半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

我が幼なき日々の夏の記憶は・・・マドレーヌを焼きました。

2018-08-11 17:01:48 | ケーキ、洋菓子


普段忙しいカミさんも、ようやうこの週末から夏休みに入りました。というわけで、早速ケーキ作りを開始。




どうやら今回はマドレーヌのようです。日本じゃマドレーヌ=貝殻の形ですけど、形に関しては特に決まりがあるわけじゃありません。というわけで、我が家のマドレーヌはこんな形。もちろんアンティークのマドレーヌ型とかを見ると欲しくなりますけどね。




書斎で片付けをしていたら、美味しそうな匂いが漂ってきました。どうやら焼き上がったみたいだなぁ。




早速ティータイム。残念ながらマルセル・プルーストならぬ私には、 “マドレーヌの匂いで、幼なき頃の夏の日の記憶がティーカップの中から水中花のように広がる” ようなことはありませんが (笑) ・・・・・・



・・・・・・恐らく我が家の子供達にとって、焼き菓子を焼く匂いは様々な記憶を甦らせる引き金になってくれることでしょう。
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国立西洋美術館で、 『西洋版画を視る―エングレーヴィング:ビュランから生まれる精緻な世界』 を観ました。

2018-08-10 18:35:33 | 美術館、展覧会
さて、今日は昨日のブログの続きです。国立西洋美術館では、メインの企画展示室を使った展覧会だけではなく、新館にある版画素描展示室を使った展覧会も行われています。中々見応えのある内容であることも多く、私も時間の許す限りは観るようにしています。

今回開催されていたのは 『西洋版画を視る―エングレーヴィング:ビュランから生まれる精緻な世界』 とのことだったので、迷わず観ることにしました。




残念ながら撮影不可だったので画像はありませんが、やはりスルーしなくて良かったと思えるような中身の濃い展示でした。



特に面白かったのは、あまり馴染みのないエングレーヴィングの技法に関する展示。ビュランという道具で銅板上に線を彫って版を作るのですが、その道具や工程などが分りやすく紹介されていました。アートの世界には、こういった職人技ともいえる技巧が要求されるカテゴリーが少なくありません。

そういう所まで見えるようになってくると、それまでとは違う作品の楽しみ方ができるようになるのでしょうね。

この展覧会、会期は9月24日までで、企画展のチケットをお持ちの方であれば観ることができます。もし 『ミケランジェロと理想の身体』 をご覧になる予定がおありでしたら、是非こちらの方も観て行くことをオススメします。
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国立西洋美術館で、 『ミケランジェロと理想の身体』 を観ました。

2018-08-09 17:32:19 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で国立西洋美術館に行きました。お目当てはこちら、 『ミケランジェロと理想の身体』 です。






タイトル通り、ミケランジェロの追求した理想の男性美に関して、その源となる古代ギリシャ、ローマの彫刻などの例を挙げながら検証してみようという企画です。もちろんミケランジェロの大理石彫刻も2点来日しているので、それを見るだけでも訪問する価値は十分にあるでしょう。






今回はこの 《ラオコーン》 の模刻 (ヴィンチェンツォ・デ・ロッシが1584年頃に製作) が撮影可となっていました。ミケランジェロはこの作品の元になった 《ラオコーン》 が1506年に発掘されたとき現場を訪れており、その後の作品に大きな影響を与えたといわれています。



現在、その時に発掘された 《ラオコーン》 はピオ・クレメンティーノ美術館の所蔵となっているものの、実はそれすらオリジナルではなく模刻だったという説もあります。

そういえば、あの 《円盤投げ (ディスコボロス) 》 でさえ、ギリシャ時代に製作されたブロンズ作品を元に、ローマ時代に製作された模刻だったなぁ・・・・・・
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庭のブラックベリーでジャムを作りました。

2018-08-08 18:48:54 | ジャム、コンポートなど
毎朝少しずつ収獲して冷凍保存していた庭のブラックベリー、そろそろ冷凍庫に入りきらなくなってきたので、カミさんにジャムを作ってもらうことにしました。




作り方はいつもと同じ。等量の砂糖を加えて加熱するだけです。




取り敢えず、1回目は3本できました。




実はブラックベリーのジャムに関しては、ちょっと実験してみたいことがありました。世田谷美術館で開催されている 『没後40年 濱田庄司展』 を観たとき、 “イギリスでパンにブラックベリーのジャムとクリーム (恐らくクロテッド・クリーム) を塗っていたとき、スリップウェアの模様の製法に気付いた” という逸話が紹介されていたので、本当にそうなるのか?、確かめてみたくなったのです。

