平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍首相は朝日新聞が嫌いらしい~「撃ち方やめ」の記事は、読売、産経、毎日、日経などでも

2014年10月31日 | 事件・出来事
 安倍首相は朝日新聞が嫌いらしい。

 連日、新聞テレビを賑わしている政治資金問題について、安倍首相が「誹謗中傷合戦は国民の目から見て美しくない。『撃ち方やめ』になれば良い」と発言したという朝日の記事に安倍首相は次のように噛みついた。

「きょうの朝日新聞ですかね、『撃ち方やめ』と私が言ったと報道が出た。これは捏造です。朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということです。私に確認すればすぐ分かることです。私が言ってもいない発言が出ているので、大変驚いたところです」

 確かに「『撃ち方やめ』になれば良い」と発言したのは、側近の萩生田光一総裁特別補佐らしい。
 具体的なやりとりとしては、萩生田氏が『これで、撃ち方やめですよね』と言ったら、総理たちも理解を示した、ということらしい。

 この点で、安倍首相が発言したという朝日の記事は正しくない。
 だから、指摘を受けて、朝日は訂正記事を出した。

 だが、一方で問題なのは安倍首相の先程の発言だ。

 何と朝日新聞だけを批判している。
 この内容は、他にも読売、産経、毎日、日経、共同通信、TBSなどでも報道されているのに。

 安倍さん、一国の首相なんだから、もっと調べて発言してね。

 おまけに安倍さんはこんな憶測発言も。
「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていると、かつて主筆がしゃべったということです」

 朝日新聞に寄れば、
 朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としていないし、主筆もしゃべっていない。

 これは安倍首相の根拠のない朝日新聞に対する誹謗中傷。
 朝日新聞をおとしめる発言と取られても仕方がない。

 安倍さん、あなたは自分を批判する朝日新聞が嫌いなんでしょうけど、一国の首相なんだから、根拠のない誹謗中傷はやめてね。
 訂正発言と朝日新聞に謝罪をしたらどう?

 この安倍首相の朝日バッシングについては、ツイッターで次のようにつぶやかれている。

★「撃ち方やめ」は結局安倍じゃなくて側近の荻生田の発言だったらしいんだけど、それが朝日に載ってるの見て「おいおい俺こんなこと言ってないんだけど! アカヒ捏造キター! よーしこれでまたアカヒを批判できちゃうゾー!」と脊髄反射で吹き上がってしまう安倍ちゃんの脳味噌の回路が本当に心配です。

★安倍首相の国会答弁での見苦しさが増している。誹謗中傷合戦は止めて…と言いながら自分はしっかり誹謗中傷をしている。「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としている」などまるでネトウヨが言う「中国がー、韓国がー」と同レベルだ。日本を危機に晒しているのは安倍晋三。

★安倍晋三、どれだけケツの穴が小さいことか。一国の宰相ともあろう者が、自らに対する批判にこれほどエキセントリックに対応することがどのように受け取られるかも分からないとは…。

★でもまあ、国会で、総理大臣がここまで、一報道機関を<貶める>発言を続けるなんてのは、先進国ではありえないことですよね。日本はもう、先進国とか文化国家の看板は降ろさなきゃなんないのかも知れないね。

 まさに、そのとおり。
 批判を受けるとうろたえて、頭に血がのぼり、とんでもないことをしゃべり出す安倍さんは、すごく心配です。
 つーか、本音が出たんでしょうね。

コメント (2)
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きょうは会社休みます~王道の少女マンガストーリー

2014年10月31日 | 恋愛ドラマ
 これって、女子の憧れなんでしょうね。
 年下のイケメン田之倉(福士蒼汰)とはラブラブで、金持ちのイケメン朝尾(玉木宏)からは迫られる。
 地味な女の子が、ふたりの王子さまから引っ張りだこ。
 まさにシンデレラストーリー。

 しかも王子さまたちからは<ありのまま>がいいと言われる。
 花笑(綾瀬はるか)にしてみれば、眼鏡を外したり、「自分は重いんじゃないか」と悩んだりと彼女なりにがんばっているのですが、瞳(仲里依紗)のようながむしゃらさはない。

 まあ、男というのは結構、見ているんですよね。
 屋上で花を育てたり、パーティで大皿の料理を取り分けたりする姿を。
 こういうのに男はグッと来る。

 少女マンガの王道でもある。
 いわゆる<地味で普通な女の子が男たちに発見される>という王道コンセプト。
 『花より男子』『エースをねらえ!』『ガラスの仮面』……。

 なお、花笑に関しては、一部の女性視聴者から批判があがっているという。
「たいした苦労もせずに男が寄ってくるなんて、あり得ない」
「花笑よりも、いい男をつかまえるために必死に努力している瞳に共感する」

 確かに。
 この作品はファンタジー。
 現実はそんなに甘くない。
 この作品は、その人の少女マンガ度を測るリトマス試験紙かもしれませんね。

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