幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

2022年の自殺者数 女性は3年連続で増加 小中高生は最多に ”コロナは弱い層によりダメージを、政治は傍観?”

2023-03-14 12:39:08 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/da7fbffc904e422a06eff53395931620adf809b9 3/14(火) 10:00TBS NEWS 
 去年、1年間に自殺した人の数は全国であわせて2万1881人となり、女性は3年連続で増加となったことが分かりました。 
 また、自殺した小中学生や高校生も500人を超え、これまでで最も多くなりました。 
 厚労省などによりますと、去年1年間に自殺した人の数は、確定値で2万1881人でした。前の年から874人増え、2年ぶりに増加しました。 男女別でみると、男性は前の年からおよそ800人増えた1万4746人で、13年ぶりの増加となりました。
 女性は60人以上増えた7135人で、3年連続の増加となりました。 
 また、去年自殺した子どもは、
▽小学生が17人、
▽中学生が143人、
▽高校生が354人で、あわせて514人となりました。
 前の年から41人増え、これまでで最も多くなっています。    
 今、悩みを抱えているという方は、「日本いのちの電話」などの相談窓口があります。 厚生労働省のホームページではこのほかにも様々な相談窓口が紹介がされています。 
<相談窓口> 日本いのちの電話 
・フリーダイヤル 0120-783-556 
 毎日:午後4時~午後9時 
 毎月10日:午前8時~翌日午前8時 
・ナビダイヤル  0570-783-556 午前10時~午後10時

感想
いのちの電話にはネット相談もあります
みんなのネット相談

電話相談はなかなかつながらないようです。
ネット相談の方は事前に文章を作成し、受け付けている時に送れるので相談者の負担も少ないかもしれません。

「運がいいと言われる人の脳科学」黒川伊保子著 ”自分を知る、相手を知る”

2023-03-14 04:04:04 | 本の紹介
・頭がいいとは、いかなることを指して言うのだろうか。脳を研究すればするほど、これがわからなくなる。

・両親の遺伝子の掛け合わせによって、存在としての個性があり、人生最初の三年間に与えられた環境によって、さらなる脳神経回路の偏りが加わる。
 誰の脳も、この世にたった一つの脳で、きらめくような個性を持っている。・・・
 その個性を、生きやすい方向に使えるのが、スジの良い脳である。・・・
 最もスジが良いのは、運が善いと言われる人たちが。
 もしも、あなたが、人生の必要なときに、なぜか必要な助けが得られるのだとしたら、スジが良い脳の持主に他ならない。
 今現在、過酷な運命の中にあり、思ったような成功を見ていなくても心配はない。成功の早い遅いは、成功の種類に依存する。らくで早ければいいってもんじゃないからだ。

・スジが良い脳状態をキープし続けると、やがて自然に保つことができるようになる。脳が心地良いと感じるように暮らし、このように言葉を発し、人を遇すれば、そのフィードバックが、さらにスジを良くしてくれるようになるのである。

・ビジネスシーンにおいて、男性は、「態度や言葉で、異性が不用意に近づいたり触れたりする」ことに、女性が想像以上にイラっとしていることを理解しよう。・・・
一方、恋のエリアにおいては、男子には、少し頑張ってもらわなきゃならない。女性の「イラッ」のセキュリティシステムを乗り越えなきゃ、恋なんて成就しないのだもの。

・遺伝子相性がいいとは、「免疫抗体の型が遠く離れて一致しないほど、相性がいい」のである。

・上質の睡眠は、上質の脳をつくる。
 眠りの最大のサポーターは、「早起き」である。朝、目を覚まして、朝日(朝9時くらいまでの太陽光線)を目撃する。すると、そこからほぼ15時間後に、脳には自動的にメラトニン(睡眠ホルモン)が溢れるように分泌するのだ。

・コツは、全体を流れでつかむことである。「結果を出さなきゃいけない」から思考を始めないこと。「〇〇の工程がもっと楽しく、速やかにできるはず」などと発想する。
 また、「責務で仕事をする」のではなく、「好きで仕事をする」のも大事だ。人は、楽しんで何かをするときには、全脳型の回路が自然に活性化するからね。苦しい業務であっても、「これを苦しくない業務に変える試み」を楽しんでみる。

