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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

高校生レストラン~若者は最高を目指す。

2011年05月08日 | 学園・青春ドラマ
 若者はさらなる高みを目指す。
 それが若さの特権。
 「高校生だからこれくらいでいいや」と考えた時点で、若者でなくなる。
 現状維持の平行線か、人生の下り坂が始まる。
 何しろ登ることをやめてしまったのだから。
 何事も吸収できる柔軟な心を持った若者が「これでいいや」と思ってしまうのはもったいない。
 何も持っておらず、しがらみのない若者が、自分を「こういうものだ」と規定して中途半端な所に安住してしてしまうのは青春の放棄だ。
 若者は最高を目指そう。

 「高校生レストラン」はそんなお話。
 彼らが今後どんな料理を楽しみ。
 ドラマとしては、町議会を始めとするオトナ達との対決になりそうだが、生徒達が素直すぎるのが気になる。
 もう少し板前教師・村木新吾(松岡昌宏)に反発してもいいような気がする。

 こんな村木のせりふがあった。
 「料理の味は、もっと丁寧に極めていくもの」
 これは料理だけに限らず、あらゆることに当てはまる言葉。
 プロの営業マンを目指すなら、丁寧に物を売るとはどういうことかを極めていく。
 プロの作家を目指すなら、丁寧に文章表現や自分のテーマを極めていく。
 次のステージに行くにはこれしかない。
 そして、丁寧に時間をかけて極めていけるのも、人生の残り時間のある若者の特権。

 もちろん、われわれ年配者も若者に負けるわけにはいきませんが。
 丁寧に極めて、さらなる高みを目指していきます。


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