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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

言葉をもたないリーダー菅義偉~「想像してませんでした」「仮定のことは考えていない」

2021年01月10日 | 事件・出来事
 これが菅義偉の言葉。
 8日の「報道ステーション」に出演して、年末年始の感染拡大について
「想像はしてませんでした」
 今後の緊急事態宣言の延長について
「仮定のことは考えないですね」

 想像しろよ!
 さまざまな事態を想定して、「プランA」「プランB」「プランC」を作っておくのがリーダーだろう。
 つまり菅さん、あんたは「コロナは現状維持、もしくはこのまま収束する」と楽観視してたのか?
 完全なお花畑だな。

「仮定のことは考えないですね」ってのもすごいな。
 今の現状が続いて、あるいは拡大して緊急事態宣言を延長しなくてはならなくなった時にどうするか?
 これを考えていくことがリーダーの仕事だろう。
 一方で、オリンピックを開催を聴かれた時は
「開催する場合でも、感染対策をしっかり行う。
 国もそれぞれ職員を出して今、大会に向けて準備取り組んでいます」
 って、「仮定」のことを考えているじゃないか(笑)

 まあ、これは国民を不安にさせないためのレトリックだと信じたいよ。
「状況が変わらなければ緊急事態宣言を続けます」
 と言ったら、国民の心が折れるからね。
 でも、もう少し誠意のある言い方があるだろう。
「状況を見て判断します」とか「延長にならないように政府として全力で取り組みます」とかさ。

 官房長官時代、菅義偉は、
「問題ない」「ご指摘にはあたらない」「仮定の質問には応じられない」
 でやって来たが、総理大臣はそれでは通用しない。
 菅さん、国民は言葉を求めてるんだよ。
 口下手でもいいから、自分の思いや考えを語ってくれよ。
 でも無理かな。
 おそらく彼の頭の中にあるのは「国民」ではなく、「支持率」「コロナに対する楽観論」「党内の力関係」「利権」だろうから。


※関連記事
 松尾貴史が菅首相を痛烈批判「『仮定の質問』に答えられない無能はトップに立つべきではない」(東スポweb)
 
コメント (3)
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