・この陣痛インターバルに、「先の痛みを思い返さず、次の痛みを想像しない」ことこそが、安産の秘訣と聞き、私ははっとした。・・・
 実際に、私も試してみた。・・・そのおかげか、私の初産は、最初の陣痛から4時間弱、分娩台に乗ってわずか数分で終わってしまった。かなり軽いケースである。
 この話題をここで出したのは、もちろん、「安産の秘訣」のためではない。人生も、同じだと思うからだ。
 過去を思い煩わない、未来を心配し過ぎない。今を、無邪気に生きること。・・・長丁場で戦う人は、ネガティブな想念を無駄に増幅しないことが、成果の質を決めるのである。・・・なぜなら、使うことによって、そのネットワークを強めてしまうからだ。つまり、よく使う思念は、どうしても使いやすくなってしまうのである。

・2010年10月、チリ落盤事故で地下に閉じ込められた33名が、無地、地上に生還した。最初の18日間は、救出が来るかどうかも分からない状態で、微量の食糧を分かち合ったという。・・・
 その成功を、NASAの分析者がこう評した。「生存者たちは、3つのグループに分かれ、交代で睡眠、休養、作業の時程を規則正しくこなした。作業中のグループは、他のグループを見守ることが仕事で、これが良かった。人は、他人の心配をしているときが一番強いからだ」

・「私は、ちゃんとやったのに」
このセリフをいう人で、しあわせになる人を私は見たことがない。だから私は、これを「不幸の法則」と呼んでいる。・・・
 トラブルが起こったとき、後に出世する人は、必ずこういう言い方をする。「私も、もう一度、確認すればよかった」

・21世紀の大人たちは、「合理的な行動」と「説得力のある行動」のバランスを意識してとらなければいけない。
 首相クラスの一流の政治家にも、「公邸にいた方が情報収集は途切れないものの、国民が少しでも安心するように、いちはやく官邸に移ってあげよう」というセンスがあってほしかった。その際のネクタイも、行動がシャープに見えるように、シルバー系のネクタイを選ぶくらいの気配りがほしいものである。こういうとき、赤は冷静さが足りないように見えるし、青は未熟に見えるからね。

・運がいいと言われる人で、身体を動かす趣味がない人がいない、ということに、私自身は最近気づいた。

・新たなネットワークを作る柔軟性も失いたくない。実は、この脳の柔軟性のために必要な三つのホルモンがある。
1)ドーパミン
2)セロトニン
3)ノルアドレナリン
実はこれらのホルモンはすべて、運動(汗ばむ程度の筋肉負荷をある一定時間行うこと)によって分泌量を増やすのである。

・周囲を笑顔にするのは、実は、簡単なことなのだ。自分が、嬉しい気持ちでそこにいればいいのである。あらゆることに好奇心を働かせ、そきにいることを楽しむ。ただ、それだけだ。
 しかしながら、きっと、「常に、そこにいることを楽しむ」こと自体が、一般には難しいのに違いない。

・叱られるための面会でも、「謝る機会がある」ことを嬉しいと思うセンスがあれば、表情が前向きになる。その表情は、会った瞬間に、相手の心をほどくはずである。

・3歳までに、十分なスキンシップを与えられ(早期教育でいじられず)、8歳までに自由に遊び、12歳までにぐっすり寝て、中学生で少しぐれて(オトナ脳への変化期のストレス解消になる)、15歳からはがむしゃらに学び修行し、30代は迷い惑って悩み抜き、40代は物忘れの嵐、50代は、頭に浮かんだことをきっぱり言う。これこそが、正しい人生の波の乗り方である。

・「愛(あい)」は音読みだって知っていましたか?

