ベック式!難単語暗記法ブログ

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969年 安和の変。

2018-04-26 | Weblog

 

黒く密告 あんた方。

969年 源満仲 安和の変 源高明 為平親王

 

[ポイント]
1.安和の変969年)で、源満仲の密告により左大臣源高明が失脚し、藤原氏による他氏排斥は完成する。

2.源高明醍醐天皇の皇子で、儀式書(有職故実書)である『西宮記』を著した。

〈2014立大・法・経済(経済政策)・異文化コミュ

10世紀から11世紀にかけて、藤原氏(北家)は天皇家と外戚関係を結ぶことで、政治権力を掌握した。当時の貴族は嫁入婚が主流であり、母や母方の祖父の影響は大きかった。藤原氏はこれを利用し、( イ )の変で左大臣の源高明を失脚させて以降、摂政・関白の地位を独占した。摂関政治が確立するなかで、地方政治のあり方も変化した。

(答:イ安和)〉

〈2013早大・文:「下線bの人物(源高明)の説明として、誤っているものはどれか。1つ選び、マーク解答用紙の該当する記号をマークしなさい。

 ア 字多天皇の子供であった
 イ 左遷されたとき左大臣であった
 ウ 儀式書である『西宮記』を著した
 エ 大宰権帥として左遷された
 オ 村上天皇の死後、左遷された

(答:ア ※源高明は醍醐天皇の皇子。村上天皇の死は967年)

イ.

高明は醍醐天皇の皇子として生まれ、臣籍降下の後に左大臣に昇りながら、安和の変大宰府に左遷されたことで知られており、『源氏物語』の光源氏のモデルの1人とも言われている。高明邸が当時では珍しく西宮(右京)側にあったことから、「西宮左大臣」の異名で呼ばれ、書名の由来となった。

本書の執筆年代は不明であるが、動機の1つとして安和の変の際にともに大宰府に送られた息子源俊賢に有職故実を伝授するために執筆されたとする見方もある[1]

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藤原純友(すみとも)の乱

2018-04-26 | Weblog

 

臭く純友 追捕小野。

939年 藤原純友の乱 追捕使 小野好古


[ポイント]
1.藤原純友の乱小野好古源経基が平定した。

[解説]
1.藤原純友(?~941)は、伊予掾(いよのじょう)として海賊(かいぞく)追捕(ついぶ)にあたっていたが、939年東国で平将門の乱が起こると(呼応(こおう)の証拠(しょうこ)はない)、立場を一転して瀬戸内海の海賊の首領となり、日振島を根拠地として反乱を起し、大宰府を焼き討ちしたりした。

2.朝廷は小野好古(884~968)を追捕使(ついぶし)とし、源経基(生没年不詳、清和源氏の祖)に命じて941年にようやく平定した。

〈2014早大・政経

3.下線部(3)承平天慶の乱についての説明として誤っているものはどれか。

 ア 乱はいずれも藤原忠平の摂政在任中に起こった。
 イ 乱を起こした藤原純友と平将門は、それぞれ国府を攻め落とした。
 ウ 乱を起こした藤原純友と平将門は、いずれも任官の経験がある。
 エ 乱の鎮圧には追捕使か押領使が関与した。
 オ 乱を鎮圧した者の家柄はともにのちに武門の棟梁と呼ばれた。

(答:ウ ※藤原純友は従五位下伊予掾(じょう)(つまり伊予国の行政官で守(かみ)・介(すけ)に次ぐ三等官)。平将門は、滝口の武士でしかなく検非違使の佐(すけ)や尉(じょう)を望んだが任官できていない)〉

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935年 平将門の乱(~940)

2018-04-26 | 入試問題+ゴロ合わせ

 

組み殺したい ひでぇ伯父。

935年 新皇平将門の乱 藤原秀郷 押領使

[ポイント]
1.平将門の乱935年におこり、将門は940年、平貞盛藤原秀郷に討たれた。

[解説]
1.平将門(?~940)は平高望(たいらのたかもち)の孫。所領争いから伯父(おじ)の平国香(たいらのくにか)を殺す。

2.939年に反乱を起して常陸(ひたち)・下野(しもつけ)・上野(こうずけ)の国府を攻略し国司を追放し、関東一帯を占拠。

3.平将門新皇(しんのう)と称し、下総(しもふさ)の猿島(さしま)を中心に独立国家を作ろうとした

4.平将門の乱を記した軍記物語は『将門記(しょうもんき)』

5.同時期に起こった藤原純友の乱とをあわせて承平・天慶の乱(939~941)ともいう。

〈2013愛知教育大・前期

「問8 下線部(6)10世紀前半の東国の兵乱の名称を答えよ。」

(答:平将門の乱あるいは承平天慶の乱)〉

〈2012明大・文学部

下線部(オ)坂東(関東地方)と瀬戸内海を舞台におこった承平・天慶の乱とよばれた二つの乱に関連して、坂東でおこった戦乱を描いた書物として正しいものを、次の1~4のうちから一つ選べ。

 1『将門記』 2『純友追討記』
 3『陸奥話記』4『保元物語』」

(答:1)〉

※ 将門の乱を始まりは清水書院『日本史B』の935年(私闘の開始)から、山川『詳説日本史B』の939年(国司つまり国家権力の末端との闘争開始)と2説ある。

 

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