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祭は最高潮!  八坂神社の還幸祭

さて、話しは24日の京都に戻ります。
17日の神幸祭から7日間、四条御旅所に祀られていた八坂神社の神様を載せた神輿が、町内を練って神社に戻られるのが還幸祭ですが、この7日間、知人に会っても口を利かず無言でお参りを続けると願が叶うと言われているのが「四条御旅所の無言参り」。
観光の目玉になっている「山鉾巡行」は、その道を清めるいわば先導役です。

午後4時半頃になると、役員や3基の神輿を担ぐ輿丁(よちょう)さんたちが四条通を埋め、御旅所前での神事。




八坂神社の神職の「いい神輿振りを見せてください」と挨拶が終わると 「させ~~」の掛け声と同時に高々と神輿が差し上げられ、続いて「ま~わせ~、ま~わせ~」の掛け声で、四条通り一杯に 素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る「中御座」が道路ギリギリを回っていきます





中御座の次は 櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を祀る東御座


道路一杯の長~い 長柄が特徴で、掛け声に合わせて神輿をもむと、長柄の両端の金物が「チャリ~ン チャリ~ン」と小気味よい音を立てます

3基の神輿の上には、鳳凰や擬宝珠が飾られ、神様にお供えする苗が結わえられています。
 

昨日(27日)、京都から帰る前に 名残の鱧を…と思って寄った「さか井」さんで、たまたま居合わせた輿丁さんからその苗を1株分けていただきました。

厄除けのお守りになるそうです


さて 話しは再び四条通りに戻ります。
3基の神輿の最後は、素戔嗚尊と櫛稲田姫命の子八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祀った「西御座」。
錦市場商店街振興組合の青年部が中心となって担ぐこの神輿の重さは約2tもあって、3基の中では最も重い御神輿です。



市場の若い衆が多いだけに、3基の神輿の中で一番血気盛ん 


歩道ギリギリまですり寄っていきます 




御旅所の前を3回まわって神輿を差し上げた後は、寺町から狭い錦小路に入ります。



神様が鎮座する神輿に乗るのはご法度ですが、この角を曲がるところだけは例外。

慎重に角を回って 錦小路に入っていきます。

殿(しんがり)は八坂神社の神職が跨る馬

3基の神輿はそれぞれのルートを通って かつて神泉苑があった三条の御供社(ごくうしゃ)へと進みます。


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甘長唐辛子とおじゃこの炒めもの

今日は30℃を少し超えましたが、湿度が低いのと弱い風があったので、久しぶりにエアコンを使わない一日。 会社はお休みをいただいて家事に専念。 乾燥した夏空に洗濯ものも早く乾いて助かりました。

写真は 昨日、「上賀茂神社の手作り市」に来ていた 近郊の農家の方から買った「甘長唐辛子」


甘長唐辛子は サッと水洗いしてからヘタを落として、縦に切り込みを入れながら種をかき出し、斜め3~4つに切ります。
お鍋の胡麻油を熱し、料理酒をふりながら甘長唐辛子を炒めて 少し焼き色がついたら、山椒で炊いたおじゃこに作り置きのお出汁を加え、水気が飛んだら 白胡麻と実山椒を加えて全体をさっくり混ぜればできあがり。



白ご飯はもちろん、お酒のアテにもいいかも
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鉾のまちで、、、

25日の日記に書きましたが、先週木曜の京都祇園祭の「後祭」は、鱧の魅力に勝てず、「ハイライト」の辻回しも眺めず過ごしてしまいましたが、そうは言ってもせっかく京都まで来たのですから、昼食のあと、動く美術品と言われる山鉾を眺めに行ってきました。

新町通りは 北観音山、南観音山の2基の「山」と150年ぶりに復活した「大船鉾」が並ぶ「鉾のまち」です。
四条通りを北に「上がった」ところに並ぶのが、北観音山、南観音山の2基の「山」。
ほとんどの「山」が「舁き山」で人が担いで巡行するのですが、この2つの山は「曳山」で、長い丸太の芯柱を用いているのと、囃子方が乗って上で「コンチキチン」のお囃子をしながら巡行する姿はなかなか勇壮なものです。








17日の先祭とは逆回りに、御池から河原町、四条と流してきた山鉾は四条新町での最後の「辻回し」のあと、それそれの町会所に帰って、代々伝えられた懸装品を外して後片付け






精緻な織物の黄色の枠を拡大するとこんな感じ
 

観音山に鎮座する観音様

屋根の彫り物も見事です


山鉾巡行を支えるのは 地元の町衆。 山鉾を支える車輪は1輪で500キロもあるそうです。









四条から新町を下ったところにあるのが 今年150年ぶりに復活した大船鉾
近くに寄ると、まだ白木の良い匂いが伝わってきます


現在の大船鉾の先頭には和紙+漆+金箔で作られた「金幣」が飾られていますが、「大船鉾保存会」のブログには、「江戸中期には龍頭をつけていたと見られる絵画資料がある」と紹介されています。(詳しくは「同HP」参照)
(先祭の船鉾の船首には想像上の水鳥・鷁(げき)が飾られています)

「金幣」も立派なことは立派ですが、先祭の出陣に対して後祭の大船鉾は凱旋の舟。鷁と龍頭の両方が揃うところをぜひ見てみたいものです。

さて こちらの大船鉾の懸装品も素晴らしい織物
船尾には鳳凰、船の舵には龍が飾られていました










祇園祭の頃は暑さも最高潮。 ホテルに戻ってシャワーで汗を流して、夕方からの還幸祭に備えます

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今回の駅弁

今朝の東京は晴れ
ここ数日、不安定な天気が続いていますが、午前中がすっきりとした晴れで、湿度も低そう。 旅行で溜まった洗濯物や、掃除などをこなすのに良さそうな天気です。

さて、24日の日記に書いた「駅弁」、恵比寿にある「賛否両論」というお店がプロデュースしている売上№1のお弁当です。


2004年にオープンした恵比寿のお店の方は予約がとれないほどの人気店だそうですが、お弁当の方も店主ならではの一ひねり工夫がされていて、チョッピリ映っているワインとの相性もなかなかのものでした

おしながきは、、、
帆立のおかき揚げ
ごぼうのおかき揚げ
うなぎ蒲焼フライ
いんげん
葱たっぷり玉子焼き
海老しんじょう
木の子の揚げしんじょう
サーモン味噌焼
鶏のつくね煮
鶏唐ポン酢
白菜の和風コールスロー
里芋れんこん黒胡椒煮
鴨ロース
昆布佃煮
じゃこ山椒白飯
鯛飯

お値段は 駅弁にしてはチョッと張りますが、軽く一杯やりながらの旅のお友に たまにはいいかなぁ
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