ちょっと哲学してみよう！～ウイルスと株価暴落で見えてきたアベノミクスの砂上の楼閣、そして資本主義の終焉

　日経平均株価がまたもや急落……！
　現在は１万6800円。
　僕たちの年金資金や郵便貯金はいくら溶けたんだろう？
　これがアベノミクスの怖ろしさである。
　だから早く出口戦略を立てろと言っていたのに安倍や黒田は無策。
　売ればさらに下がるし、買ってもまた下がるから投じた資金は無駄金に。
　これ麻薬のようなものだよな。
　打ち続けないとやっていけなくなる。

　表面上の見せかけの株価と繁栄。
　砂上の楼閣。
　まさにウソとゴマかしで取り繕ってきた安倍政権の象徴。

　今回のウイルス対応も安倍政権らしい？
　検査を出来る限り少なくして感染被害が少ないように見せかけてる？
　御用学者を用意して、日本はたいしたことないと言わせている？
　こういう疑問が出て来てしまうのも、安倍がウソとゴマかしを繰り返してきたからだ。
　安倍はウイルスすらもなかったことにしようとしている？

　マスク不足と十分にPCR検査ができない日本の現状もな……。
　こんな状態だったら、仮に戦争しても負けるよね……。
　何しろいくら優れた戦闘機があっても、医療や基本装備が不十分なんだから。
　マスクすら十分につくれない国がどうして戦える？
　………

　ふたたび株価の話に戻すと──

　金融資本主義。
　お金や証券を右から左に動かすことで利益をあげるこのシステムはそろそろ限界なんじゃないかな？

　新自由主義と経済成長っていうのもな……。
　温暖化が示すように地球が悲鳴をあげている。
　今回のコロナウイルスも地球の悲鳴のひとつじゃないか？
　あるいは「人類いい加減にしろ」という警告か？
　人類はこの悲鳴と警告をどう受けとめる？
　経済成長は良いことだ、とする成長神話を見直すべきじゃないかな？

　とは言え、人間は大きな破局がないと、なかなか学んだり、改めたりできない生き物。
　その破局とはウイルスなのか？　天災なのか？　戦争なのか？

　まあ、すこし前向きな話をすると、僕たちは結構面白い時代に生きていると思う。
　歴史の大きな転換点。
　資本主義の限界と終わり。
　これを目撃できるのはワクワクする。