平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

リコリス・リコイル~素晴らしいガン・ファイトシーン! 弾丸が当たれば重く、走れば軽やかに! 

2023年02月08日 | コミック・アニメ・特撮
 アニメ『リコリス・リコイル』。

 ふたりの戦闘少女のバディの話だ。
 ふたりはテロ・犯罪を未然に防ぐ治安維持組織DA(Direct Attack)から弾かれている。

 錦木千束(にしきぎ・ ちさと/CV安済知佳)は人を殺さない。
 装填する弾丸は「非殺傷弾」で、敵に苦痛を与えるが殺害しない。
 そんな千束は暗殺で問題を解決するDAには合わない。
 だから弾かれた。

 井ノ上たきな(CV若山詩音)は自分の判断や銃の腕に絶対的な自信を持っている。
 だから現場で自分が正しいと思えば、独断専行、命令違反をする。
 結果、DAから弾かれた。

 ふたりはそんなはぐれ者がいるDAの下部組織・喫茶リコリコにいる。
 依頼されるさまざまな事件を通して信頼し合い、心を通わせていく。
 千束がなぜ人を殺さないか明らかになり、ふたりは真のバディになっていく。
 ………………………………

 この作品が素晴らしいのはガン・ファイトだ。
 銃を撃った時の反動をしっかり描く。
 弾丸が当たった時の重さをどっしり描く。
 それでいて、走ったり、跳躍したり、かわしたりする時はアニメの誇張をまじえて鮮やかに描く。
 そして、あんなに動きまわっているのに、なぜかパンツが見えない……。笑
 
 裏設定を知ると、ガン・ファイトはさらに面白くなる。
 たとえば千束の非殺傷弾。
・赤く着色したプラスチックの粉末と金属粉末を混合した特殊なフランジブル弾。
 命中時に血煙のような赤い煙が巻き上がる。
 結果、撃たれた者の仲間には、普通の弾丸で仲間が撃たれたように見える。
・銃口を密着させて撃っても相手が死亡することはない。
 だが撃たれた相手は千束曰く「死んだほうがマシ」と感じるほどの痛みに襲われる。
・上記の特徴と引き換えに、非殺傷弾は弾道のブレが非常に大きく有効射程が極端に短くなっている。
 だから千束は自身の身体能力を活かして相手に接近し、確実に命中させている。
 以上、wikiペディアより。
 なるほど~、千束のガン・ファイトにはこんな設定があったのか?

 その他に、この作品には設定がいっぱいだ。
・リコリス(彼岸花)     ~DAの女系暗殺部隊
・リリベル(君影草・すずらん)~DAの男系暗殺部隊
・ホリホリック(花葵)    ~影武者部隊
・八咫烏           ~上記を統括する組織
・高性能AIウォールナット   ~クルミ(CV久野美咲)のコードネームではないらしい。
・高性能AIラジアータ     ~DAの作戦を補佐するAI
・アラン機関
・アランチルドレン

 ファーストシリーズでは、千束とたきなの関係がメインだったので、あまり触れられなかったが、
 もし続編が作られたらこれらが作品をもっと深くしてくれるだろう。

 戦闘シーンの動画はこちら。
 千束の戦闘能力がわかるシーン(YouTube)
 ※途中、千束が階段から落ちる敵を支えるシーンがあるが、打ち所が悪ければ死んでしまうから。


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