というわけで、早速クロテッドクリームを買ってきて試してみたら・・・・・・





・・・・・・どうですか?。スリップウェアの模様に見えるかな?。この逸話の真偽に関しては、皆さんのご判断にお任せすることにしましょう (笑) 。
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東京都庭園美術館で、 『ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力』 を観ました。

2018-08-07 21:49:18 | 美術館、展覧会


カミさんと二人で東京都庭園美術館に行きました。現在開催されている企画展はこちら、 『ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力』 です。






私はまったく知らなかったのですが、ブラジル北部には伝統的に動物の形をした椅子を作っている人々がいるそうです。驚いたことに、これらの椅子はいずれも1本の丸太を削って製作した物で、足の部分などを含めてどこかで繋いだりしているワケじゃないんですよ。






今回は撮影可だったこともあり、写真を撮りまくってしまいました。



















ご覧のように、決まった様式があるわけではなく、大きさもデザインも実に様々。非常にリアルな作品があるかと思えば、説明を読まないと何だか分からない作品もありました (笑) 。実際に製作している映像は大変興味深い内容なので、是非お見逃しなく。


今回は迷わず図録を買ってしまいました。



この企画展、会期は9月17日までとなっています。個人的には、この夏に開催されている企画展の中では特に見応えのある展覧会の一つだと思っています。
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大多喜町、チーズ工房 千(せん)の “古民家ビアガーデン” に行きました。

2018-08-06 20:12:06 | 食べ歩き


昨日はお馴染み、大多喜町の チーズ工房 千(せん)さんの月に一度の営業日だったので、カミさんと二人で出撃しました。今年も8月の営業日は “古民家ビアガーデン” が開催されており、色々なゲストの出展もありましたよ。




せっかくだから何か食べてみようということで私達が選んだのはこちら、大網白里にあるフレンチ、merle(メルル)さん。




そしてこちらが今日のメニュー。どれも美味しそうです。かなり迷った末に選んだのは・・・・・・こちら。 “牛はらみのステーキ ~自家製粒マスタード~” にしました。





こんな感じで、炭火で焼いていました。良い香りです!。




はい、出来上がり。粒マスタードが絶品でしたよ。チャンスがあったら、大網のお店も訪問してみたいなぁ。




もちろん千さんの営業日でもあるので、ちゃんとチーズも買いました。今回もいつもと同じモッツァレラと・・・・・・




竹炭と・・・・・・




黒胡椒と・・・・・・




越田商店さんの鯖ですけどね。いつもワンパターンでゴメンナサイ。




■本日のオマケ
今日はお客さんが多いということもあり、臨時の駐車場まで設けてありました。でものぼり旗を良く見たら・・・・・・



・・・・・・あっ、このシルエットはポルシェ911だ!。これはきっと我が家専用の駐車場でしょう(ウソ)。



いすみ チーズ工房巡り その1 高秀牧場 チーズ工房

いすみ チーズ工房巡り その2 よじゅえもんのチーズ工房

いすみ チーズ工房巡り その3 チーズ工房 ikagawa

いすみ チーズ工房巡り その5 チーズ工房 フロマージュ KOMAGATA
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自宅の庭から “佐倉花火フェスタ2018 (佐倉市民花火大会) ” を観ました。

2018-08-05 21:39:56 | その他のお出かけ


恐らく昨日~今日はどのSNSも花火の話題ばかりで皆さんも食傷気味だとは思われますが (笑) 、このブログは私の日記でもあるので、今回は花火の話題を投稿することをお許し下さい。


昨日は “佐倉花火フェスタ2018 (佐倉市民花火大会) ” が開催されました。打ち上げ場所が我が家の近所ということもあって、我が家の周囲には前日からこのような看板があちこちに立てられていました。




我が家ではいつも自宅の庭から見ることにしています。最近では玄関前にテーブルを出して・・・・・・




・・・・・・カミさんの作ったおにぎりを食べながら観るというパターンが多いですね。




残念ながら低い花火は街路樹や建物の陰に隠れレしまうものの・・・・・・




ある程度の高さまで上がる花火であれば大丈夫。












尺玉クラスの大きな花火であれば、何にも邪魔されずに楽しむことができます。







この花火大会、知名度という点ではまだまだかも知れませんが、2尺玉が上がる関東圏では数少ない花火大会で中々の見物なんですよ。自宅から花火が観られるなんて、凄く贅沢なことだなぁと思っています。
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この暑いのに・・・サンテミリオン風マカロンを焼きました。

