カミさんと二人で松濤美術館に行きました。
現在開催されている企画展はこちら、 『三沢厚彦 アニマルハウス:謎の館』 です。三沢厚彦さんは、楠の木を素材に、ほぼ等身大の動物彫刻を作るという彫刻家。今回はその三沢さんがこの美術館を自分の家と想定して、画家や彫刻家、写真家の友人達を招いたら・・・・・・という趣向のコラボレーション企画となっていました。
ロビーではいきなりこの巨大なホワイトタイガーがお出迎え。三沢さんの自宅という設定なので、下の画像にもちらりと写っているように、窓の外や階段の途中、他の作品の陰などにまで作品が隠されていましたよ。
この三沢さんの動物から受ける違和感と親近感を合わせたような妙な感覚はどこから来るものなのかなぁ・・・・・・と不思議に思っていたのですが、三沢さんが私と同年代ということが分かり疑問が氷解しました。この妙な感覚、私達の世代が子供の頃に慣れ親しんだ、あの “ソフビ” と同じ感覚なんですよ。
2Fの展示室に再現された作業場を見ていたら、テーブルの上にタイムライフブックスの 『大西部物語』 のシリーズが置いてあったのでビックリ!。実は私も中学生の頃、某誌に掲載された広告を見てどうしても欲しくなり、お年玉の大半をつぎ込んで買ったことがあったのです。よく見たらフライヤーの表紙にもちょっと面白い物が写っているし (笑) 、もしかして、三沢さんは結構銃好きなのかもしれませんね。