行時には7℃まで下がりました。
室内温度はストップ&ゴーの多い街中で約25℃。高速走行中は約22℃まで下がりました。後日、外気温32℃時に清水さんの工場の前に停めてテストしたときには、アイドリング状態で22℃まで下がりました。
しかし、ダッシュボードのセンターベンチレーションの周囲は結露でこのような状態になってしまいます。
さらに、渋滞の中で使用を続けると油温がここまで上がります。やはりクルマに対する負荷は少なくないようです。
私個人の結論としては、このグリフィスのクーラーキットの評価は以下の通りです。
■悪い点
① 価格が高い。
② 車両重量が増加する。
③ 車両の重量バランスが崩れて、さらにリアヘビーになる。
④ 故障因子が増える。
⑤ クルマに対する負荷が増大する。
■良い点
① 運転席、助手席に関しては、汗をかかない程度には効く。
② 雨の日に4人乗車しても、窓が曇らない。
以上の点を比較すれば、普通の方にはあまりお薦めできないという結論に達します。夏用にクーラーの効くクルマを確保して、930は休ませるというのが正解だと思います。
尚、今後のプランとしては、以下の4点を考えています。
① ウィンドウに透明な赤外線カット・フィルムを貼る。
② リアフードのコンデンサーをより効率の高い レトロ エア の物に変更する。
③ リアフードのコンデンサーに電動ファンを追加する。
④ オイルクーラーを電動ファン付きのコアタイプに変更する。
さすがにここまでやれば、やりきったという気になるでしょうね(笑)。