ゴメス、パゴス、メロンガなど懐かしい怪獣(禍威獣)が次々と登場!
さて、令和の時代に、総監修・脚本の庵野秀明は『ウルトラマン』をどう描くのだろう?
基本ラインは昭和のテレビ版『ウルトラマン』のストーリーである。
ウルトラマン誕生→メフィラス星人→人の巨大化→ゾフィ登場→ゼットンとの最後の戦い。
『シン・ウルトラマン』では、テレビ版のストーリーの裏に隠されたストーリーを描いてみせる。
『シン・ゴジラ』でもそうだったが、活躍するのは霞ヶ関の官僚たち。
ただし、今回は公安など警察系の官僚が多い。
怪獣(禍威獣)攻撃にあたっては法的根拠を常に問題にしているし、アメリカや世界の諜報機関も絡んで来る。
怪獣(禍威獣)が次々と出現するのは、使徒が不気味に襲ってくる『エヴァンゲリオン』のよう。
人の巨大化はテレビ版のメフィラス星人のエピソードで出て来るのだが(アキコ隊員が巨大化する)、『進撃の巨人』を思わせる。
当初、ウルトラマンは『銀色の巨人』と称されていた。
というわけで『シン・ウルトラマン』堪能しました!
あらゆるエンタメ要素が詰め込まれている感じ。
音楽も懐かしい。
『シン・仮面ライダー』も楽しみだ。
さて、以下はネタバレ。
『シン・ウルトラマン』を未見の方はここでストップして下さい。
………………………………………以下、ネタバレ。
物事を大きな視点で見てみると世界は違って見えて来る。
『シン・ウルトラマン』は宇宙からの視点だ。
怪獣(禍威獣)は実は宇宙人が放置した戦略生物兵器だった。
大地を掘削したり、ウランなどの核物質を探したり、威力偵察をおこなったりする生物兵器なのだ。
それが突然、目覚めてしまった。
人の巨大化は人類を生物兵器にするためのメフィラス星人の陰謀。
人類は知性を持っているので生物兵器として怪獣(禍威獣)より役に立つのだ。
そして全宇宙の宇宙人たちは、地球という星に生物兵器に転用可能な人類という生物がいることに気づいてしまった。
これからはさまざまな宇宙人が飛来して人類狩りが始まるだろう。
そうすれば宇宙の秩序が乱れる。
ゾフィはこれを阻止するために地球爆破を考える。
天体制圧用最終兵器ゼットンを起動させる。
このゾフィの動きにNOと言うウルトラマン。
ゼットン破壊のための戦いを始める。
すべてがうまく繋がりましたね。
実に見事な裏ストーリー!
テレビ版で描かれた個々のエピソードの行間を埋める作業でもある。
それは先日、最終回を迎えた『鎌倉殿の13人』も同じ。
脚本の三谷幸喜さんは『吾妻鏡』に描かれた個々の事実の行間を読み、波瀾万丈のドラマにした。
ちなみに庵野秀明さんは1960年生まれ。三谷幸喜さんは1961年生まれの同世代である。
庵野さんはテレビの「特撮」で、三谷さんは「歴史」で行間を埋める作業をしている。
さて、令和の時代に、総監修・脚本の庵野秀明は『ウルトラマン』をどう描くのだろう?
基本ラインは昭和のテレビ版『ウルトラマン』のストーリーである。
ウルトラマン誕生→メフィラス星人→人の巨大化→ゾフィ登場→ゼットンとの最後の戦い。
『シン・ウルトラマン』では、テレビ版のストーリーの裏に隠されたストーリーを描いてみせる。
『シン・ゴジラ』でもそうだったが、活躍するのは霞ヶ関の官僚たち。
ただし、今回は公安など警察系の官僚が多い。
怪獣(禍威獣)攻撃にあたっては法的根拠を常に問題にしているし、アメリカや世界の諜報機関も絡んで来る。
怪獣(禍威獣)が次々と出現するのは、使徒が不気味に襲ってくる『エヴァンゲリオン』のよう。
人の巨大化はテレビ版のメフィラス星人のエピソードで出て来るのだが(アキコ隊員が巨大化する)、『進撃の巨人』を思わせる。
当初、ウルトラマンは『銀色の巨人』と称されていた。
というわけで『シン・ウルトラマン』堪能しました!
