Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

江差追分が流れる街 いにしえ街道旧中村家へ  

2010-06-25 21:44:24 | インポート

江差に和人が住み着くようになったのは 1189年後らしい。 思ったより早くから日本人が住んでいたのを知って少し驚いた。

源の義経が衣川で自刃した後 藤原泰衛の一族が江差に上陸したのが始まりで 北海道文化の発祥の地と言われているらしい。 だから あの姥神大神宮の祭りは北海道で一番古いはずだ。

さて 横山家を出ていにしえ街道を北へ歩く。 いにしえ街道は 海沿いの道なので問屋蔵 商家 町屋 社寺がたくさん残っている。 北前船によるニシン漁とその取引 檜材交易で栄えていた様子がうかがえる。

いくつかりっぱな家があるものの 公開している場所はたくさんはないので 今度は中村家Genpyou を訪ねる。

江差町道路元標  ここから江差が広がっていったと思うとわくわくする。 これは何処にあったか記憶が薄いのだけれど 中村家の斜め前の町会所会館の敷地内だったような・・・そのぐらい目立たなかった。 記録に残る第一歩もこんなもんだね

Syoukouen 中村屋の前に小公園

何か 橋とか 歴史の建造物をモニュメントにして残したのだろうか? おしゃれなベンチ

Nakamuraya 中村屋

隣では酒屋だけを残して営業中。

ここの建物の工夫もなかなかだったよ。

Cyouba ビックリするような立派な帳場だった 番頭さんと主人とそれぞれに座れるように。。だろうか 鍵型に 帳場が作られている。

Kinko 年代物の 金庫が・・・

ちゃんとダイヤルが三つもあるよ。

中村家は日本海沿岸の漁家を相手に海産物の仲買商をを営んでいた近江商人だった。 さすが商売上手。

説明のお姉さんはいわゆる総合商社 と言っていらした。 近江商人と聞いて 合点 合点。。。。 なぁんてね

ここは二階も 秘密の商談をするための部屋に通じる釣り階段も 使用人部屋も全部見せてくださったので 興味深く見ることができた。

Zasiki Siyouninbeya

Ikari でっかい碇  思ったより縦長だったのでおかしかった。

Hanedasi2 はねだしが ずらりと並んでいる昔の江差。

伊根と似ているようで確かに違うね。

中村家の秘密

一見全部つながっているように見えるおうちだけれど 実は4つほどに分かれていて 漆喰のとても厚い壁で仕切られている。 そのために何度か火事に遭って あちこち燃えたけれど 類焼を免れたこと 家の財産を守れたこと。。。は この漆喰の壁のせいだって  すごいね日本家屋。

確かに見ると柱に 梁に黒く焦げた跡がある。

おもしろかったのは 船の金庫。  普通は金庫は盗まれないようにできるだけ重くするのだけれど 船の金庫は いつか浮いてきて回収できるように 作られているそうな 

そういえば飛行機のブラックボックスもそうか?

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江差追分が流れる町  横山家

2010-06-25 01:23:19 | 旅行記

227号線を西へ西へ 北斗市を通りあつさぶを通り 北海道らしい景色ってなかったな

山ばっかりと1時間以上走って思う。いきなり海岸線に出たらどんどん南下 江差追分会館はすぐにわかった。 その裏手にフェリー乗り場がある。奥尻島からの船は18時15分につく予定。

時間がいっぱいあるので ゆっくり江差の町を散策することにする。 

まずは腹ごしらえ。 朝 ラビスタ函館ベイで ボリュームたっぷりの食事をしたためか さほどおなかはすいていない。 車をおくところがわからなかったので追分会館においてすぐ隣のレストランへ入る。

Nisinsoba Tenpura

何を血迷ったか 頼んだのはにしんそば

昔大学受験で京都へ行ったとき にしんそばを食べて 口に合わなかった。 食いしん坊で何でも食べるはずの私にも弱点があった。 それでも 江差では ニシンを食べなきゃ・・・と思った。 う~んと。。。。やっぱり別々に食べたい。

Esasitizu おやおや 江差も 函館みたいな町ですか? これはちょっとデフォルメされている?

