パリに着いて3日目の朝、フランス高速鉄道で向かったバスク地方
遅延に遅延を重ねて、ホテルに辿り着いたのは夜の9時を回っていました
Uberの運転手はホテルのレストラン側に車をつけてくれ、車に気がついた支配人自らがドアを開けて出迎えてくれました
フロントでパスポートチェックだけされて、部屋へ案内
レストランのオーダーは9時までだけど、まだ大丈夫だから早く降りて来て❗️
そう言われて、荷解きもせず、着替えもせず、レストランへ9時半過ぎに入りました
レストランはミシェランの星を獲得しているから、思いっきりお酒と料理を楽しもうね、と言ってお互いに期待で胸を膨らませていました
しかし、美味しい食べ物にありつく前に、食材と料理の種類をメニューから読み取り、わからなければ、尋ねるという高いハードルを乗り超えなければならない海外でのレストラン
英語版のメニューブックを渡してもらい、メニューを睨みながら私たちの遅いディナーはスタート
最初に出されたアペリティフ用のおつまみを見たら、白ワインを飲みたくなりました
辛口タイプだけを指定して、ソムリエにお勧めを選んでもらい、白ワインで乾杯🍻
流木のような板に3種類のカナッペ
一口サイズなのに、丁寧に作ってあり、こんな遅い時間なのに、どれも今作りました感のある新鮮さ
ワインもあまりにも美味しくて、お酒は雰囲気だけで十分のプーさんも飲み干してしまうほど
木の実や穀物やドライフルーツに味のついたメレンゲの添えてある物が出てきました
この地方だったか、レストランのオリジナルだったか、教えてくれた内容も忘れてしまいましたが、このメレンゲのような物はあまり口に合わず
パンとバターももちろん自家製で
スターターは、私はサーモンを選び、プーさんはホテルの裏の菜園で採れた野菜の揚げ物
サーモンも菜園の野菜とコラボしてあり、生でも加熱してあるでもなく、低温燻製してあるようなサーモンのフィレをぐるっと巻いてあり、芯のない巻き寿司のような・・・大正解のチョイス
プーさんの選んだ一品は、とても薄い衣を片面つけて揚げた天ぷらのような
私は地元産(ビスケー湾)のエビ
さていよいよメインの料理です
シャンピニオンがスライスしてのっかっていて、エビが隠れていますが、たっぷりありました
こちらも表面をソテーしてあるけど、半生
プーさんはポークを選んだのですが、皿が運ばれてきた時は、2人で思わず歓声を上げたほどの美しさ
ただ、プーさんはメニューをよく読んでいなかったと😥
ポークという文字だけが飛び込んできて、私の作る豚の生姜焼きが頭の中でフラッシュバックされていたって(笑)
フレンチの店で、そんなわけあるはずないのに
ドーム型に敷き込んだパイ皮に幾何学的に焼き色をつけて、中にはポーク、その中に真っ赤な鳩の肉、フォアグラの詰め物
真っ赤な鳩の肉とフォアグラを見て、プーさんは赤ワインを追加(2人分)
ワインはボルドーの中からお勧めをグラスワインで
だって、ほら、TGVの遅延に対して2人で50€支払われるとプーさんがチェックしていたから(笑)
ボリュームがあり過ぎて、私にも手伝ってと言われて、少しシェアしました
正直、鳩の肉は初体験、フォアグラのボリュームも初めて
まずいわけではないけど、美味しさがわからないこの手の食材に音痴な私には、これが食べ納めでいいかなぁな一皿でした
プーさんが私のことを、絶対にレストランでミスチョイスしないよね‼️って言っていたけど、そんなことない
それは歳が違うから経験値も違うわけで
もう一つは、選んだ食べ物が手がつけられないほど苦手だと困るので、メニューを読んでわからない時は、食材や料理の仕方を尋ねて選ぶようにしているから
プーさんやトトさんはメニューを読むこと自体が億劫なんだとか
メインの皿を食べ終わった頃ですでに2時間近く経過
デザートを勧められて、お口直し(プーさんの)に、洋梨のソルベを1人分頼んでシェアすることにしました
ソルベ自体はとても美味しくて、大満足
でもここでも最初に出てきたメレンゲに何かを混ぜた物が使われています
何かは説明を受けたのですが、すっかり失念
メレンゲ自体が2人とも好きではないので、この部分だけは残しました
これでお終いかな?と思っていたら、珈琲などを勧められて、紅茶をお願いしました
一緒に出てきたのが、3段ボックスに入ったプチケーキ
シリアルが敷き詰めた中に2個ずつ3種類
5組ほどの客がいたレストランは、6人の誕生パーティーのテーブルと私達だけになっていました
プーさんは遅くなると、従業員が可哀想と気にしていましたが、最後までにこやかに急かすことなく、気持ちのいい対応をしてもらえました
まぁ、そんなことも含めてミシェランの評価はされているのでしょうが
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
部屋に戻ると、部屋の様子をスマホで撮影は2人のルーティン
チェックインの時に、ベッドはセパレートがいいと言ったので、広めの部屋にしてもらえました
3人泊まれる大きさ
予約では確認できなかったバスタブ付き
でも、疲れ果てて、顔を洗って歯を磨くと2人ともベッドに倒れ込んだ夜でした
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
レストランの情報は Restaurant Ithurria (レストラン アイノア)
こんばんは。
お帰りなさい。
お土産話を楽しみに待っていました。
流し読みでは勿体ないので、明日から時間を掛けてゆっくりと拝見させていただきます。
(*^_^*)
とりあえず、ご無事でよかったです。
昨日の午後鹿児島に帰りつきました
少しずつゆっくり旅の記録を残していくよう、努力します(笑)
疲れが出てきたのか、昼寝で午後が終わってしまった今日です