カミさんと二人で国立西洋美術館に行きました。お目当てはこちら、 『ミケランジェロと理想の身体』 です。


タイトル通り、ミケランジェロの追求した理想の男性美に関して、その源となる古代ギリシャ、ローマの彫刻などの例を挙げながら検証してみようという企画です。もちろんミケランジェロの大理石彫刻も2点来日しているので、それを見るだけでも訪問する価値は十分にあるでしょう。


今回はこの 《ラオコーン》 の模刻 (ヴィンチェンツォ・デ・ロッシが1584年頃に製作) が撮影可となっていました。ミケランジェロはこの作品の元になった 《ラオコーン》 が1506年に発掘されたとき現場を訪れており、その後の作品に大きな影響を与えたといわれています。

現在、その時に発掘された 《ラオコーン》 はピオ・クレメンティーノ美術館の所蔵となっているものの、実はそれすらオリジナルではなく模刻だったという説もあります。
そういえば、あの 《円盤投げ (ディスコボロス) 》 でさえ、ギリシャ時代に製作されたブロンズ作品を元に、ローマ時代に製作された模刻だったなぁ・・・・・・


タイトル通り、ミケランジェロの追求した理想の男性美に関して、その源となる古代ギリシャ、ローマの彫刻などの例を挙げながら検証してみようという企画です。もちろんミケランジェロの大理石彫刻も2点来日しているので、それを見るだけでも訪問する価値は十分にあるでしょう。


今回はこの 《ラオコーン》 の模刻 (ヴィンチェンツォ・デ・ロッシが1584年頃に製作) が撮影可となっていました。ミケランジェロはこの作品の元になった 《ラオコーン》 が1506年に発掘されたとき現場を訪れており、その後の作品に大きな影響を与えたといわれています。

現在、その時に発掘された 《ラオコーン》 はピオ・クレメンティーノ美術館の所蔵となっているものの、実はそれすらオリジナルではなく模刻だったという説もあります。
そういえば、あの 《円盤投げ (ディスコボロス) 》 でさえ、ギリシャ時代に製作されたブロンズ作品を元に、ローマ時代に製作された模刻だったなぁ・・・・・・