Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅳ

2010-06-08 15:28:09 | 山歩き

開聞岳は下部がコニーデ(成層火山)上部はトロイデ(鐘状火山)だそうで この辺りから様子が変ってきたところを見るとトロイデ火山に入って来たか?

ごろごろした岩をまたいでまたいで 岩渡りの様子の歩き方を強いられるようになった。木々も低くなり展望はこの上ない。

Tenbou2 おお~ 長崎鼻と佐多岬がいっしょに見える。 こんな高いところから南の海を見ている。 何と言うことだろう。

Cyoujyou2 見上げると ツツジのような木の向こうに帽子のようなこんもりが見える 

あそこが頂上だろうか? もう少しだね 頑張らないと。

Tozandou5 岩を登ったり降りたりしていると 仙人洞とよばれる岩塊の道に入る。穴ぼこいっぱい足を滑らせたら大変。

Sennindou1

Sennindou2 暗くてよく見えないけれど 穴の中は深い。 石や 棒をつっこまないで と書かれるとやりたい人がいるのかいろんなものが入っている。 罰あたるに

孝徳天皇の頃開聞岳の北麓の「岩屋」にある観音堂は 山伏達の修行所として諸国からの出入りが多く開聞宮の社人達も山伏と成ってここから修行に出掛けていたらしい。

この洞窟は開聞岳が噴火したときに溶岩がせり上がって出来たもので 商業の場に使われていたそうな

いかにもという感じの 何処まで穴が続いているのか解らない世界でした。

Tozandou6 ずっと岩をまたぐだけで進んできたのでほとんど高度を稼げない。 そして九合目には少し心配な場所があった。 

本や ウェブ上のレポを見ると九合目には長い長い梯子がかかっている。 見上げるようなその写真を見てから この登山に一つの不安材料を作ってしまっていたのでドキドキ

9goume

9合目 ここに例の梯子があるはず。でも ここでは無かった。

その代わりに・・・と言うわけでは無いが 眼下に 今までとは全く違う景色が開けている。

Makurazakihoumen ほぼ時計回りに一周したらしく枕崎方面の景色が広がっていた。右は池田湖? 左奥に見えるこんもりした山は矢筈岳?

嬉しくなってあの梯子のことをすっかり忘れていた。

コメント (2)
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美しい姿にほれぼれ 開聞岳に挑戦Ⅲ

2010-06-08 14:31:57 | 山歩き

次は7合目で待っているよ  と先を歩き出す息子。 私はと言うと少しずつ心配になってきているんだよ。時間はもう1時。 まだ後に何組かある様だけれど 降りてくる人が数珠つなぎ 間に合うかしら?

「七合目まで30分ね。」25000分の一の地図を眺めながら息子 「そうか 30分ならがんばれるかも。」

Nagasakibana 樹間に長崎鼻が見えるようになる。すこしづつ時計回りにまわっている感じがする。

Tozandou2 登山道はごろごろしてきて どんどん歩きにくくなる。

Tozandou3 倒れて通せんぼして久しい木をよいしょとまたぎ 

Tozandou4 木の根っこが絡み合う道を滑らないように気を付け

降りてくる人にはすべて道を譲って (只休みたかっただけですが) サンダル履きのおじさんやハンドバッグ持ったご婦人に目を白黒

ようやるなぁ

クラブツーリズムのグループが20人ほど降りてきた。 何処のグループかな?と道を譲ると「どうぞどうぞ ごゆっくり」

あれ? それ私の台詞じゃないの? 

疲れてくると話す言葉は惰性になるらしい。

何てぶつくさ思っていると 長崎鼻がさっきよりも見えるように成ってくる。確実に登山道はまわっている。

Nagasakibana2 長崎鼻 長崎と関係あるかと思ったら 先が長い花の様な岬と言うことらしい。

Satamisaki 佐多岬方面が霞んでいるけれど見える。

海が真っ青で綺麗

7goume 7合目到着

「いや~ かかったね コースタイム30分は無理だった 僕も30分かかった。 登りがきついから稼げなかったよ。」と息子が笑っている。

残り1.1キロ あと1時間ほどでいけると良いのだけれど

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