![衿襦袢](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/24/babafd01532f0bdfe8319ae24afb6696.jpg)
5年前の今頃縫った二部式長襦袢の上衣にあたる部分です。
しかし 袖無しで、肌襦袢につける市販の袖をつけてあります。
普段着の着物には 長襦袢の袖は邪魔なものです。
特に無双袖だったら、かっぽう着で仕事しようにも、袖が重くて 仕事になりません。
そこで 衿だけ長襦袢と同じような仕立てにしてあります。
亡くなった母は ほとんど このスタイルの着物下でした。
自分でも 普段着として着物を着ようとすると なんと この衿襦袢が実用的か 納得できます。
今日は衿の付け込み寸法を自分の着物に合わせるために 衿をほどき、付け直し。
五年前に 自分用に仕立てたものですが、その頃あまり着物と長襦袢の関係を理解していなかったようで、
和裁の本通りに仕立ててしまい、ちょっと着づらかったので、衿の縫い直しをしました。
今回 着物と同じように 肩から1寸3分後ろに下げて付け直しました。
衿近くの半月の部分のポケットは 薄いパッドを入れて この衿襦袢一枚で補正も兼ねるように 自分で工夫しています。
![衿芯に縫いつけた半衿](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fd/97dcabf465808e5279188467f2a4bde1.jpg)
半衿は 衿芯を両端とも挟んでとじておきます。
ここまで準備しておくと、半衿付けも簡単です。