ロープウェー駅から出ると 壁にレリーフがはまっていて 伊能忠敬の足跡が残っている。 北海道で一番最初に測量をした場所が函館山だと書いてある。 お天気に恵まれて夜も測量したように書いてあるけれど・・・・?
日没予定時間は7時40分ぐらいだとか・・・現在6時50分。 まだ時間たっぷりやなぁ
一番よさげな時間は すでに立派なカメラのおじさん おばさんに占領され 三脚林立。
無理だよぉ。
あちこち歩き回って ここかな?と思った場所は 専属のカメラマンが観光客の記念写真に使う場所らしく「7時45分になったら この場所開けてもらいますからね。」
仕方なく はじめから穴場と思っていた一番低い場所 ロープウェー駅の反対側の出口に移った。ここ良いんだけれど 左側にどうしてもロープウェーが入るんだよね。
すこしずつ暗くなって というより明かりが増えてくる。しかしなかなか暗くならない。
昼間白波の立っていた 海は静かに凪いで恵山方面がシルエットを作っている。
「あれが 室蘭だ。」と勘違いしたカップルの男の子が指さした方向だ。
先端が汐首岬 さらに海岸線を行って恵山
間違うのも無理はないけれど ちょっと近すぎないかい?
これでも 7時半 漆黒にきらきら光る夜景を想像していたので いつまで待てば良いのかと思う。
光の量はとても多くなってくるのだけれど 海が青く光って なかなか思ったような夜にならない。 時間は7時45分。
三脚を立てることができなかったので三脚の足を少しだけ広げてフェンスに挟み込み抱えて押さえてゆっくりシャッターを押していた。 不自然な力が入って疲れたし バスの時間が迫っていたので これでやめることにする。 そう 同じ登り方つまらないので定期バスを利用してみた。 これはこれで楽しかった。 なんとガイド付きだったよ。
みんなが函館の夜景として見る写真は 函館山の7合目から撮っているんだって。 なるほど
バスが曲がる度に函館を取り巻く周辺の景色がくるくる変わって 楽しかった。
晩ご飯食べ損ねたのでラビスタベイの横の函館ベイ美食倶楽部へ きくよ食堂
珍しくビール注文した。 「エビスですか? クラシックですか?」と言われた さすが北海道。
北海道ではたこと言えばたこの頭と聞いたけれど ここでは普通のたこの足だった。
「何かお勧めありますか?」と聞いたら ババカレイはいかが?という。 私を見てババって思ったか?
魚そのものは確かに脂乗ってふっくらしていたけれど こういう魚の煮付けは味がつきにくい。 私には上品すぎたな。 鯖の味噌煮って言ったほうが良かったかしら?
まだ食べたいものもあったけれど 何しろ一人では そうは食べられない。 やっぱりご飯はたくさんで食べるのが良いね。
よく歩いたし ビールで良い気分になったし 寝るわ。