レストランでもらった観光案内の地図と見比べながら いけるだけ行ってみようと思う。 予定通りには行かなかったけれど その代わりに江差通になる。

Hana2

Yokoyamake まずは 横山家

この写真をとっている場所は 割合最近まで海だったらしい。 建物の表は一番左奥で 右側は海に面していた。 横山家は 漁業や廻船問屋を営み 今でもこの家には 人が住んでいる。 隣にはにしんそばを名物とするお店を構えていた。

あまり観光客もいないのか 行ったときには 台所から手を拭きながら女将さんが 奥からは子供の声。。。 ちょっと 回りにくかったけれど。。。

Yokoyamake2 こちらは表 実に立派な建物です。 釘が一本も使ってないと言うから驚き。

Kura 私の祖父母のところの蔵は 母屋とは別に立っていましたが ここの蔵は母屋に組み込まれている。 どっしりとした扉が部屋の中にあるって・・・・

Ohitu お櫃だろうか?

たくさんの人を雇っていたんだろうね? にぎやかな声が聞こえる気がする。

Hanedasi つきあたり上がはねだし

海に突き出して立てられた部分で 船を直接着けて荷物の出し入れをしていた。

伊根の舟屋のようなもの? 後で行く中村屋さんで聞いた話だけれど 伊根の舟屋は建物の地下に船を着ける。 それに対してはねだしは 建物のすぐ脇につけるもの。

似ているようで違う。 それでも それぞれの家が専用の港持っているようなもの と言う点では いっっしょか?

Ine これは伊根

Esasi 通りは なんだか異国の匂いがする。

きれいなので 新しいものと思われるけれど きっと 前にあったものをイメージして復刻させた。 北前船の漁港も 異国情緒たっぷり。

Jinjya 姥神大神宮と書かれていた。どんな神社かわからないけれど 前にミニチュアの山車が おかれていた。

Dasi 360有余年の歴史を誇るお祭りが夏に行われるそうで 北海道では一番古いお祭りなのだそうです。

見てみたいね。

コメント (6)
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空白の一時間。。。 道東西回りをあきらめ

2010-06-25 00:05:33 | 旅行記

大沼公園を出たのは13時過ぎ。 そんなにおなか空いていないし このまま行けば一筆書きできそうだった。 ナビでルートを入れて時間を見る。 江差18時45分到着の予定。

どうしよう? 待ち合わせは6時15分  ナビ君は おとなしいドライバーを基準に計算しているから 行けるやろ  でも見学はできんぞ

函館方面を迷いながら走っている。

北海道は ほとんど渋滞がない。 田園風景の中までもが渋滞する我が町から見たら 夢のような世界。 それなのにいらちなドライバー 赤信号で止まろうとしても私を超えて赤でも突っ走る。

ふーむ

前 車無し 後ろ車無し  よーし   と気分良く走っていたとき  どこかでう~~~っ

あららら 誰かしら? ってバックミラー見ると パトカー私の後ろからついてくるじゃないの  私?  違うやろ  と 2キロほど走ったところで パッシング

え~~ やっぱり私?

と言うわけで 15000円も寄付することになってしまった。 くそっ  22キロオーバーだって

赤信号で走ってくよりよほど良いじゃん。 それにブレーキを踏み続けていないと 50キロでは走れんて。。。。

と抵抗したところで なかったことになるわけもなく。 ま ほとんど80キロ以上で走っていたから 言い訳できん。

ゴールドドライバー だめになるんやろうか? あ~ぁ

と言うわけで 住所聞かれるだけでなく 携帯番号 北海道へ来た目的から 仕事場の住所 電話番号 職種など事細かに聞かれ 「ちゃんと払うから早くしてよ」と内心思っていた私は あまりに細かいことを聞かれるので

「何でそこまで 答えなきゃいけないんですか?」とついにきれ。。。。

そんなわけで西回りの一筆書きはあきらめて江差だけ行くことに。 ふぅ 私が悪いんだけれど

後に息子が運転しながら なんかいやな道だなぁ  どうしてもスピード出ちゃう。

そうそう 北海道のネズミ捕りは 単独でやっているので要注意。 うちのほうだと まずおまわりさんが立っていてスタートライン その後少しはなれたところまでのスピードを図って ぴぴーと旗を振り誘導

どっちにしろ 私 あまり気にしたことないから 簡単に引っかかるかも

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