昨日は六本木ヒルズのTOHOシネマズまで、家族四人で映画を見に行きました。
我が家が見た作品はコレ。 『イリュージョニスト』 です。現在のところ、関東ではこちらと立川の2箇所のみで上映されています。
この作品はジャック・タチの遺稿を元に、シルヴァン・ショメ監督が作り上げたアニメーション作品です。
実の所、私自身も時代に取り残されつつある人間の一人なので、この作品の登場人物達……手品師はもちろん、腹話術師、ピエロ等……の人生が自分の将来に重なるような気がして、胸が苦しくなってしまいました。でも、もしジャック・タチが生きていて自分で監督していたとしたら、ここまでセンチメンタルな作品にはならなかったんじゃないかな?
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、作品の中に以前にこのブログの “お気に入りのDVD” でも紹介したジャック・タチの主演/監督作品、 『ぼくの伯父さん』 が実写で登場するシーンがあったのでビックリ。子供達は見たことを忘れてしまっているようなので、今度一緒に見てみようかな?。
生憎のお天気でしたが、六本木ヒルズの周りには、桜が美しく咲き乱れていました。
お花見、今年はどうしようか?と思っていましたが、やはりどこかにで掛けることにします。