幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

『産経新聞』のずさんな取材が断罪された名誉毀損訴訟判決 ”問題は担当者でなく、自浄力のない産経新聞の責任者では?”

2023-03-15 02:58:08 | 社会
「基本的な取材を欠いた不十分なもの」──。
 『産経新聞』の報道姿勢に、裁判所も厳しい判断を示すしかなかった。  沖縄県宮古島市の元市議・石嶺香織(いしみね・かおり)さんが『産経新聞』記事で名誉を傷つけられたとして産経新聞社に記事の削除と損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(古庄研裁判長)は2月28日、記事は誤りと認め、慰謝料11万円の支払いと削除を命じる判決を言い渡した。 
 問題となった記事が掲載されたのは2017年3月22日。同社のニュースサイトで「自衛隊差別発言の石嶺香織・宮古島市議、当選後に月収制限超える県営団地に入居」なる見出しを付け、当時市議だった石嶺さんが県営住宅に不正入居したかのように報じた。 
 安定した収入を約束された市議が基準に反して県営住宅に入居、しかも仲介業者に「住む所がないので1年だけ入居させてほしい」と懇願したという内容である。記事から浮かび上がってくるのは、身勝手で公正さを欠いた石嶺さんの姿だった。  この記事によって、ネット上では「(石嶺さんを)詐欺罪で逮捕しろ」「議員辞職すべきだ」「売国奴」といった書き込みが相次いだ。記事掲載の翌日には、石嶺さんが借りていた駐車場に、鉄柱の付いたコンクリートブロックが置かれ、車の出入りができなくなるといったイタズラ行為もあった。
  一貫して記事が「デタラメ」であることを訴え続けていた石嶺さんは20年9月、同社を提訴した。
  裁判の過程で明らかとなったのは、当該記事を書いた同社・半沢尚久(はんざわ・なおひさ)記者(記事執筆当時は那覇支局長)の杜撰としか言いようのない取材姿勢である。 
 まず、当時の石嶺さんは県営住宅の入居資格を十分に満たしており、あたかも不正を働いたかのような記事内容は半澤記者の思い込みによるものだった。
  また、仲介業者に「1年だけでも」と懇願した件も、石嶺さんは「記者の創作」だとして否定。実際、筆者は宮古島でこの業者に取材したが、担当者もまた記事内容に「そんな事実はない」と答えた。
記者はまるで取材せず
 さらに──半澤記者は石嶺さんの「不正」をにおわせながら、石嶺さん本人にはまったく取材していなかったのである。昨年9月13日、証人として出廷した半澤記者は、石嶺さんに取材しなかった理由を次のように述べている。
「出張経費に余裕がなかった」「石嶺さんの連絡先がわからなかった」。
 さらに取材の不十分さを指摘されると「限界というものがある」などと答えたのである。
 現職議員の連絡先を調べることのできない新聞記者が存在するのだ。そのうえ私が裁判所内で直接取材を求めると「そんな取材するのか」と激怒したのであるから、ますます理解不能である。 
 古庄裁判長は判決で、石嶺さんは入居資格を満たしていたと指摘。そのうえで「(記事は)基本的な取材事項の取材を欠いた不十分なもの」として、石嶺さんの「社会的評価の低下及び精神的苦痛の程度は大きい」と認めた。
 「記事がデマだとはっきりし、ほっとした」。判決を受け、石嶺さんはそう前置きしたうえで次のように話した。
 「『産経新聞』がジャーナリズムのプライドをなげうって事実と異なるデマ記事を書いてまでも塞ぎたかった声は何でしょうか。それは中国への脅威を煽り、軍事費を増大し、琉球弧の島々に軍事基地を造り国民を戦争に駆り立てていく、この今につながる流れを止める声を塞ぎたかったのではないかと思っています」
  宮古島の自衛隊配備に反対する石嶺さんを数度にわたり批判してきたのが『産経新聞』だった。しかも同紙は沖縄関連記事においてはこれまでにも「誤報」や「名誉毀損記事」が問題視され、いずれも不十分な取材などを理由に裁判で敗訴している。あぶりだされたのは沖縄に対する同紙の差別と偏見ではなかったか。
  ちなみに私の取材に対し同社広報部は「判決内容を精査し、今後の対応を検討します」と回答した。安田浩一・ジャーナリスト

感想
 これは担当記者の問題だけでなく、産経新聞の会社の問題ではないでしょうか?
自社で真実を調査すれば、記事が間違っていたことを把握できました。
ところが、会社は間違った担当記者を支援したのですから、同罪です。
 間違えることは誰でもあります。間違えたときにどうするかで、その人、その会社の姿勢が分かるようです。
 産経新聞は間違っていてもそれを正すことはされない会社、新聞なんだということになります。それは産経新聞の記事全体の信頼性にも拘わる問題であることを認識されていないようです。読者はそのことを頭に入れながら読む必要があるようです。

「はじめよう!ブックコミュニケーション」村中李衣/伊木洋共著 ”本を活用してコミュニケーションUpを”

2023-03-15 02:08:58 | 本の紹介
・ブックコミュニケーションは、先生が教師という立場に縛られずに、人間として、本との思い出や、本をきっかけにふと考えたことや気づいたことを自由に子どもに語るものです。先生自身が子どもたちの胸の奥に向けて届く言葉をもつことが大切であり、先生がやわらかな心で語りかけることで、聴いている子どもたちとの間にいつもとは違う響きあいが生まれます。

