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江戸東京たてもの園

昨日は肌寒かった東京ですが、お天道様も暦のことをご存じなのか?「晴れの特異日」が今日に移ったような良い天気
ツレが生前お世話になった大叔父・大叔母の墓参りを兼ね、小金井公園内の「江戸東京たてもの園」にやってきました

駅で買ったおにぎり(高菜と焼きタラコ)を頬張りながら、2時間ほど晩秋の園内を散歩






江戸時代後期に建てられた茅葺屋根の民家(名主役をされていたそうです)の囲炉裏では 虫除けを兼ね、薪を燃やしていました




裏手に回るとススキや内藤新宿特産の唐辛子が真っ赤な実をつけていました







少し東に歩くと、建築家の前川國男亭。外観は和風の切妻ですが、中はなかなかモダンで前川國男の意匠が随所に活かされています







前川亭の向かいのマンサード屋根は、デ・ラランデ邸。1910年ころだいぶ増築され、何代か所有者が変わった後、カルピスの生みの親「三島海雲」氏が所有して20年ほど前まで中央線から見える信濃町に建っていました。1階は小洒落たカフェでSNS映えを狙う人たちでごった返していました








斜向かいのクリーム色の常盤台写真場


名前のとおり東上線の常盤台にあった写真館で建築は戦前の1937年。現在も往時と同じ場所で「ときわ台写真場」という名前で営業されているそうです。

昔の商家・銭湯・居酒屋などが並ぶ東ゾーン。










復元した建物の中には、当時の暮らしや商売の道具・商品などが展示されています。

乾物屋や、今は業種としては聞かなくなった荒物屋さん。高校くらいのお子さんがネズミ取りの説明を聞いていました










神社仏閣を思わせる大型の唐破風は、千住にあった銭湯・子宝湯。


脱衣場や浴室のタイル絵も懐かしい




学校に上がる前に 近所の風呂屋で転んで 頭を6針縫ったことを思い出しました

湯上りには近所の居酒屋で一杯… なんて楽しみもありましたね~
(私の住んでいた辺りでは こんな小粋な居酒屋ではなく、屋台の焼き鳥(実際は豚モツ)だったけど






チョッと疲れたので 帰りはバスで駅に出て、駅ビルの神戸屋キッチンでおやつをいただきました


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チョッと気になる、、、

1日のIKEBUSのお披露目の時に配られていたパンフレット「ぐるり めぐる あたらしい池袋」
水戸岡デザインの真っ赤なIKEBUSに乗って、街を歩いてみたくなる、なかなか素敵なデザイン
でも、パラパラページをめくって、チョッと違和感が。。。

というのは、クライアントさん(奥付をみると区の広報印刷物)の意向か、デザイナーさんがあまり深い考えもなしにそうなったのか 分かりませんが、多文化共生を謳い、実際に定住外国人も人口の1割を占める豊島区を紹介するパンフに、(見かけの上ですが)外国の方が描かれていないのは何で??






杖をついたお年の方は1人登場してますが、小さなお子さんと一緒にいるのはお母さんが大半だし、車椅子に乗った人は出てきません。 IKEBUSって低床で後部にリフトは付いているけど、車椅子で乗るにはスペースが狭い…等 必ずしもユニバーサルデザインじゃないのも、チョッと残念
基本方針に「ダイバーシティ(多様性)を尊重する社会の実現を図る必要がある」とする豊島区でしたら、もう少し気配りが欲しかったな、、、
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