昨日から霰が舞う北風
今日も雪は降らないけど、霰が地面を覆うほど降っていて、お籠もりでした
こんな日はチクチク針仕事
もう2年前のことですが、トトさんの伯母が亡くなり、昨年暮れに叔母(妹)経由で伯母の着物を貰いました
私の寸法に直してすぐに着ようと思い立ち、針仕事
衿を外し、袖を外し、袖付けのヘラ跡や袖幅のヘラ跡を直してからの仕立て直し
今日の午後どうにか完成
袖幅は5分ほど広くして、肩幅も出しました
袖のヘラ跡がうっすら残っていますが、洗い張りしてもこの程度は残るので、上々の出来
他に袖丈を詰めて、褄下寸法も出し、身八つ口も下げて、衽下がりも下げて・・・ちょこちょことお直しした場所は8ヶ所以上
衿付けの段階で、付け込み寸法も変更
上の糸印が最初の付け込み(衿付けの位置)で、下の糸印が今回の付け込みです
5分から8分に変更
後ろ衿が着物を肩にかけた時に、自然に後ろに抜けるように、付け込み寸法は8分に統一しています
この着物、解いてみてわかるのですが、1人の人の針仕事ではありませんでした
袖作りは多分和裁ビギナーか和裁学校の生徒さん
見頃は和裁職人が仕立てるような見事な針仕事
袖を外して裏返した時に、あまりにもひどい縫い目で、全部解きたい衝動に
手間をかけたくなくて、袖口と袖口下だけはそのまま使いましたが
ところが身ごろの方の仕立ては、解くのが惜しいほど綺麗でした
中綴じのしつけ糸の運びや止めでさえ、唸るほど美しい
久しぶりに、部分的ですが着物を解いて勉強になりました
今月中に早速袖を通すつもりです
伯母の着物を着れば、伯母の供養になると思って
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日針仕事していて、昼前と午後に猫の鳴き声を聞きました
私のアトリエ(趣味の部屋)は、母屋続きの小屋の2階をリノベーションして作ってあります
部屋の後ろから聞こえたようで、寒くて軒下にでもいるのかなと一度は確認
見当たらず
午後、ガサゴソ音がして、トトさんが燃えないゴミの分別を小屋の下でしているのかもと、その時は思ったのです
もう一度鳴き声がしました
4時半まで2階にいましたが、猫の鳴き声はそれ以後なし
5時過ぎにベス🐕🦺の短い散歩から帰ってきたトトさんは離れの戸締りなどして、私にもう外の用はないでしょ?と
生ゴミをコンポストに入れてとお願いのついでに、猫が2回ほど鳴いていたんだけど、小屋の中にいないわよね? と確認を頼みました
トトさんがシャッターを開けると、階段の裏にいた猫が走って軽トラに移り、二段になっている棚の上に飛び乗ったそうです
棚の上だと危なっかそうで、竹のバラ(大きなザル)を取り去ろうとしたら、またまた動いて階段裏へ
近づくと足元を走っていったけど、小屋の中にいるのか、外に出たのかわからないと
灯も全部つけて探すけど見当たらず
プラごみのポリ袋が噛みちぎられて、中を引っ掻き出しています
他に爪でも研いだのか発砲スチロールの箱や蓋が削られてあちこちに散乱
別の棚の釘の箱が落ちていて、釘も床に散乱
今日はこの時までシャッターを開けていません
どうやら昨日の夕方シャッター閉めた時に閉じ込めたらしい
今日2回も階段の登り降りしたのに全く猫の気配を感じなかったのは、隠れていた?
猫は我が家の庭によく遊びに来る茶トラだったとトトさん
もう一度シャッターを下ろす時に、念のために水を置いておく?と言ってみましたが、逃げただろうとトトさん
昨日は風が強く霰模様で寒かったので、小屋の中に入り込んだのでしょう
私が2階に上がって針仕事しなければ今日も気づかずに、猫は二晩目を過ごすことになったかも
閉じ込めたのが一日だけで良かったと胸を撫で下ろしました
猫の死骸など例え小屋の中でもごめんですから
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