学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

トロ様

2009-01-12 | 佐藤優『国家の罠』&モロゾフ・野坂参三
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2009年 1月12日(月)20時59分49秒    

>筆綾丸さん
佐藤優氏についてのまとめなど、いくつか書きたいことがあるのですが、今日も休日出勤しているような状況で、なかなか書けません。
あしからず。

>トロ
スティーブン・ソダーバーグの映画では、『トラフィック』で強烈な存在感を出していましたね。
映画自体はもう一度見たいとは思いませんが。
http://en.wikipedia.org/wiki/Traffic_(2000_film)

※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。

Che (ちぇ) と Toro (牛) 筆綾丸:2009/01/11(日) 19:04:56
小太郎さん
塩魚と言えば、千利休の魚屋などが有名ですね。

『文藝春秋』2月号を、「秋篠宮が天皇になる日」に惹かれて購入してみると、佐野
眞一氏が「昭和天皇の最期」というのを書いていて、これを面白く読みました。昭和
天皇の侍医伊東貞三氏の家業はシーボルトの時代まで遡れるのですね。

「天皇の異変に気づいた伊東は、長崎の鳴滝塾でシーボルトからオランダ医学を学び、
徳川幕府十三代将軍の家定の御典医をつとめた伊東玄朴を高祖父に、明治天皇の侍医を
つとめた伊東方成を曾祖父にもつ、わが国屈指の名医一族である」(157頁)

伊東貞三の著書『回想の昭和』を紹介して、佐野氏は次のように書いています(177頁)。

伊東はその論考で、宮家と将軍家は両輪の如くこの国を支配した、宮家は権威であり、
将軍家は権力だったと述べ、こうつづけている。
〈昭和天皇が崩御されても死亡診断書はない、皇統譜に亡くなられたことが記載される。
ダグラス・マッカーサーが勲一等旭日大綬賞を頂いたのを御存知か。彼は買った将軍で
数年間良くこの国の民を治め、だから授与されたのである。普通の考えでは一寸奇妙な
話かも知れないが、それがこの国の形なのである〉
伊東は要するに、マッカーサーは戦後の一時期、〃征夷大将軍〃の位を昭和天皇によって
与えられたと言っている。

征夷大将軍ダグラス・マッカーサーという発想には、かなり、たまげました。

http://che.gyao.jp/
昨日、チェ・ゲバラの映画をみました。主役のベニチオ・デル・トロより、本人のほう
が二枚目ですね。
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