投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2009年 1月24日(土)14時19分55秒
このところやたら本を読んでいるのですが、ここで紹介しても誰も面白いと思ってくれないような本ばかりなので、なかなか投稿には結びつきません。
ま、しばらくは地味に知識の蓄積を図ろうと思っています。
>Akiさん
>昭和3年の生まれです。
びっくりしました。
全く同じですね。ただ、私の父は早生まれなので、学年は違うかもしれませんが。
>東野英治郎
父は大学も東野英治郎の後輩です。
プロレタリア演劇運動に関わって治安維持法違反でつかまったこともある東野英治郎とは異なり、単なるノンポリ学生でしたが、戦争直後の時期に東京で学生生活を送ったので、野坂参三の立会演説会などには何度か行ったことがあるそうです。
また、東京裁判を傍聴したのがけっこう自慢のようです。
>波瀾万丈
そうですね。
ただ、相場師という派手なイメージと異なり、実際にはそれなりに堅実な手段で蓄財したようですね。
『そろばん』にも、
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私もこのブローカー中心の行き方にした。相場を張ったといっても、それはディーラーとして手持ちした実米を
清算市場に売りつないだのである。保険つなぎだった。収入の基礎はブローカーによる手数料にあり、
それだけで十分に食べていかれるようにしてあった。
その上で儲けた分を積み上げていった。毎年、年末には棚上げ貯金をした。この資金は主としてサヤトリに使った。
当限を買って、先限を売るというやり方だ。サヤトリというと馬鹿にする人もあった。
でも、日歩十銭以上、時には三十銭にも回すことも出来た。年に三割から十割の儲けである。
銀行から資金を借りても、日歩七銭なら十分に引き合った。
これは大きい。危険の大きい相場を張るより、結果は確実なうえに、大きく儲けられる。
私にしてみれば、なぜ皆が利用しないのか不思議だった。
などという記述がありますが、このあたり、学生時代に読んだときは全くチンプンカンブンでした。
今ではさすがに商品先物取引の仕組みや裁定取引(サヤトリ)の意味くらいは分かりますが、理解力とお金儲けの能力は全く別なので、未だに私には縁遠い世界です。
※Akiさんの下記投稿へのレスです。
リアルけんかえれじい 2009/01/23(金) 00:35:45
>小太郎さん
私の父も旧制富岡中学の出身で、昭和3年の生まれです。小太郎さんのお父さんと富中時代に重なっているなんてことはありますか? 七日市藩の陣屋跡の建物は、子供の頃に、父に連れられて入ったことがあります。富岡高校の講堂として使われていたようですが、その時は、中のボロさに圧倒されました。床を踏み抜いて穴が開いたところに、上から板を打ち付けて補修してあって、床がそこらじゅうデコボコになってました。その後、自分も県内の別の高校に行って、旧制中学が元になった高校というのは、どこもボロくて汚いのが普通だということがわかりました。(今はどこもきれいに改築されているようですが。)
旧制富岡中学といえば、水戸黄門を見ている時に父が教えてくれたことですが、当時黄門様をやっていた東野英治郎が富岡中学の出身で、高崎中学と揉め事が起きた時に、抜き身の日本刀を持って高崎中学に殴り込みをかけたことがあったとか。富岡中学では、父が通っていた頃もそれが語りぐさになっていたそうです。東野英治郎の黄門様は野性味があって好きでしたが、若い頃に(いい意味で)野蛮な学生生活を送ったのが、役者としての味になっていたんでしょうね。
山崎種二氏の『そろばん』、波瀾万丈でおもしろいですね。さすが、博徒の国の出身者ですねぇ。
(ローカルな話題で、話に割り込んでしまってすみません~。)
>小太郎さん
私の父も旧制富岡中学の出身で、昭和3年の生まれです。小太郎さんのお父さんと富中時代に重なっているなんてことはありますか? 七日市藩の陣屋跡の建物は、子供の頃に、父に連れられて入ったことがあります。富岡高校の講堂として使われていたようですが、その時は、中のボロさに圧倒されました。床を踏み抜いて穴が開いたところに、上から板を打ち付けて補修してあって、床がそこらじゅうデコボコになってました。その後、自分も県内の別の高校に行って、旧制中学が元になった高校というのは、どこもボロくて汚いのが普通だということがわかりました。(今はどこもきれいに改築されているようですが。)
旧制富岡中学といえば、水戸黄門を見ている時に父が教えてくれたことですが、当時黄門様をやっていた東野英治郎が富岡中学の出身で、高崎中学と揉め事が起きた時に、抜き身の日本刀を持って高崎中学に殴り込みをかけたことがあったとか。富岡中学では、父が通っていた頃もそれが語りぐさになっていたそうです。東野英治郎の黄門様は野性味があって好きでしたが、若い頃に(いい意味で)野蛮な学生生活を送ったのが、役者としての味になっていたんでしょうね。
山崎種二氏の『そろばん』、波瀾万丈でおもしろいですね。さすが、博徒の国の出身者ですねぇ。
(ローカルな話題で、話に割り込んでしまってすみません~。)
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