2018-08-04 17:35:25 | ケーキ、洋菓子


世の中無茶苦茶な猛暑ですが、ウチのカミさんのようにお菓子作りが趣味という人達にとってはそんなことは大した問題ではないようです (笑) 。今回カミさんが焼いたのはコレ、サンテミリオン風マカロン (マカロン・クラックレ) 。久々ですね。




早速紅茶を入れて頂くことにしました。



法規上、本物のビター・アーモンドが輸入できない以上、日本国内ではあの 『マダム・ブランシェ』 の味を再現することは不可能ですが、結構近い線まで近づけるようになりましたよ。
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ピ~ンチッ!。VW B4パサートがカチカチ山に?。

2018-08-03 17:32:46 | VW パサート
相変らず問題山積みのVW B4パサート・ヴァリアントですが、唯一エアコンだけは寒いほど効くこともあり(カミさん曰く、 “走るエアコン” )、この猛暑の中をあちこち走り回っておりました。しかし、先日カミさんと二人で外出した所、エンジンルームから覚えのあるイヤ~な臭いがするじゃありませんか。ピ~ンチッ!。




なんと電動ファンが焼き付いてカチカチ山になっており、コネクターも溶けておりました。トホホ~。まぁ場所が自宅の近所で、すぐに気付いたのでオーバーヒートさせることもなかったのが不幸中の幸いでしたけどね。さっそく旧いVW仲間のお店でもある谷塚のワイルドシングにレッカーと代車をお願いして、お馴染み、川口のベストインポートサービスまでクルマを運んで頂きました。





ところがBISの山崎社長に診ていただいたところ、てっきりゴルフⅢあたりと共通で楽勝だと思っていた電動ファンが、なんと95~97年モデルのパサートの専用部品だということが判明。さすがのBISでもそんな物は在庫していません。さらにピ~ンチッ!!。もちろん海外から新品パーツをとることはできるでしょうが、果たしてこのクルマにそんなお金を掛ける意味があるのだろうか?。そろそろ潮時かなぁ・・・・・・

(つづく)
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東京都美術館で、『BENTO おべんとう展 食べる・集う・つながるデザイン』を観ました。

2018-08-02 19:46:29 | 美術館、展覧会


さて、きょうは昨日のブログの続きです。カミさんと私が東京都美術館まで出掛けたのは、特別展の『没後50年 藤田嗣治展』を観るためではなく、こちらの企画展、『BENTO おべんとう展 食べる・集う・つながるデザイン』を観るためでした。






残念ながら様々なお弁当箱を展示していたコーナー等は撮影不可でしたが、撮影可の展示室もありましたよ。こちらはオランダのアーティスト、マライエ・フォーゲルサングさんのインスタレーション、《intangible bento》。簡単に説明してしまうと、おべんとうの中に入って、おべんとうの精霊から話を聞くという趣向です。




まずはこのウェルカム・ステーションで 音声ガイダンスならぬ “精霊フォン” を受け取り・・・・・・






・・・・・・リボンの森の中に入って精霊達の話を聞きます。リボンの森の中は視界が効かないので、ちょっとした探検気分が味わえます。このリボンの森は10個のセルからなっており、10種類のお話しを聞くことができました。




中がどうなっているのか?は内緒。実際に訪問して確かめてみて下さいね。




こちらのインスタレーションは、 北澤潤さんの《おすそわけ横丁》。インドネシアのマーケットのイメージだそうです。






実際にこの箱を持ち帰り、 “おすそわけ” を体験することもできます(笑)。




でも私達夫婦に一番刺さった展示はやはりこちら、小山田徹さんの《お父ちゃん弁当》かな。小山田家では、保育園に通う弟のおべんとうために小学生のお姉さんが指示書を書き、それを父親である小山田さんが作っているのとのこと。今回は過去に製作した作品がアーカイブとなって展示されていました。







《噴火》や《地層》等、おべんとうとは思えない指示書はもちろん、それを形にする小山田さんの発想やコメントも絶妙!。かなりの点数があったけれど、ちゃんと全部チェックさせて頂きました(笑)。

この企画展、会期は10月8日までありますので、もし『没後50年 藤田嗣治展』を観に東京都美術館に行こうとお考えでしたら、是非ご覧になってみることをお薦めいたします。
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