■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

坊ちゃんカボチャと小豆を煮てみました♪

2018-07-15 | 野菜




この一品、小豆が流れるような感じに撮ってみたかったのですが、私にはちょっと難しいお題でした。

ため息を吐きつつ味見をしたみたら、小豆のしょっぱさがなかなか良いので驚きました。


小豆は甘いモノという固定観念があって、おかずとして作ったことがなかったのです。

南瓜をつかって目新しい料理をと検索していたらみかけたのが、小豆を一緒に煮るおかずだったのです。

最近私の周りで流行っている坊ちゃんカボチャ。小ぶりながらほっこりした仕上がりにファンが多いのも頷けます。

その南瓜と北海道の小豆。

温かくても冷たくしても美味しかったです。



同じ日にとても食べたかったお赤飯も作ってみました。

たまにしか作らないので成功率の悪いお赤飯。
今回はもち米とうるち米を同量で、小豆は煮汁に小豆のうま味がますようにと思ってやや長めの煮込み時間です。

考えながら作ったものの、炊き立てはあまり美味しくない(汗)
何がいけなかったのだろうか・・・



もしかして塩も一緒に入れて炊きあげるのかな?

そんなことをブツブツ言いながら食べました。

3合も炊いたから翌日もお赤飯です。 あ、翌日のほうが美味しくなってました。

冷めたほうが美味しいのかなとも思いましたが、私の記憶では出来立ても美味しかったんですよ。

お茶碗に持ったお赤飯をよおく観察してみると、お米のプリプリさと小豆のほっこり具合が思想とは違ってる。

これはリベンジしなければなりません。

もう一度材料から吟味せねば・・・!

と再挑戦を決めた日でした。





一足お先に鰻の日

2018-07-13 | 食べ歩き(和歌山)





暑中お見舞い申し上げます!



今年は7月20日が土用で、全国的に鰻の日です。

でも当日はどこの鰻屋さんも混雑が予想されるので、早めに食べに行ってきました。


どこにしようか何日も前から迷うこと、迷うこと!

ちょうどTVで古座川が映っており、地元の家族が鰻を捕りに来ていた様子が紹介されてました。


古座といえば昔美味しい鰻屋があったのだそうです。今は閉店してしまったが、息子さんが串本で鰻屋をやっていると聞きました。

行ってみたら美味しかったというので、今年は鰻(食べ歩き)チームに私も同行することに!


梅雨は明けたというのにまだ分厚い雲が空を支配しています。車を降りてほんの数分でお店というのに汗が出てきます。

白い暖簾が目印の小さなお店。店内もこじんまりと4人掛けの小さなテーブルが4卓ほどの規模です。

壁に貼られたメニューも実にシンプル。


鰻重のみです。2切れが並、3切れが上、5切れが特上、そしてもうひとつ1匹が超特上です。

ちょっと迷って全員が5切れ(特上)2200円を注文しました。安いと思ったのは私だけでしょうか?


すでに下準備が終わっているらしく、タレを塗って焼くだけのはず。

それほど待たずに鰻重が運ばれてきました。


蓋を開ける時ってワクワクします。

上品な量のご飯の上にびっしりと敷き詰められた鰻が5切れ!


東京の鰻は一度蒸し揚げてから焼くのですが、関西の鰻は串に刺して白焼きにします。
それからタレをつけて焼き揚げます。
香ばしく歯ごたえもあって・・・お店によってはワイルド感満載のところもありますが、
ここ東の鰻は関西風なのにしっとりめで非常に食べ易い焼き上がりでした。

ひとつには鰻の大きさ(厚さ)によると思うのですが、もうひとつはタレがそれほど甘くない。
東京のほどサラリとはしていませんが、関西風にしてはあっさり感のあるタレでこれなら私も完食できるかもというものでした。

ご飯の量が少なくて、それが食べやすい原因の一つです。
もちろんご飯大盛りもあり、後ろのテーブルの男子は大盛りを注文してました。

3切れ食べたあたりからかなりお腹が苦しくなり、4切れ目にはため息をひとつ吐きました。

一呼吸置いて仕切りなおして食べ進み、頑張って5切れとご飯を完食です。


テーブルは小さめで4人で座ると窮屈感あり、山椒はスーパーで売っているような市販の瓶入り、お重はプラスティック製、だけどそれで充分だと思います。

何よりもコスパ良し! お会計するときに喜んで払える内容です。


そもそも今回鰻を食べに来たのは、スーパーのチラシを見たからです。

土用に鰻を食べよう!という蒲焼を予約するチラシを持ち帰り検討したのですが、国産鰻ってスーパーに注文する値段かい?ってくらい立派なお値段だったのです。

これなら鰻屋でお腹いっぱい食べたほうがいいよねってことで今回の鰻遠征となりました。

チーム全員、お腹をさすりながら笑顔でお店を出て近所を散策しました。

帰りの車の中は居眠りする人続出でした(笑)








東(ひがし) →→→★★★

住所:和歌山県東牟婁郡串本町串本10-12

営業時間:11:00~14:00     *売り切れ次第終了

定休日:不明







さんま寿司の徐福寿司

2018-07-12 | 食べ歩き(和歌山)




江戸前寿司ではなく、田舎の保存食的なお寿司がある。

例えば、京都の鯖寿司、大舘のはたはた寿司、富山のます寿司等、その地方に古くから伝わる郷土料理です。

世界遺産熊野古道ではお祭りやお正月に食べるさんま寿司というのがあります。

徐福寿司は昭和25年創業の老舗。歴史のなかで今も味の進化を目指している寿司屋です。


ここのさんま寿司(写真上↑)、ごくわずかに柑橘の香りが感じられます。
聞けば柚子を使っているらしく、爽やかな後口にたくさん食べてしまいました。
お醤油はつけてもよいのですが、お醤油無しのほうが好みです。


比較的新作の熊野牛のり巻き・昆布巻き


すごく気に入ったので、アップ写真もどうぞ!(笑)



箸休めに卵焼きも食べました。



こちらは盛り合わせ(大)



お気に入りのちらし寿司




そしてもうひとつお気に入りのものがあるのですが、販売数限定のためその日は売り切れでGETできず(涙)
またいつか絶対にここで紹介したい!








