平成エンタメ研究所

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相棒18 「神の声」~殺害トリックは面白かったが、他はご都合主義。最近の『相棒』は粗製濫造?

2020年01月23日 | 推理・サスペンスドラマ
 今回は殺害トリックが面白かった。

・登山ロープで地面に縛りつけて
・とある方法で溺死させて
・殺害ギミックをドローンで回収する。

 実現可能かは別として、こういう奇抜な方法を考案する作家さんの姿勢は嬉しい。
 これからはドローンを使ったトリックがいろいろ登場するんだろうな。

 とは言え、他の部分はご都合主義。
・軍事オタクがサバイバルごっこをしていて偶然事件を目撃してしまうし、
・母子の関係が警察の調べで都合良くわかってしまうし、
・真犯人の家から簡単にドローンが見つかってしまうし、
・犯人の体格で人を押さえつける犯行は無理だと思うし、
・連続殺人事件の原因になった事件の動機(=村の排他性)は曖昧だし、、
・連続殺人をおこなった犯人の動機も使い古された「復讐」で、いくら許せなくても警察に告発することなしに自らおこなってしまうことは短絡的だし、
 何とか尺の1時間に収めました、って感じ。

 これを見た後に録画している『アンナチュラル』を口直しに改めて見たんだけど、
 同じ1時間ドラマでも『アンナチュラル』の方が密度が濃かったし、ミステリーしてた。

 まあ、「軍事オタクの地下シェルターを発見するくだり」と「木工のネックレスのくだり」はよかったですが。

 最近の『相棒』は粗製濫造?
 名作と言えるエピソードが見られなくなった。


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