姑 93歳 転倒、骨折は免れたけど

あちこちで石蕗の花が咲いています

周りの景色がどんどん冬の様子に変わっていく中で、石蕗の黄色い花を見ると心がふわっとします

この季節　好きな花です

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今日はプーさんの運転で、トトの母様のところへ

家に着くと、不在

義兄が車庫の前に座ってスマホを持っていて、今朝の事件を教えてくれました

今朝方なのか、トイレに起きたトトの母様が転倒したらしい

痛いと言うので、義兄の運転で義兄嫁が病院へ連れて行って診断待ちということでした

私とプーさんも病院へ行ってみようとしたものの、義兄に駐車スペースも少ないから帰ってきてスタンバイしている

行ったところでどうにもならないからと、待ったをかけられました

家に上がると、布団は敷きっぱなしで、朝食も途中だった様子です

ほどなく義兄が車を出した音がして、しばらくすると帰ってきました

骨折はしていなかったようです

気丈に一人で車から降りて歩いて家に入りました

ズボンの上からも右太ももが膨らんでいるのがわかり、ギブスでもしてあるようにも見えました

足元がふらついたわけでもないのに、トイレに行こうとドアの方へ歩いたつもりが、少し横に置いてある大型の空気清浄機にぶつかって、転倒したそうです

塗り薬が出たと言うので、塗りましょうとズボンを下ろしてもらうと、右太ももが湿布薬２枚では足りなさそうな範囲で、紫色になって腫れ上がっていました

打ったのは右太ももと右脇腹ということで、二か所のレントゲンを撮ったところ、骨折していなかったそうです

医者にこの年齢で、夜中に転倒して骨折しなかったのは奇跡だと言われたとか

私たちも義兄夫婦もホッとしました

大腿骨骨折から入院して寝たきりになった親戚が数人いるからです

保湿剤の塗り薬と鎮痛剤の飲み薬が処方されているだけです

昼食のような時間に朝食を食べてもらい、薬を飲んだことを確認して、母様のところを出ました

トトの母様は一人暮らしですが、義兄家族が隣に住んでいるので、93歳でもどうにかひとり暮らしをしています

スマホは片時も離さないので、朝がきて、義兄嫁に電話を入れたのでしょう

プーさんが私のスマホをチェックして、母様からの電話履歴の多さにびっくりし、

おばあちゃんはママのストーカーだね😰

なんて言っていますが、それでも義兄嫁に比べたら大したことないはずです

今朝の母様の転倒で、改めて義兄嫁や義兄の負担の重さが身に染みています

トトの母様が暮らす家は築50年ほどの木造二階建て

数回リフォームしていますが、冬の寒さには弱い家です

冬になると、ダイニングキッチンと居間兼寝室にしている和室の二カ所に、昔ながらの石油ストーブ

和室にはホットカーペットを敷き、さらにボア毛布のような敷物を敷いています

エアコンの暖房は嫌いで、石油ストーブは危ないからと石油ファンヒーターに変えたのに、ファンヒーターも嫌いだと逆戻り

厚めの柔らかな敷物といい、石油ストーブといい、転倒したら大変な事になりそうでハラハラしています

今でも自分で布団の上げ下ろしをしていますが、そろそろ限界のようにも思えます

でもベッドにするとは言いそうにもないし

ボケるのも辛いですが、頭はしっかりしているのに体がどんどん思うように動かなくなるのも、辛そうです

プーさんは今回の帰省で２年ぶりに祖母に会ったのですが、ビデオトークしている時より、実際に会ってみてかなり年取ってしまったと言っていますし

高齢者施設に入りたくない一心で、歯を食いしばって一人暮らししている母様がなんだか可哀想で切なくなっています