平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

やっぱり変だよ、安倍首相~「秘密保護法」の次は「共謀罪」法案。

2013年12月11日 | 事件・出来事
 安倍内閣によって、ジワジワと警察国家になりつつある現在の日本。
 本日こんな記事があった。

「政府は10日、殺人など重要犯罪で実行行為がなくても謀議に加われば処罰対象となる「共謀罪」創設を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を来年の通常国会に提出する方向で検討に入った。政府関係者が明らかにした。
 共謀罪が広く適用されれば、国による監視が強化される恐れがある。機密漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法に続く国権強化の動きといえる。秘密法成立で言論・情報統制が強まる不安が広がっているだけに、論議を呼ぶのは確実だ。
 政府は、2020年の東京五輪開催に向けてテロ対策の必要性が高まったと判断している」(ロイター)

 「特定秘密保護法」の次は「共謀罪」ですか。
 すごいな、安倍政権。
 ここまで露骨にやってくるとは。
 本当に戦前に戻そうとしている。

 また答弁では、「一般国民には適用されない」とか言い出すんだろうな。
 でも、それは違う。
 時代の空気が変わった時、拡大解釈されて、政府に批判的なことを仲間としゃべるだけで調べられ、逮捕されることになる。

 戦前の「治安維持法」は、当初は、天皇制と私有財産を否定する共産党を対象とするものだった。
 その政府の説明を信じて、国民も納得した。
 ところが、時間が経つと、自由主義者や宗教関係者、さらには体制側でない人間に適用。
 誰も物が言えない時代になり、戦争の道へ。
 まずい情報は隠されて、国民は連戦連勝に大喜び。

 これが僕の思い込みならいいのだけれど。

 小泉元首相は「共謀罪」の法案が出た時、「俺は平成の治安維持法を作った政治家と言われたくない」と拒否したそうだ。
 ところが安倍晋三首相は……。
 本当にこの人、変だよね。



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