・奈良、春日大社の万燈篭の晩のことである。・・・ 大学生だった私は、参道の人ごみの中で、70代と思しきご夫婦とぶつかりそうになった。暗がりのこととて直前まで気付かず、からだを半身にかわして、「ごめんなさい」と言いながら、二人の愛だと割って通ることになってしまった。
 すれ違った直後、女性の方が、「若いっていいわね」とおっしゃった。すると男性の方が、「きみのほうが、もっときれいだったよ。でも、もちろん、今の方がずっといい」とささやいたのだった。・・・それから30年経った今でも、これ以上の愛のことばはないような気がする。

・0~2歳の脳は、とにかく、生で母語に触れる機会を多く持たせること。この時期、ことばは聴覚だけでなく、視覚(話し手の表情)と触覚(肌に触れる話し手の息、産毛で感じる音響振動)でも認識しているので、抱き上げて話しかけることが基本である。

・魔法の数7(マジカル・ナンバー・セブン)ということばをご存じだろうか。・・・多くの人間が、7つまでの情報は、一気に把握できるが、8個を超えるととたんに難しくなる。・・・
 多くの古代宗教で七日を一括りとしたのは、この脳の認知特性と無関係ではないと思う。

・アンデルセン童話『裸の王様』
 幼いころに、この小説を読んだときは、王様がかわいそうだった。衆人環視の中、何も恥をかかせることはないのに、と思ったのを覚えている。
 おとなになった私は、気になってしょうがない。王様は、本当に、足高だったのだろうか。パレードに集まった人々が愚民でないと、誰がいえるのだろう。・・・
 王様をおとしめ、子ども勇気をたたえる絵本的な読み方に納得できなかった。
 息子が面白いことを言った。「たとえ、王様が真に衣装をまとっていたとしたって、愚王にはかわりはないよ。国民の愚かさに気づかなったってことだろう。その点において、彼は非難に値する。だから、この童話は成立してるんだよ」・・・
 息子は続けた。「この話、王様は裸だと叫んだ子どもは、そのことばを口にした途端に王様の服が見えた、と落とすとオシャレなのにね。王様の衣装が民には見えない。だとしたら、民には、それを指摘する義務がある。それを指摘したとたん、その子は賢者となる。そして、実に王様は本当に賢者の衣装を着ていた、って話にすればね」
 民には民の義務がある。選挙権のない若者のことばに、なんだかしんとした気持ちになった晩であった。


・「男の中の男が使わないのは、つらい、寂しい、ひどいの三つよ。自己憐憫(れんびん)の強い人たちが口にすることば。”つらい”の代わりに”困難”を、”寂しい”の代わりに”悲しい”を、”ひどい”の代わりには沈黙を。

・新潮文庫のカバーには、著者ごとに背表紙カラーがあるのに気づいていらっしゃるだろうか。正確には、二冊目の出版時にパーソナルカラーが決められ、以後、その色に統一されて行くのである。

・人工知能の研究室にいたとき、「ヒトの音声波形を色に射影する」プログラムに触れたことがある、音声波形の感性要素を、色彩のそれに射影するのだ。
 試しに、私の声を入れてみたら、画面が、まったりした濃いピンクに染まった。・・・
 私の『声の色』と『文章の色あい』が同じ色なのもまた、意味があるのに違いない。
 ヒトは、見方を変えれば、身体という筐体に音声を響かせる『楽器』である。その楽器の奏でる色合いは、脳の感性や思考に少なからず影響を与えている。人は、その声のように考え、その声のように書く。
 異性を愛するのに、その声が決めてという人は意外に多いが、どうも理にかなっているようである。

・人生を楽しむこと。これは、年配の者の最大の義務だと思う。若い人の明日への希望を灯すために。

・私の講演を聴いてくださった女性からの質問のメールである。
「具体的な手法として他の自己啓発書にもよく見られるような内容が列挙されていたが、理想脳につながる根拠と理想脳になった場合に実現できること(未来)を知りたい」
 残念だなぁと思った。
 この丁寧語も使わない、切り込むような質問文は、私はけっこう好きである。
 残念なのは、「他の自己啓発書にもよく見られるような内容が列挙されていたが」という枕ことばでである、これ、なくてもよくない? 質問する相手に、何もこんな瓦礫を投げつけなくても・・・。
あるいは「先生が挙げられた具体的手法は、他の自己啓発書にもよく見られ(だからこそ人生の真実なのだろうと思うのですが)、その根拠が知りたいとかねがね思っていたことでした。なので、脳科学の解説は小気味よく、楽しませていただきました。ついては質問があるのですが」とすれば、瓦礫は宝石い変わるのに。
話しことばの「枕」の部分、気をつけた方がいいと思う。同じ事象も宝石になりうるし、瓦礫にもなる。主たる部分じゃないだけに、その人の感性が表出しやすいのである。「枕」はいっそ相手へのプレゼントだと思って、言葉を紡いでみたらどうかしら。