あらゆるエンタメ要素が詰め込まれている感じ。
音楽も懐かしい。
『シン・仮面ライダー』も楽しみだ。
さて、以下はネタバレ。
『シン・ウルトラマン』を未見の方はここでストップして下さい。
………………………………………以下、ネタバレ。
物事を大きな視点で見てみると世界は違って見えて来る。
『シン・ウルトラマン』は宇宙からの視点だ。
怪獣(禍威獣)は実は宇宙人が放置した戦略生物兵器だった。
大地を掘削したり、ウランなどの核物質を探したり、威力偵察をおこなったりする生物兵器なのだ。
それが突然、目覚めてしまった。
人の巨大化は人類を生物兵器にするためのメフィラス星人の陰謀。
人類は知性を持っているので生物兵器として怪獣(禍威獣)より役に立つのだ。
そして全宇宙の宇宙人たちは、地球という星に生物兵器に転用可能な人類という生物がいることに気づいてしまった。
これからはさまざまな宇宙人が飛来して人類狩りが始まるだろう。
そうすれば宇宙の秩序が乱れる。
ゾフィはこれを阻止するために地球爆破を考える。
天体制圧用最終兵器ゼットンを起動させる。
このゾフィの動きにNOと言うウルトラマン。
ゼットン破壊のための戦いを始める。
すべてがうまく繋がりましたね。
実に見事な裏ストーリー!
テレビ版で描かれた個々のエピソードの行間を埋める作業でもある。
それは先日、最終回を迎えた『鎌倉殿の13人』も同じ。
脚本の三谷幸喜さんは『吾妻鏡』に描かれた個々の事実の行間を読み、波瀾万丈のドラマにした。
ちなみに庵野秀明さんは1960年生まれ。三谷幸喜さんは1961年生まれの同世代である。
庵野さんはテレビの「特撮」で、三谷さんは「歴史」で行間を埋める作業をしている。
痩せ型の(弱々しくも感じた)初代ウルトラマンは、そうした郷愁を誘うヒーローでした。
シンウルトラマンも痩せ型で共感を覚えました。
ただ出来れば、ウルトラマンの役にはアンガールズの田中に演じて欲しかった(笑)。
それと怪獣はレッドキングが見たかったですね。
いつもありがとうございます。
今作で気づきましたが、赤い線がない時の初代ウルトラマンって、ロズウェルの宇宙人なんですよね。
目が大きくて他の部分はシンプルで。
>シンウルトラマンも痩せ型で共感を覚えました。
そしてフォルムが美しい。
特に空を飛ぶ姿が。
「シン・ウルトラマン」でも長澤まさみさんが演じたヒロインがウルトラマンを見て「美しい」と言っていました。
怪獣といい、すべての造形デザインが秀逸なんですよね。
僕はアンガールズ田中さんには「進撃の巨人」の巨人を演じてもらいたいです。笑
Amazonプライムで無料になっていたので、見ましたよ。
(先の東京オリンピック生れの弟が、ウルトラマン世代かしら)
同じ田中でも
田中哲司さん目当てで見ましたが、結構、出番があって報われました。
阿部寛さん主演の「とんび」なんて、たった1シーンのみ!(泣)
演技が上手いのに、ちょっとだけしか出ないのね?
でも、脇役って貴重なんですよね。
数年前の「シン・ゴジラ」も見ました。
こちらは息子が勧めるので佳作だと思って見たので、純粋な動機です。
いつもありがとうございます。
僕もamazonプライムで見ました。
僕は本編以外の動機では、西島秀俊さんでしょうか。
西島さんが画面にいると、なぜかホッとするんですよね。
前季のドラマ『ユニコーンに乗って』もそうでした。
田中哲司さんも出ていましたね。
田中哲司×西島秀俊で『真犯人フラグ』を思い出しました。