「……きれいな絵ね」
書店で偶然、目に入ったコミックの表紙のイラスト。
市野井雪(宮本信子)はこの絵が気に入ってコミックを購入する。
コミックはBL(ボーイズ・ラブ)の『君のことだけ見ていたい』
だが雪に抵抗はない。
「あらあら」と驚きつつも、主人公たちの恋愛をワクワクして読んでいく。
佐山うらら(芦田愛菜)は高校生。
書店でバイトしている。
うららも『君のことだけ見ていたい』の愛読者で、
この作品を通して、雪と知り合い、心を通わせるようになった。
作品は人と人を繋ぐのである。
雪は70歳を越えたおばあちゃんだが、作品を通して語り合えば女子高生のうららとも親しくなれる。
作品で繋がるふたり。
「あれがよかったよね~」
「咲良くんがいいよね~」
「ここ、せつなかったよね~」
完全にオタクの会話だ。笑
実は雪は貸本屋の漫画家さんにファンレターを書こうとしたことがあり、
実はオタクの要素を持っていた。
……………………………………………………………
そして、もうひとつのテーマであるメタモルフォーゼ(変化)。
縁側で話をしているうちに、ふたりは変化していく。
うららは漫画を描き始める。
漫画スタートセットを通販で買って始めた漫画執筆だから、そんなに上手くない。
自分の下手さに赤面しながらも、雪に励まされ、作品を最後まで描き上げ、
印刷所に入れてオフセットの印刷の同人誌にする。
すごい、変化だ!
印刷所に原稿を入れた後に漏らした言葉は──
「楽しかった……!」
そう、たとえ稚拙でも楽しいことが一番だ。
印刷所から同人誌が届いた時は包装紙を空けて、息をのむ。
これも大きな喜び!
雪にも変化が起きた。
以前は出せなかったファンレターを『君のことだけ見ていたい』の作者コメダ優 (古川琴音)に
書き、サイン会まで行って直接手渡した!
人は変われるのである。
人は繋がれるのである。
その他にも「同人誌即売会に出展した時の話」や「コメダ先生との話」とかがあるのだが、
ぜひ映画本編を御覧になって下さい!
…………………………………………………………
あとは、芦田愛菜×宮本信子の芝居合戦。
演技の上手いふたりが絡み合って、とんでもない相乗効果を生んでいる。
この作品を紹介してくれた僕の友人が「芦田愛菜が出ると作品は文学になる」と語っていたが、
確かに。
僕は今、映画『青く、痛く、脆い』と見ていて「杉咲花さん、いい役者さんだな」と思っているが、
『メタモルフォーゼの縁側』のうらら役ではない気がする。
杉咲花さんはどちらかと言うと、コミック寄りのデフォルメされた役が合っている。
2次元~人間くさい3次元。
今の役者さんはこの間のどこで芝居をするかが求められている。
コメダ優先生役の古川琴音さんは、いかにも同人誌あがりの作家さんにいそう!
特に同人誌即売会に同人誌を買いに来た時の姿は……!
どんな役にもなり切れて、役の職業の雰囲気を醸し出せる。
古川琴音さんもいい役者さんだな~。
書店で偶然、目に入ったコミックの表紙のイラスト。
市野井雪(宮本信子)はこの絵が気に入ってコミックを購入する。
コミックはBL(ボーイズ・ラブ)の『君のことだけ見ていたい』
だが雪に抵抗はない。
「あらあら」と驚きつつも、主人公たちの恋愛をワクワクして読んでいく。
佐山うらら(芦田愛菜)は高校生。
書店でバイトしている。
うららも『君のことだけ見ていたい』の愛読者で、
この作品を通して、雪と知り合い、心を通わせるようになった。
作品は人と人を繋ぐのである。
雪は70歳を越えたおばあちゃんだが、作品を通して語り合えば女子高生のうららとも親しくなれる。
作品で繋がるふたり。
「あれがよかったよね~」
「咲良くんがいいよね~」
「ここ、せつなかったよね~」
完全にオタクの会話だ。笑
実は雪は貸本屋の漫画家さんにファンレターを書こうとしたことがあり、
実はオタクの要素を持っていた。
……………………………………………………………
そして、もうひとつのテーマであるメタモルフォーゼ(変化)。
縁側で話をしているうちに、ふたりは変化していく。
うららは漫画を描き始める。
漫画スタートセットを通販で買って始めた漫画執筆だから、そんなに上手くない。
自分の下手さに赤面しながらも、雪に励まされ、作品を最後まで描き上げ、
印刷所に入れてオフセットの印刷の同人誌にする。
すごい、変化だ!
印刷所に原稿を入れた後に漏らした言葉は──
「楽しかった……!」
そう、たとえ稚拙でも楽しいことが一番だ。
印刷所から同人誌が届いた時は包装紙を空けて、息をのむ。
これも大きな喜び!
雪にも変化が起きた。
以前は出せなかったファンレターを『君のことだけ見ていたい』の作者コメダ優 (古川琴音)に
書き、サイン会まで行って直接手渡した!
人は変われるのである。
人は繋がれるのである。
その他にも「同人誌即売会に出展した時の話」や「コメダ先生との話」とかがあるのだが、
ぜひ映画本編を御覧になって下さい!
…………………………………………………………
あとは、芦田愛菜×宮本信子の芝居合戦。
演技の上手いふたりが絡み合って、とんでもない相乗効果を生んでいる。
この作品を紹介してくれた僕の友人が「芦田愛菜が出ると作品は文学になる」と語っていたが、
確かに。
僕は今、映画『青く、痛く、脆い』と見ていて「杉咲花さん、いい役者さんだな」と思っているが、
『メタモルフォーゼの縁側』のうらら役ではない気がする。
杉咲花さんはどちらかと言うと、コミック寄りのデフォルメされた役が合っている。
2次元~人間くさい3次元。
今の役者さんはこの間のどこで芝居をするかが求められている。
コメダ優先生役の古川琴音さんは、いかにも同人誌あがりの作家さんにいそう!
特に同人誌即売会に同人誌を買いに来た時の姿は……!
どんな役にもなり切れて、役の職業の雰囲気を醸し出せる。
古川琴音さんもいい役者さんだな~。
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