・全国の妻による「むっとする夫の一言」ランキングの上位に、「言ってくれればやったのに」が燦然と輝いている。・・・「言ってくれればやったのに」は、察することを放棄したセリフ。女性脳は、察することを愛だと思っているから、これは愛情の放棄に他ならないのである。恐ろしいことばでしょう?
・職場のある女性が、納品ミスをした取引先の担当者に、「私も一言、添えれば良かった。いつものと微妙に違う型番で、勘違いがなければいいのに、とふと思ったなのに」と悔しそうに言ったのが、とても印象的だったからだ。
 この姿勢には、利点が三つある。
1)トラブルを乗り越えて、信頼関係が生まれること
2)こうして「自分にできること」を再確認しておくと、同じ状況のときにとっさに対応できて、間違いが減ること。
3)このことばは、伝染する。「〇〇すればよかった」と言える人は、そのことばをかけてもらえる人になる。

・手が伝えてくることは意外に多い。最近では、手のひらの血流の脈動分布は、脳の活性状態や、自律神経のバランスと深い関係があるとみられる研究成果もあるが、・・・はるか昔から東洋医学では、手のひらのツボと神経系の関わりは臨床の事実として認識され、体系化されてきた。なにより、女性は、ごく当たり前に、男性と手を握りあった瞬間に「この人とは、あり(なし)」が分かってしまうものだとしっている。

・手のひらを添える。それは、神経のすべてを傾けること。脳の風景を伝え合うこと。まるでテレパシーのような不思議な力がそこにはある。手のひらの力は、しばらく、私のテーマになりそうだ。

・悲しいことに、認知症の妄想攻撃を受けるのは、精神的に最も密着した人、肉親の場合、最も愛された人に、その槌が下ろされることが多い。だからこそ、この誤動作は、悲しいのだ。

・ちょっとした出来事が、「嫌い」と「好き」とを逆転させる。「嫌い、嫌いも好きのうち」は、脳科学上も真実なのである。
逆もまた言える。劇的に好きになった相手は、劇的に嫌いになる可能性がある。ゆっくりと好きになって信頼を紡いだ相手は、なかなか信頼を失ったりしない。好き嫌いの反転は、どうも、「絶対値」が同じのようなのだ。
 だから、激しく恋に落ちたカップルは、けっこう危ない。「ぴんとこないけど、いい人だから」と寄り添ったカップルが、あまり喧嘩もせずにながもちすることは意外に多い。・・・
 「好き」の反対は「無関心」、「嫌い」は意外に「好き」に近い。そう思ったら、人間関係がよりタフにならないだろうか。・・・
もちろん、認知症じゃなくても、同じである。女性は、惚れた男にほどイラつき、死にを疑うもの。妻に理不尽な対応を受けているということは、愛の証明に他ならない。本当です。

感想
人間関係は、つくづく自分の発する言葉と行動だと思いました。
「瓦礫の言葉」と「宝石の言葉」
意識しないと出ないですね。

質問の仕方によっては、雲泥の差があることもなるほどと思いました。

自分の脳の働きを知り、その脳も上手くコントロールできると、スジの良い脳になり、人生がより良くなるように思いました。
スジの良い脳は意識して行動すると、スジがよくなり、運も良くなるのでしょう。

つい過去を悔やみ、未来を心配しがちですが、それをしていると固定化してますます、過去を悔やみ、未来を心配するとのこと、なるほど。
お釈迦様が言われていたことは脳科学の面からも正しかったんだおt。
「過去も未来もない。あるのは今だけ」
できれば過去は今に生かし、今のことが未来の今になる生き方に努めたいです。