・無戸籍
・ネグレクト(育児放棄)
・貧困
社会のセーフティネットからこぼれた少年の物語だ。
彼は弟(そして妹)を背負い、孤独な戦いをしている。
空腹で目の前にリンゴがあれば食らいつき、たまたま手に入れた他人の予備校の学生証を使って自習室で暖を取る。
そしてヤミ金融から金を借り、悪事の片棒を担がされる。
こんな少年に社会はどんな手を差しのべられるのか?
事件が解決して、右京さん(水谷豊)は言う。
「その日だけを必死に生きていたんですね。
苦しかったですね。
でも、もう十分です。
これからは明日を生きていきませんか?」
冠城(反町隆史)は法務官僚のキャリアを使って、
「(戸籍取得のために)俺が手伝うよ」
伊丹(川原和久)は母親を殺した犯人を逮捕して、
「きっちり償わせてやる。
こんなことしかしてやれなくて、すまんな」
大人たちが彼に手を差しのべた。
この世には頼れる者などいないと思い込んでいた彼の頑なな心が少しずつやわらいでいった(3人の言葉の中では、謝罪した伊丹の言葉が人間味があっていいな)。
そして、張り詰めていたものが切れたのだろう、
「ありがとうございました」
と言って泣き崩れた。
……………
・貧困
・セーフティネットの欠如
今回は無戸籍という要因が加わってさらに深刻度が増したが、世の中にはこうして悲鳴をあげている人がたくさんいる。
一方で、政治家や官僚は、隠蔽、改ざん、ゴマかし、忖度&大企業・富裕層のための政治。
ネットでは、こうした人たちを責めて「自己責任論」。
公立小学校でアルマーニの制服というのもあったな。一方では給食費も払えない子供がいるのに。
こうした社会の現実に大人は手をさしのべなくてはならないのではないか?
たとえ無力で何も出来なくても共感したり、理解することはできる。
苦しんでいる人は自分だけで背負い込まないで「助けて!」と叫ぼう。
こう叫ぶと、「甘えるな」「自己責任だ」というやつは必ず出てくるんだけど。
・ネグレクト(育児放棄)
・貧困
社会のセーフティネットからこぼれた少年の物語だ。
彼は弟(そして妹)を背負い、孤独な戦いをしている。
空腹で目の前にリンゴがあれば食らいつき、たまたま手に入れた他人の予備校の学生証を使って自習室で暖を取る。
そしてヤミ金融から金を借り、悪事の片棒を担がされる。
こんな少年に社会はどんな手を差しのべられるのか?
事件が解決して、右京さん(水谷豊)は言う。
「その日だけを必死に生きていたんですね。
苦しかったですね。
でも、もう十分です。
これからは明日を生きていきませんか?」
冠城(反町隆史)は法務官僚のキャリアを使って、
「(戸籍取得のために)俺が手伝うよ」
伊丹(川原和久)は母親を殺した犯人を逮捕して、
「きっちり償わせてやる。
こんなことしかしてやれなくて、すまんな」
大人たちが彼に手を差しのべた。
この世には頼れる者などいないと思い込んでいた彼の頑なな心が少しずつやわらいでいった(3人の言葉の中では、謝罪した伊丹の言葉が人間味があっていいな)。
そして、張り詰めていたものが切れたのだろう、
「ありがとうございました」
と言って泣き崩れた。
……………
・貧困
・セーフティネットの欠如
今回は無戸籍という要因が加わってさらに深刻度が増したが、世の中にはこうして悲鳴をあげている人がたくさんいる。
一方で、政治家や官僚は、隠蔽、改ざん、ゴマかし、忖度&大企業・富裕層のための政治。
ネットでは、こうした人たちを責めて「自己責任論」。
公立小学校でアルマーニの制服というのもあったな。一方では給食費も払えない子供がいるのに。
こうした社会の現実に大人は手をさしのべなくてはならないのではないか?
たとえ無力で何も出来なくても共感したり、理解することはできる。
苦しんでいる人は自分だけで背負い込まないで「助けて!」と叫ぼう。
こう叫ぶと、「甘えるな」「自己責任だ」というやつは必ず出てくるんだけど。
加藤清史郎くんが出ていたので
本当に久しぶりに 「相棒」を見ましたよ。
コウジさんと同じように 伊丹刑事の言葉がいちばん心に響きました。
右京さん まとも過ぎる!
こういう子供たちが 実際に存在する世の中なんでしょうね。
継父による虐待は日常的ですし 時には実父でもやらかしますよねぇ。
そしてまた「女」を優先する母親の気が知れません。
加藤くんは 見映えの点であと少し身長が伸びると良いですね。
女子は無理ですが 男子は16才からでも期待できますよね。
(濱田岳さんのような俳優もいらっしゃいますが・・・出来たらもう少し)
それと
彼の涙ぐむ演技は良かったのですが
最後の号泣に関しては 演技指導が不十分な気がしました。
余談ですが
「アンナチュラル」は録画を見ちゃ消ししたのが悔やまれます。
さすがは野木亜希子さんの脚本・・・ハズレませんね。
いつもありがとうございます。
右京さんの言葉は正論で、理性的な言葉なんですよね。
そして、こういう言葉は響かない。
逆に伊丹の言葉は「こんなことしかしてやれなくて、すまんな」と言って、自分が当事者になって心の中を素直に表現しているので共感を呼びやすい。
見事なせりふだと思います。
加藤清史郎くんは変わりましたね。
エンディングテロップが出るまで、清史郎くんだとわかりませんでした(笑)
号泣シーンは、張り詰めていたものが一気に切れる最大の見せ場ですよね。
視聴者はここで号泣することが予想できているので、おっしゃるとおり、予想を上まわる芝居を見せてほしかった。
号泣前のせりふも「ありがとうございました」では当たり前すぎる。(……でも、ここは素直な当たり前のせりふの方が正解?)
「アンナチュラル」は良いみたいですね。
僕は完全に見逃していました。
「相棒」ですが
及川光博さんまでは 結構 楽しんで見ていたんですよ。
伊丹刑事のことは
亀山くんに向かって「特命課のカメ~!」と叫んでいる頃から好きでした。
さて 来季(4月から)は何を見ましょうか?
コウジさんと 偶然に同じものをチョイスしていたら嬉しいです。
「相棒」は最近ネタが尽きてきた感じがしますね。
昔はミステリーとして、「おおっ、その手があったか!」と驚かされることも多かったのですが、今は……。
プロデューサーが変わったのも影響しているのかもしれません。
4月ドラマは今のところノーチェックですが、どんな作品が出てくるか。