これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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着やすさを求めて 「衿襦袢の衿付け直し」

2009-10-09 | 着物
衿襦袢

5年前の今頃縫った二部式長襦袢の上衣にあたる部分です。

しかし 袖無しで、肌襦袢につける市販の袖をつけてあります。

普段着の着物には 長襦袢の袖は邪魔なものです。

特に無双袖だったら、かっぽう着で仕事しようにも、袖が重くて 仕事になりません。

そこで 衿だけ長襦袢と同じような仕立てにしてあります。

亡くなった母は ほとんど このスタイルの着物下でした。

自分でも 普段着として着物を着ようとすると なんと この衿襦袢が実用的か 納得できます。

今日は衿の付け込み寸法を自分の着物に合わせるために 衿をほどき、付け直し。

五年前に 自分用に仕立てたものですが、その頃あまり着物と長襦袢の関係を理解していなかったようで、

和裁の本通りに仕立ててしまい、ちょっと着づらかったので、衿の縫い直しをしました。

今回 着物と同じように 肩から1寸3分後ろに下げて付け直しました。


衿近くの半月の部分のポケットは 薄いパッドを入れて この衿襦袢一枚で補正も兼ねるように 自分で工夫しています。

衿芯に縫いつけた半衿

半衿は 衿芯を両端とも挟んでとじておきます。

ここまで準備しておくと、半衿付けも簡単です。
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