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「芝蘭」で夕ご飯

夕ご飯は下赤塚の「芝蘭」
皮蛋を岩手県の清流鶏腿肉で巻いた 自家製山椒ソースに始まり、

2皿目は産卵前の脂の乗った若いサケ=時鮭(ときしらず)のチリソースの下には自家製のマッシュポテト

3皿目のホタルイカの春野菜餡かけ焼きそば(塩味)は麺がみえないくらい

〆は夏季限定の冷し酸辣湯麺


美味しくいただきました
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「タラント」

キリスト教の素養が無いのでネットで調べて知りましたが「マタイの福音書」に出てくる言葉で、元の意味は重量の単位を意味する古代ギリシャ語だそうです。
角田光代さんの久々の長編「タラント」は、高松のうどん屋が実家の女性を主人公に、家族、戦争、パラスポーツなどのテーマが重層的に展開する物語。
いま世にいう「才能」を意味する「タレント」は、「マタイの福音書」の「タラント」が転じたそうですが、聖書で用いられた意味は何だったのか??などを考えるヒントを与えてくれる一冊でした。

角田光代著 中央公論新社刊
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今こそ 戦争について、考えよう

朝刊のKADOKAWAの全面広告


「今こそ 戦争について、考えよう」のタイトルに続いて「角川文庫発刊に際して」からの抜粋
第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。私たちの文化が戦争に対して如何に無力であり、単なるあだ花にすぎなかったかを、私たちは身を以て体験し痛感した。西洋近代文化の摂取にとって、明治以降八十年の歳月は決して短かすぎたとは言えない。にもかかわらず、近代文化の伝統を確立し、自由な批判と柔軟な良識に富む文化層として自らを形成することに私たちは失敗して来た。そしてこれは、各層への文化の普及滲透を任務とする出版人の責任でもあった。
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