Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

松前藩の大金持ち 関川家別荘

2010-06-26 11:11:56 | 旅行記

檜山爾志郡役所を出たら時刻はもう16時半  どこかへ行こうにも そろそろ見学できない時間になってくる。 さてと・・・江差追分会館に戻って車を回収 時間ぎりぎりだけれど関川家別荘ならいけそう。

少し離れているので車で行くことにする。

Sekikawakebessou 関川家 300年ほど前から明治30年代まで 松前藩第一の豪商として江差で廻船問屋を営んでいた関川家。最盛期には北前船を三隻 そのほかにも10隻の船を持っていたそうで 苗字帯刀をも許されていた。

大金持ちになることは結構ある話しだけれど 江差の発展にとても力を注いだと言うことはそう簡単ではないのでは。。。?

弁天島に灯台を作ったり 小学校や病院を私財をなげうって作ったり・・・ 今回見つけられなかったアネロイド気圧計も寄贈した。これは漁師の町江差にとってはとてもうれしい贈り物だったに違いない。

Iriguti 関川家は明治30年代に北海道を去り 今ではその子孫は東京の方にいらっしゃると言うことだけれど 長いことお蔵入りしていた史料を整理して建物等を修復。

「思ったより 質素な建物ですね?」

「これは別荘ですから」

あ そうだった。 建物は別荘だった。風流人らしく上品な建物だった。

Bessou 土地は広大 今は公園のようになっているけれど どう見ても別荘に付いているお庭だった。

Ike

Azumaya 一万一千平方メートルあるそうな

どのくらいか私には見当が付かない。 せいぜいわかるのは50坪くらいか・・・・はは

隣接するえぞだて公園も本は関川家の土地だったとか

お金持ちになったことがないので ただ ふ~~ん 凄いなぁ。。。。

そろそろ フェリー乗り場に行かないと。。。

Feri アヴローラ奥尻 到着

まっすぐつっこむかと思ったら 湾内で回転 

あらら 目標位置を決めるのはやっかいなんだねぇ

思ったより大きな船でした。 本日の車 トラック二台 乗用車一台

ここから息子と合流です。

またまた今夜の宿 大沼プリンスホテル目指して GO!

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海を見下ろす役場 旧檜山爾志郡役所

2010-06-26 01:00:49 | 旅行記

海に近い道から 山側を見上げると どことなくモダンな建物が多い。その中で特に目をひく建物はしろと綺麗なグリーンでできていた。

Gunyakusyo 旧檜山爾志郡役所 檜山爾志郡役所兼江差警察庁舎として明治20年に作られたものだそうだ。

江差なのに 檜山爾志郡役場っていうのもわかりにくかったけれど もっと不思議だったのは警察庁舎と兼ねていることだった。

明治時代の洋風建築の代表的なものかしら? 愛知県に明治村というテーマパークがある。そこにある三重県庁舎もまさにこんな感じだった。

ロミオとジュリエットに出てきそうなバルコニーもある。

Umi バルコニーからは港が見える。今回見る時間がなかったのだけれど 港には海陽丸の復元されたものがある。海陽丸は幕末にオランダで建造された幕府の軍艦で戊辰戦争のさなか榎本武揚らを乗せて活躍した船。 明治元年 暴雨風のために江差沖で座礁

それを見た土方歳三 松に刀を打ち付けて悔しがったと言うことで嘆きの松が

Nagekinomatu 明治30年に郡役所制度がなくなり今度は檜山役所兼江差警察署となる。

その後檜山役場が移転 43年に江差警察署が新築されるまでのほぼ40年間江差警察署として使われていたとのこと。

修復工事には 大変な費用とできるだけ当時のものを残そうという努力から大変だったらいいけれど とても美しいクロスが見つかったことはすごい収穫。

いくつか京都の織り屋さんが復元して そのクロスが張ってあったけれど見事なもの。 こんな美しいクロスで家を作ったらいったいどのくらい費用かかるのか。。。。 痛むといけないと遠慮して撮影してこなかったことが残念。

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