徐福寿司 →→→★★★

駅前店 住所:和歌山県新宮市徐福2丁目1番9号

営業時間:10:00~17:00

定休日:木曜日







たっぷり大葉のビーフロール!

2018-07-11 | 肉類




人生初の燻製にすっかり舞い上がってしまい、昨日はやる気の出ない一日でした。

ぼんやりと雨の上がった庭を見ると、青紫蘇(大葉)がつやつやと光り輝いておりました。

青紫蘇って葉を収穫しても次から次へと葉っぱが育ってくるのですね。

そして最初の頃に比べるとどんどん香りが強くなってきました。好い感じです!!




ちょうど近所のお肉屋さんで、国産牛の赤身スライスを見つけた私。

脂肪が少ないその部位にテンション上がります。

食欲は無いのに料理意欲はむくむくと出てきました。

あっさりと食べられる+ちょこっと摘まめる・・・そんなことをテーマに牛肉を広げました。

そこに青紫蘇を敷き詰めて、端からくるくると巻いてみました。 細長いロールです。




魚焼きグリルでちょっと炙ってみましょうか

牛肉ロールに料理酒ほんの少々、塩・胡椒をぱらりとかけて強火で焼きます。

最近はよく焼けが好きなので、よく焼きます。


焼いている間に即興でつけタレを作りました。

塩でつけた梅干し(白干しというのかもしれません)を刻み、濃縮タイプの麺つゆを少々、お水少々で即席の梅ソースです。


焼き上がった牛肉ロールを一口大に切って、梅ソースでいただきました。

お味は・・・めちゃ美味!!!

ついお酒が進んだのは致し方ございません。

脂肪が少ないので噛み応えのある肉質です。噛むとじゅわ~と肉の味が広がります。

やはり国産牛肉は甘みがある。

アメリカンビーフやオージービーフも好きだけど、こういう甘みはでてこない。

たぶん生産の段階で目標が違うってことかな。まぁ、あまり考えないでぱくぱくっと食べましょ!


久々に新しいレシピが増えました(^^)

アルミホイルを敷いたので魚焼きグリルを洗う手間もなく、疲れているときにはぴったりの献立でした。





それにしても最近、酒の肴系が多くなったような気がします(笑)

そしてこの勢いで今週は小旅行に出ます! お鮨と鰻と・・・あとをお楽しみに!







初挑戦!スモークチキン

2018-07-09 | 燻製




かなり以前から燻製に挑戦してみたいと思っていました。

でもなんとなく踏ん切りがつかなくて保留にしていたんです。

それほど特別なものも必要ないみたいなので、思い切って取り組んでみることに。


まずはソミュール液を作ります。

水+塩+砂糖、ここまではきちんと計量しました。

あとは適当にスパイスを入れて・・・(笑) え?適当すぎる?

スパイスは胡椒、ガーリック、ローズマリー、タイムです。

レンジで加熱して塩と砂糖をよく溶かします。その液を冷ましてジップロックに入れ、鶏腿肉を入れて冷蔵で4時間ほど寝かせました。

この時に、なんとなく鶏の皮を省いたのですが・・・別に皮付きでもよかったみたいでした。


ほんとは桜チップが欲しいよね~と思ったのですが、庭にあったのが梅の枝でした。

今回は練習ですし、梅の木でもいいかと小さく切ってもらいました。 

チップにするのは無理だったので燻製向きではないのだけど、まぁ煙が出ればいいかなぁって思いました。

香りはそれほど期待できないと予想して、紅茶の葉も足しました。



カセットコンロを庭の隅に持って行き、外で作る燻製です。

しばらくして煙が出てきたので、網に乗っけたチキンを乗せて蓋をします。

ちょっと心配。いえ、すごく心配でつきっきりで待つこと20分。

煙からはとっても渋い匂いがしています。いぶし銀の紳士のような香りです(どんなやねん)


渋い香りがチキンに付いたと思われるころ、いそいそと取り出して、オリーブオイル+ガーリック+ローズマリーでソテーしました。

お味は・・・塩とハーブが好い仕事をしてまして結構美味しくいただきました。

が、やはり香りにパンチがありません。燻製らしくないというか、ちょっとクセのあるソテーになってしまったかも(汗)

付け合わせは同じフライパンで焼き付けた2種類のポテトと、別鍋で真面目につくった人参グラッセです。


でもね、これは改良すればなかなかイケそう! そんな予感はありますので、燻製のカテゴリーも作ってしまいました。

早速桜の枝も手配して、次の燻製タイムを楽しみにしましょう!






Links

↓ ↓ ↓ ランキングとかSNSとかに参加してます。よろしかったらポチっとお願いします♪ にほんブログ村 料理ブログ おうちごはんへレシピ検索No.1 料理レシピ載せるなら クックパッド