・ブックコミュニケーションで大切なこと
 本の力を借りて、教室内のコミュニケーションを豊かにすることをめざすこと。1回にかける時間は4~5分。長くても10分。

・ブックコミュニケーションの4つのポイント
①この時間に限っては、先生という立場で考えることを優先しない
②子どもたちに投げかけた言葉は、クラス30人いれば30通りの受けとめ方があり、30通りの本への近づき方があることを常に意識する
③伝えたいことへ一直線に向かうのではなく、視点を広くもってずらしてみせる
④自分の結論まで引っぱっていかない

・紹介された絵本/本
①小学生 3月 みらい 『やくそく』ニコラ・デイビス文 ローラ・カーリン絵
 ドングリを植え続ける約束
②中学生 4月 出会いのとき 『周期表 完全版 ゆかいな元素たち!』
 サイモン・バシャー絵 エイドリアン・ディングル。・グリーン文
③6月 気づかい合う 『思いやりのこころ』 木村耕一編著
④7月 ほどよい距離感 『ハッピー・ハグ』
オーイン・マクラフリン文 ポリー・ダンバー絵
ヤマアラシのジレンマ
⑤2月 明日はきっと 『いつかはきっと・・・』
 シャーロット・ゾロトフ文
 アーノルド・ローベル絵
 「素敵ないつか」を夢みている。
⑥『ゆうだち』 民話「ヤギとライオン」
⑦『はじめてであう すうがくの絵本』安野光雅作
⑧『幸せはあなたの心が決める』渡辺和子著

感想
 絵本は小さな子どもの本の前に見るものと思っていましたが、大人が見ても感動を覚えるものがたくさんあることを知りました。
 文字だけでなく、絵がその絵本のメッセージを伝えるのに役立っています。
 メッセージがなくても、絵本を見ることは大きいように思います。
 絵本は読み聞かせの方がもっと良いそうです。


ブックコミュニケーションは絵本を含め、人生で大切なことを学ぶきっかけを与えてくれるようです。
そしてそれを通して仲間とのコミュニケーションをより良くするようです。


何をしたらよいかわからないとき、絵本を見てみるのも良いように思います。
入院児との遊びのボランティアを体験し、そこで絵本の素晴らしさを知りました。

ロゴセラピーでは3つの価値を言います。
創造価値;何かを生み出す
体験価値;体験することで知る
態度価値;最後まで残る価値で自分の態度
いろいろなことを体験するからこそ、知ることがあります。
体験してから考えることも良いように思います。

追加;(回答拒否から再回答) 点字ブロックに隠れアンパンマン「危ないからやめて」視覚障害者が指摘 アンパンマンミュージアムの見解は ”アンパンマンは質問無視?/やなせたかしさんが泣いている”

2023-03-15 01:38:52 | 社会
追加

確かにかわいいし、見つけると嬉しいが…=神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
点字ブロックの中にアンパンマンの顔が隠れている―。 子供たちに大人気の施設「アンパンマンこどもミュージアム」のそんな仕掛けが、微笑ましい話題としてSNSなどで度々注目を集める。しかしこの“隠れアンパンマン”、視覚障害者の間では以前から「危ないのでやめてほしい」という声が根強いと聞く。当事者と施設に取材した。 。
 点字ブロック(点字鋲)は、限定グッズのショップや飲食店などが並ぶ1階のショッピングモールと、有料フロアである2階のミュージアムをつなぐスロープなど数カ所に設置されている。しゃがみ込んで目を凝らすと、等間隔で並ぶ金属製の丸い鋲の中に、愛らしいアンパンマンの顔がいくつも潜んでいるのを見つけることができた。 「探している子供に気づかず、蹴ったり突き飛ばしたりしてしまったらどうするのか。当事者は前々からそのことを危険視しており、施設に問い合わせた人もいるのに、一向に改善される様子がない」 そう憤るのは、右目の視力がなく、左目は弱視という白杖ユーザーのAさん。
 SNSでは当事者や支援者たちが「結局、視覚障害者のことなんて何も考えていないということだ」「設置した人は想像力がなさすぎでは」などと書き込んでおり、強い失望を感じている人も少なくないようだ。 
 確かに点字ブロックは、そもそも視覚障害者の安全誘導表示を目的に設置されるもののはず。ここで視覚障害者が危険を感じることがあっては、本末転倒に思える。
 調べてみると、全国に5カ所あるアンパンマンこどもミュージアムのうち、同様の仕掛けが施されているのは仙台と神戸の2カ所らしい。
 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールに、以下の4点について見解を聞いた。 
・点字ブロックのひとつを隠れアンパンマンにした理由 
・視覚障害当事者からの「危険だ」という意見についてどう考えるか 
・安全面で施設としてどのような配慮をしているのか 
・導入時に内部で疑問や反対の声は全く上がらなかったのかどうか 
1週間後に届いた回答は、「ご質問にはお答えしかねます」だった。 (まいどなニュース・黒川 裕生)

感想
 アンパンマンが自分のほっぺたのパンを上げるのは意味があるそうです。
・先ずは食べるものがない子どもの空腹を満たしたい。
・優しさとは、余裕があってするものではなく、自分の犠牲があっても行うもの。
だからアンパンマンは自分を傷つけてもほっぺのパンをあげるのです。
このやなせたかしさんの精神は、職員に特に責任者に引き継がれているのでしょうか。
 きちんと回答するのが姿勢だと思います。