1は3音であとは1文字。
41-50
地頭もげげしょ こじゅしょこか
持統 文武 元明 元正 聖武 孝謙 淳仁 称徳 光仁 桓武
[ポイント]
1.孝謙上皇(→淳仁天皇を廃し重祚して→称徳天皇)は道鏡を寵愛、その彼は称徳天皇の死後失脚し、→光仁天皇が即位した。
[解説]
1.(孝徳=)称徳天皇は、僧道鏡を太政大臣禅師とし、さらに法王(法王の地位や内容は不明)とした。
2.さらに道鏡を皇位につけようとしたが、和気清麻呂らに阻止(そし)され(宇佐八幡宮神託事件)、同天皇の病死後失脚し、下野薬師寺別当に左遷された。
3.清麻呂に連座した姉の和気広虫(わけのひろむし)は、恵美押勝の乱後の孤児の養育活動でも知られる。
〈2015立命館・全学部
(f)下線部6皇位継承問題まで勃発するに至ったに関連して、このとき皇位をうかがったとされる道鏡が、天皇崩御ののちにある寺院に追放された。その寺院の所在地はどこか。旧国名で答えよ。(答:下野国)
〈2013青山学院・文教育経済法経営など
問9.下線部d天平神護年間について、この時期の前後の出来事Ⅰ~Ⅲについて、古いものから年代順に並べた組合せとして正しいものを、下の1~6の中から一つ選べ。
Ⅰ.僧道鏡が太政大臣禅師に任じられた。
Ⅱ.皇位継承をめぐり、和気清麻呂が宇佐八幡宮に遣わされた。
Ⅲ.淳仁天皇が廃位された。
1.Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ
2.Ⅰ-Ⅲ-Ⅱ
3.Ⅱ-Ⅰ-Ⅲ
4.Ⅱ-Ⅲ-Ⅰ
5.Ⅲ-Ⅰ-Ⅱ
6.Ⅲ-Ⅱ-I」
(答:5)
Ⅲ.764年10月孝謙上皇、淳仁天皇を廃して重祚(第48代称徳天皇)。
四葉の上に聖徳太子。
第48代 称徳天皇